人目が気になる人は

・評価を気にしすぎている

・承認欲求が強すぎる

と言われています。

 

人目が気になることに対してのアンサーは

・嫌われる勇気を持ちましょう

・誰からも好かれようと考えない

・自分がどうしたいかを考える

 

この3つはよく言われていることですね。

 

ですが、「嫌われる勇気を持ちましょう」は「人目を気にしない方法は人目を気にしないことです」と言っているように思ってしまうのは僕だけでしょうか?

 

「誰からも好かれることを考えないようにしましょう」や「自分がどうしたいかを考える」というのは正しいと思いますが、

「それができないから悩んでいるんじゃないか!」と思う人もいるのではないでしょうか。

 

人目が気になるという悩みもいくつかパターンがあり、僕は3パターンあると考えています。

 

①嫌われることが怖い

→本当は人とうまく付き合いたい

 

②役に立っているかな?という不安

→役に立っているという実感がほしい、感謝されたい

 

③バカにされているのでは?と感じる

→できる人になりたい、すごい人になりたい、他人に文句を言わせない結果がほしい

 

①の「本当は人とうまく付き合いたい」と思うのであれば、人目を気にするメリットを活かして他人から評価される3つの方法をチェックしてみてください。

 

この記事は②の役に立っているかな?という不安についてお話します。

 

①と②は似ていますが、少し違います。

 

①の嫌われることが怖いというのは、「自分には存在価値がないんじゃないか?」と心のどこかで思っている状態です。

 

存在の肯定や人格の肯定が必要なケースです。

 

②は感謝されたい、評価されたいということです。

 

これは人格に対しての肯定感はある程度満たされているけれども、もう少し評価がほしいと思っているケースです。

 

つまり、行動に対しての評価がほしい、感謝されたいということです。

 

人目が気になる悩みの中でこのケースは

・大丈夫かな?自分は役に立っているのかな?

・役立たずって思われてないかな?

 

このような不安があると言っていいでしょう。

 

自分は生きる価値がないのでは?という人格の不安はではないということです。

 

・どうすれば感謝されるのか?

・どうすれば評価されるのか?

・どうすれば貢献できていると思えるか?

 

これらが満たせれば、このケースでの人目が気になるという悩みは解決されるはずです。

 

加えて、思っていることが言えない、本音が言えないというのも悩みの1つですね。

 

職場だと自分の意見が言えないということになると思います。

 

職場であれば「自分は貢献できている」という感覚に比例して発言回数が増えていきます。

 

「こんな自分が意見を言うなんてできない」という気持ちを持っていたら発言しにくいですよね。

 

なので、職場においては貢献感に比例して意見を言えるようになると考えてください。

 

プライベートでは、相手にしてあげたことに比例して遠慮なく本音が言えると思っていいでしょう。

 

ここでは他人の評価が気になる人のために、7つの考え方をお話したいと思います。

 

人目が気になるのを克服するのに嫌われる勇気は必要?

人目が気になるのを克服するのに嫌われる勇気は本当に必要でしょうか?

 

「嫌われる勇気を持ちましょう」とよく言われていますが、なくても人目が気になるのを克服することはできると僕は考えています。

 

正確に言うと、嫌われる勇気を持って人目が気になるのを克服するのではなく、人目が気にならなくなってから嫌われても仕方ないなと思えるようになるのです。

 

そもそも他人から嫌われたい人っていますかね?僕はいないと思います。

 

他人の評価が気になるのは悪いことではないではないのです。

 

人目が気になるのを克服する考え方①

他人の評価が気になっていることが悪いことだと考えない

 

人目が気になるなら自己評価の比重を上げる

人目が気になる人は他人の評価ばかりを気にしていると言われていますが、仕方ないことです。

 

他人の評価を最優先に考える必要はありませんが、他人の評価が気になることは自然なことです。

 

しかしながら、他人の評価や感謝されることはコントロールできませんね。

 

他人の評価や感謝されることは他人次第なので、自分が頑張ったからといって必ず評価されるとは限りません。

 

コントロールできないことばかりを考えると、悩みますね。

 

どうすればいいのかと言うと、他人が評価してくれることを望むことと自己評価のバランスを考えればいいのです。

 

実際に他人が評価してくれることも大事ですし、自分自身の評価をすることも大事です。

 

自分の評価が全部で100%だとして、その評価の80%が他人の評価で20%が自己評価だとしたら、自信が持てないです。

 

コントロールできないことが80%だから、他人の評価が低くなったら自信もなくなります。

 

この自信の持ち方はリスクが高いです。

 

まずは「自分の全評価=他人の評価が50%+自己評価が50%」になることを目指せればいいと思います。

 

それが難しい場合は今よりも自己評価を大事にできれば不安が軽くなるはずです。

 

自己評価を自己満足と切り捨てると不安になり、ますます人目が気になります。

 

だから、これからは自己評価の比重を上げていきましょう。

 

人目が気になるのを克服する考え方②

他人の評価と自己評価のバランスを考える

 

人目が気になる=罪悪感と疎外感

人目が気になるという状態で抱えている感情は罪悪感と疎外感です。

 

もちろん、「バカにされているんじゃないか?」と思うことも人目が気になることですが、このケースの場合は罪悪感と疎外感です。

 

・何も悪いことをいていないのに申し訳ないという気持ちになる(萎縮する)

・仲間はずれな気がする

このような気持ちです。

 

では、その罪悪感と疎外感からどうすれば解放されるのかをお話したいと思います。

 

人目が気になるのは人の機嫌の悪さを自分の責任だと思っている

人目が気になる人は誰かの機嫌が悪いと、「怒らせちゃったかな?」考えてしまうクセがあります。

 

確かに誰かの機嫌の悪さはその場の雰囲気が悪くなり、気まずい空気になると思います。

 

その機嫌が悪い人が上司だったら、冷え切った空気になるでしょう。

 

そして、その原因が自分にあったら、罪悪感を感じてしまいますね。

 

自分の行動が原因で誰かを怒らせてしまって、その結果として人目が気になる状態になったらどういう考え方を持てばいいでしょうか?

 

それは仕事の責任と他人の機嫌の良い悪いは切り離すことです。

 

仕事の責任は持つけれども、他人の気持ちの責任までは持たないという意味です。

 

これは人の気持ちを考えなくていいとか開き直るということではありません。

 

その人がどう感じているのかを考える必要はありますが、気持ちの回復はその人次第なので「ごめんなさい」とか「申し訳ありません」と言うしかないのです。

 

それよりも、罪悪感を引きずって萎縮して新たなミスやトラブルなどの二次災害になることのほうが問題です。

 

そして、2つの考え方を持つことで、仕事の責任と他人の機嫌の良い悪いは切り離す考え方を持ちやすくなります。

 

・「悪い」という考え方を持たない

・人格と行動を分けて考える

この2つです。

 

人目が気になるのを克服する考え方③

仕事の責任と他人の機嫌の良い悪いは切り離す

 

「悪い」という考え方を持たない

悪いという言葉を絶対に使ってはいけないということではありませんが、「悪い」という言葉を使えば使うほど苦しくなります。

 

自分が悪いんだと考えれば罪悪感を引きずり、萎縮してしまいます。

相手が悪いと考えれば敵対心を持ち、相手にムカついてしまいます。

 

問題が発生したり、空気が重くなったら、普通に考えればその状態は「悪い」状態かもしれません。

 

ですが、「悪い」の後に続く言葉は「誰がやったの?誰が悪いの?」などですね。

 

他人に対して「悪い」という言葉の使用禁止はできませんが、少なくても自分はなるべく使わないようにしましょう。

 

その問題が悪いとか誰が悪いではなく、「この問題に対して、こういう解決策が必要だ」とだけ考えましょう。

 

「悪い」という言葉を使えば使うほど罪悪感が重くなっていきます。

 

仕事も人間関係も恋愛も勉強も「すべての責任は自分にある」と考えられる人がうまくいきますが、責任を持つとは自分が悪者になることではありません。

 

問題が起きたときに「私が悪いんです」と思うのではなく、解決策を考えることや実行する責任があるのです。

 

もちろん、謝罪が必要なときは謝るべきですが、「私が悪い」と考えるとやる気がなくなりますよね?

 

開き直らず反省せずということがベストだと思います。

 

「自分が悪い」と考えると、どうすべきかを考えようと思えなくなります。

 

人格と行動を分けて考える

人格とは自分の存在そのもので、行動はやり方や手順だと思ってください。

 

「自分という存在そのものが悪いのではなく、やり方や手順を間違えたんだ」と考えればいいのです。

 

たとえば、仕事でミスをしてしまって上司がカンカンに怒っていたとしましょう。

 

その場合は自分が原因で上司が怒っているのではなく、やり方や手順が上司が怒っている原因だということです。

 

相手が感情的になっていたとしても、「君の人格を攻撃するつもりはない」という考えを持っている人もいます。

 

もちろん、人格に対して攻撃をするような言い方をする人もいます。

 

そういう人は責任を取らせることよりも、罪悪感や疎外感を与えることが目的になっている人です。

 

そういう悪意を感じたら、なおさら反省する必要はありません。

 

嫌われたときは、人格と結果を分けて考えましょう。嫌われた=自分が悪いではありません。

 

人目が気になるのは評価してくれる人の存在を忘れている

人目が気になる人は悪いことばかりにフォーカスしていると言えます。

 

人間関係であれば、自分のことを悪く言う人を意識しすぎています。

 

自分のことを悪く言われたら、誰でも気になりますね。

 

ですが、自分のことを評価している人もいるはずです。

 

そういう人がいることを忘れてしまっているだけなのではないでしょうか。

 

自分を評価してくれる人の存在をより強く意識するために3つ意識してほしいことがあります。

 

・「ありがとう」と言ってくれた人

・何かをしてくれた人

・自分のナイスプレー

この3つです。

 

人目が気になるのを克服する考え方④

自分を評価してくれている人の存在を意識する

 

「ありがとう」と言ってくれた人を忘れていませんか?

悪いことばかりにフォーカスするようになると、せっかく誰かが「ありがとう」という言葉を言ってくれているのを忘れてしまいます。

 

「ありがとう」という言葉を言ったということは、あなたの行動が評価されたということです。

 

試しに一週間「ありがとう」と言われた回数を数えてみましょう。

 

「ありがとう」と言われるイメージが持てない人は「ありがとう」と言われるようなことを意識してやってみるといいと思います。

 

仮に言われなかったとしても、落ち込む必要はありません。

 

そういうときは「たぶん心の中でありがとう」と言ってくれていると思って、それもカウントしましょう。

 

自分に何かしてくれた人を忘れてませんか?

自分に何かをしてくれた人も意識しましょう。

 

どんな小さなことでも何かをしてくれるということは、嫌われていない証拠です。

 

・ちょっとした行為

・ちょっとした発言

 

実際に何かをしてくれていたり、ほめられていても聞き流してしまったら、何もなかったのと同じになってしまいます。

 

人目が気になるなら人の行為や発言に注目してみましょう。

 

ただし、「悪口なのでは?」という歪んだメガネで見るのではなく、フラットに見ましょう。

 

「悪い」という解釈をしないで意識するということです。

 

もちろん、無理にポジティブな解釈をする必要はありません。できるだけニュートラルな解釈をしてみましょう。

 

すると、「もしかして今ほめてくれたのかな?」と気づけるようになるでしょう。

 

自分のナイスプレーを忘れていませんか?

自分のナイスプレーを意識することは他人に感謝を強要することではありません。

 

「よし!今のナイスプレー!」と思うだけでOKです。

 

②の「他人の評価と自己評価のバランスを考える」のところで自己評価を自己満足と切り捨てないようにしましょうとお伝えしました。

 

自分が当たり前のようにやっていることでも、誰かの助けになっていることもあります。

 

それが職場であれば実際は貢献しているのに、自分では貢献していないと思ってしまっている人もいるのではないでしょうか。

 

実際は必要とされているのに、「必要とされていないのかな?」と感じてしまっているということです。

 

そういう人は自己評価が低いと言えますが、その自己評価を上げるためには自分のナイスプレーに気づかなければいけません。

 

それでも、思いつかないという場合は小さなことでもいいからナイスプレーを意識してみてください。

 

グレートじゃなくてナイスプレーでいいんです。

 

感動させることはすばらしいですが、「ちょっとうれしい」と思ってもらうことにも価値はあります。

 

 人目が気になるのは手を抜いていると思っているから

人目が気になる原因の1つに「まだ頑張れる余地の残している」という気持ちを抱えていることが言えます。

 

悪く言えば手を抜いてしまっているという自覚があるということです。

 

もちろん、あなたが仕事をさぼっているわけではないと思います。

 

力の入れどころと力の抜きどころもあるでしょう。常に120%で頑張る必要もありません。

 

「自分はやれることをすべてやったぞ」と思えれば、他人の評価が気になるという気持ちも軽くなるのではないでしょうか。

 

結果が失敗に終わっても「最善を尽くしたのだから仕方ない」と思えるぐらい頑張れば、他人の目を気にする必要はありません。

 

そのためにも全力でやるべきことをやりましょう。

 

人目が気になるのを克服する考え方⑤

最善を尽くし、全力で取り組む

 

人目が気になるなら相手が求めているものが何かを考えよう

人目が気になる人は自分がどう思われるかばかりを考えていると言われています。

 

確かにまちがってないと思いますが、説教されてもやる気になれないじゃないですか。

 

それに他人はあなたが思っているほど関心がないと言われても、他人の評価が気になるのは仕方ないです。

 

自分自身のことが気になることは悪いことではありません。

 

余裕が持てたら、心の余裕に応じて相手のことを考えていけばいいだけです。

 

そのために、相手が何を望んでいるのかを考えてみましょう。

 

相手が上司だとしたら

・ラクをさせてほしい

・リスペクトしてほしい

 

この2つは言葉で伝えなくても思っていることです。

 

④の「評価してくれている人の存在を意識する」の3番目でナイスプレーを意識しましょうとお伝えしました。

 

ナイスプレーは具体的な行動です。

 

「ラクをさせてほしい」と「リスペクトしてほしい」の2つのうち具体的な行動は「ラクをさせてほしい」のほうですね。

 

・この人がラクになるためには何をすればいいのか?

・この人がやりやすく仕事をするためには何をすればいいのか?

これらを考えることです。

 

ナイスプレーは大きなことではなく、小さなことでいいのです。

 

その小さなナイスプレーが信頼につながっていきます。

 

では、そのナイスプレーの具体例を3つお話したいと思います。

 

人目が気になるのを克服する考え方⑥

相手が何を求めているかを考える

 

ものや作業に気配りをするイメージを持つ

「ものや作業に気配りって人じゃないじゃな~い!!」と思う人もいるでしょう。

 

でも、これには2つ理由があります。

 

・ものや作業に気配りするイメージを持つことで結果として誰かが助かる

・対人の気配りにハードルの高さを感じるなら、ものを大切に扱うことから始める

 

たとえば資料作りであれば、「もし資料が感情を持っていたら?」という考えを持ってみることです。

 

道具であれば「感情を持った生き物だったら?」と考えることです。

 

「えっ何?宗教ですか?」と言われてしまいそうですが、ものにも感情があると考えると大切に扱おうという気持ちになれるじゃないですか。

 

つまり資料であれば、読みやすく作ろうという気持ちになれるということです。

 

道具であれば次の人が使いやすいようにセットすると考えるようになりますね。

 

対人での恐怖があるなら、ものに対しての気配りから始めてみましょう。いいリハビリになるはずです。

 

自己主張以外でこだわりたいことを作る

ここで言うこだわりは作業のやり方です。自己主張するときにこだわりを話すことは悪いことではありません。

 

ですが、「自分はやるべきことをちゃんとやっている」と思えないと、自己主張に心理的なハードルを感じてしまいます。

 

最初からすべての作業にこだわりを持つ必要はありません。できる範囲でOKです。

 

こだわりを持つことで、その作業が自分の得意な作業になります。

 

すると、あの人は◯◯が得意という評価をもらえることになり、○○はあの人に頼めばいいと認識してもらえるでしょう。

 

もっと得意な人のアドバイスは聞き入れる前提ですが、「このやり方は自分のオリジナルだ」と言えるものを持ってもいいと思います。

 

他人が苦手なことや面倒だと思っていることを引き受ける

「あなたが必要です」と思ってもらう方法の1つに、その人が苦手なことや面倒だと思っていることをやってあげることが挙げられます。

 

もちろんやりたくないことを無理してやりましょうということではありません。

 

自己犠牲は長続きしないので、自分ができる範囲内でOKです。

 

「あなたが必要です」と思ってもらうために、

・あの人は何が苦手だろうか?

・面倒だと思っていることは何だろうか?

ということを考えてみましょう。

 

そして、それを可能な範囲で引き受けましょう。

 

人目が気になるのは本音を言わないから

人目が気になる人の悩みに本音を言えないことや意見を言えないという悩みがありますね。

 

これまで、

・自分の考え方を変えるためにどういう考え方を持てばいいのか

・「貢献している」という感覚を持つために何をしたらいいか

 

ということをお伝えしてきました。

 

そして「本音を言う」というのは人目が気になるという悩みから卒業するための最終段階と言っていいでしょう。

 

「嫌われることを恐れずに本音を言いましょう」的な言葉を一度は聞いたことがあると思います。

 

その考えは間違っていません。ただし、注意点があります。

 

それは相手を理解することも必要だということです。

 

人目を気にしやすい人の特徴で承認欲求が強すぎるというのがあります。

 

承認欲求が強すぎることを悪い言い方をすると、

「私のこと嫌うあなたが許せない。私もあなたを嫌いになりあますよ。あなたのことを嫌いになるけど、あなたは私を嫌いにならないでね。」という気持ちです。

 

承認欲求が強すぎることは相手を理解していないことでもあります。

 

でも、自分のことを肯定できなければ他人を理解するのは難しいですよね?

 

これまで6つの考え方をお伝えしましたが、①~⑤までの考え方を持って行動すれば、自分の行動や考え方を肯定できるはずです。

 

自分のことを肯定する感覚を自己肯定感といいますが、自己肯定感が高い状態で相手のことを考えると思いやりや奉仕になります。

 

低い状態で相手のことを考えると人目を気にすることや自己犠牲になります。

 

自分のことを肯定すれば、相手を理解し、やってあげようという気持ちが持てるようになります。

 

相手を理解するためには、思っていることを言ったほうがいいです。

 

なぜなら本音を言わないことは相手を信用していないことになるということになるからです。

 

信用できない相手を理解するのは難しいですよね?

 

「これは仕事だから」と割り切れば不可能なことではありませんが、誰にも心を開けないというのをあなたは望んでいないはずです。

 

そして、本音を言わないと精神的な距離を感じ、ますます「自分はどう思われているのか?」を考えてしまいます。

 

本音を言わないから人目が気になるのです。

 

人目が気になるのを克服する考え方⑦

本音を言わないから人目が気になる

 

人間関係を勝ち負けで考えない

本音を伝えることが怖いのは相手への理解度が低くて「これを言ったら嫌われるかもしれない」と思うからです。

 

相手を認めながら本音を言えばいいのです。

 

ではどういう伝え方がいいのでしょうか?「私はこう考えるのですが、そういう考えもいいですね」という伝え方でOKです。

 

「あなたの考えは正しいですけど、私の考えも聞いてくださいね」という気持ちで相手と話しましょう。

 

間違った発言の方法は「どちらの意見が正しいか?」という考え方を持つことです。

 

「私が正しい!」

「いいや!私のほうが正しい!」

こういう戦いになってしまいます。

 

これは人間関係を勝ち負けで考えているからです。

 

相手のほうが正しいと認めると、どうしても劣等感というおまけが付いてきます。

 

その劣等感がイヤで自分から発言しない人もいるのではないでしょうか。

 

不快な想いをしてまで発言する理由はないと考えてしまいがちです。ですが、不快な気持ちになるのは勝ち負けで考えているからです。

 

自分を肯定できれば、相手も正しいと考えても負けた気持ちにはなりにくいです。

 

勝ち負けではないと考えれば、発言もしやすくなりますよ。

 

本音を言わないのは演じること

本音で伝えると「この人本気だな」と相手が思います。

 

その結果としてワガママだなと思われる可能性もありますし、本音で話してくれたと受け取ってくれる可能性もあります。

 

相手によりけりといったところです。

 

②で他人の評価と自己評価のバランスを考えましょうとお伝えしました。

 

この考え方を本音を言うことに当てはめると、「嫌われるよりは好かれたほうがいいが、いい人だと思われるのは結果であって目的ではない」ということが言えます。

 

いい人だと思われることといい人を演じることは違います。

 

好かれたほうがいいですが、いい人だと思われることを目的にするとツライです。

 

自分のことをちゃんと肯定できれば自分から離れていく人がいても仕方ないかと思えるようになります。

 

本来の自分ではないキャラを演じ続けるよりも、離れていく人がいるほうがラクなのではないでしょうか。

 

本音を言わないほうが嫌われる

「どうせ理解してくれないだろう」と他人を遠ざけると余計に人目が気になります。

 

相手との距離が近くなれば自分の影響力が届くようになります。

 

他人を遠ざける→影響力がなくなる→どう思われているか不安という悪循環を生んでしまいます。

 

距離感は本音を言うことに比例して近くなります。他人との距離感は本音をどれだけ言うかで調節しましょう。

 

その中で適度な距離感を探してみるのがいいと思います。

 

逆に距離を置きたい場合はなるべく本音を言わないことです。その代わりその人に与える影響力は小さくなってしまいますが・・・

 

でも相手のことを理解しようとして全員から嫌われるということはないです。

 

全員から好かれることはありませんが、全員から嫌われるということもありません。

 

距離を置きたいなと思っている相手には、いろいろ伝える必要はありません。

 

本音を言ったほうがいいですが、嫌いな相手にまで言う必要はありません。距離を置くのもいいでしょう。

 

ですが、そうではない相手にはちゃんと本音を伝えましょう。

 

相手もバカではないので、あなたが本音を言っていないことぐらい気づくはずです。

 

本音を言っていないことに相手が気づくと、

・自分には心を開いてくれない

・信用されていない

・よそよそしく感じる

 

という不信感を生みます。

 

本音を言わないほうが嫌われるのです。

 

本音を言うことで得られるものを考える

人目が気になる状態は他人に恐怖を感じています。恐怖を乗り越えるためには勇気が必要です。

 

では勇気はどうすれば持てるのでしょうか?

 

恐怖を乗り越えたら何が得られるのかを考えると勇気が持てます。

 

それをやることで得られるメリットです。そのメリットが恐怖より大きければ、「やってみよう!」と思えるようになります。

 

デメリットを回避でもオーケーです。

 

やらないことでのデメリットが恐怖より大きければ「あまり気のりしないけど、やってみよう!」と思えるようになります。

 

たとえば、

・言いにくいけど、これを言ったらスッキリする

・できないことを「できない」と言ったら面倒な仕事を押し付けられないで済む

・苦手な人との会話を増やせば免疫がついて「仕事に行くのがイヤ」と思う気持ちがなくなるかもしれないetc

 

このように恐怖を乗り越えた先のメリットを具体的にイメージしましょう。

 

ここでのポイントは自分が心からそう思っているか?ということです。

 

自分にとってメリットが小さいと恐怖が勝ってしまいます。

 

その場合はメリットをより具体的にイメージする必要があります。

 

メリットをあまり感じないのなら乗り越えなくてもいい恐怖かもしれません。

 

意見を言うことに関しては、その人とあまり仲良くならなくていいというのが本音ということになります。

 

メリットがあるのはわかるけど、やっぱり恐怖があって行動できない、嫌われるのが怖いという場合に足りないのは自己肯定感です。

 

自己肯定感を高めることで嫌われても仕方ないと思えるようになり、本音で話せるようになります。

 

職場での怖いという感情は「自分はこの部分で貢献できている」という部分を見つけることで小さくなります。

 

職場で恐怖を感じている人は貢献度が低いと自分で思っています。

 

今できていること、貢献できている部分にフォーカスすることで恐怖は小さくなり、意見を言いやすくなります。

 

まとめ

お話してきた7つの考え方は7つのステップだと思って頂いても構いません。

 

①→②→③の順番にその考え方を持つようにしていけば、人目が気になるという悩みから解放されていきます。

 

①から④は自己を見つめる作業です。内省と言っていいでしょう。今の自分を受け入れて、自己評価を大事にする。

 

それから自分を苦しめる罪悪感や疎外感を取り除いていく。そして、現状では「この部分は貢献できているな」ということに気づく作業です。

 

⑤から⑦は他人との接し方を考えることです。まず、自分ができることを最大限に頑張る。そして相手を理解する。

 

その状態を作ることが自分の意見や本音を言いやすくするために必要な状況づくりと言っていいでしょう。

 

それから自分の気持ちを伝えていくようにすれば、人目が気になって言いたいことが言えないという悩みから解放されます。

 

時間はかかると思いますが、⑤あたりでかなり自己開示しやすくなると思います。

 

⑦までいったら、コミュニケーションに対する苦手意識はなくなるはずです。

 

・Step1人目が気になることを受け入れる

→①他人の評価が気になっていることが悪いことだと考えない

 

・Step2自己評価を大切にする

→②他人の評価と自己評価のバランスを考える

 

・Step3罪悪感や疎外感から解放される考え方を持つ

→③仕事の責任と他人の機嫌の良い悪いは切り離す

 

・Step4現時点での貢献感を最大限に感じる

→④評価してくれている人の存在を意識する

 

・Step5貢献できることを増やしていく

→⑤最善を尽くし、全力で取り組む

 

・Step6相手を理解する

→⑥相手が何を求めているかを考える

 

・Step7相手を理解しながら本音を言う

→⑦本音を言わないから人目が気になる

 

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