この記事は以下のような人のために書きました。

  • 気の強い部下や後輩に悩んでいる人
  • パート、アルバイトに指示が出せないと悩んでいる社員の人
  • 年上の部下、後輩を持つ人で、言いたいことが言えない人
  • リーダー向きじゃないのにリーダー役になってしまった人

 

自分のほうが年上なのに噛みつかれる・・・

人間関係の悩みはいろいろありますが、その1つに自己主張が苦手で自分の意見が言えないという悩みがありますね。

 

自己主張が苦手で自分の意見が言えないと悩む人は内向的な人が悩むことが多いのではないでしょうか。

 

年下や立場が下の人にあれこれ言われるとしたら、年上の人にはもっとキツイ口調で言われてしまう・・・

そういうことで悩むこともあるでしょう。

 

何も言い返せない自分は情けないし無能だと思ってしまう。

自分は価値のない人間なんじゃないのか?そう思えてくることもあるでしょう。

自己主張するためには自信を持ちましょうとよく言われますが、「その自信が持てないから困ってるんじゃないか!」と思う人もいると思います。

 

自信に関してですが、自分の意見を言わないことが問題なのではなく、そのことを気にして自信がなくなっていくことが問題です。

 

意見がないのに無理に言う必要はないのです。

言わないのは問題はなく、言えないことは問題です。

 

「自分の意見が言えてないな」と悩んで、自分って情けないなと思うことで、ますます自己主張に苦手意識を持ってしまいます。

 

自己主張が苦手であることを克服するのは性格を変えるイメージを持ってしまいますが、性格ではなく考え方を変えるトレーニングと言っていいでしょう。

 

内向的な人の「自己主張が苦手」というのを克服するための対処法は3つあります。

  1. 年下でも対等な立場だと考える
  2. 聞き役になる
  3. リスペクトする姿勢で接する

この3つです。具体的に見ていきましょう。

 

参考:人目を気にしない自信を作る3ステップ

 

自己主張が苦手なら相手が年下でも対等な立場で考える

自己主張に苦手意識があると「なめられてはいけない」と考え、「相手が年下だと場を仕切らないとダメだ」と必死になってしまうことがあると思います。

 

僕が飲食店で働いているとき、「お前は社員なんだから、もっとバイトに指示を出さないとダメだ」とよく言われていました。

 

この考え方は間違っていませんが、人によってスタイルが違うことを忘れてはいけません。

 

たとえばあなたが入社2年目で後輩が入社してきたとしましょう。「後輩ができたから頼れる先輩にならないと」と考えると思います。

 

僕は上司に「しっかりしないと、後輩に追い抜かれるぞ」と言われたことがあります。

 

もちろん後輩に頼れる存在でいないといけないと考えて上手くいく人もいると思います。

ですが、自己主張が苦手な内向的な人には向かない考えです。

 

仮に後輩が気の強い人だったら自分にないキャラを演じなくてはいけません。

 

僕らには「黙ってオレについてこい!」という振る舞いは無理です。

 

相手が部下や後輩であっても年下であっても対等な立場として考えたほうが気持ちはラクです。

 

自己主張に苦手意識がある人は人の上に立とうとすると失敗します。

僕らに向いている役割は相手と対等な立場として考えて意見を聞くことです。

 

そんな考えだとなめられるのではないか?という心配もあると思いますが、バカにされないように必死になるほうがなめられます。

 

だから自分に意見を言ってくる人がいても自分は頼りないとか情けないとか思う必要はありません。

 

イメージはワンピースの麦わらの一味です。

クルーはルフィーに遠慮なく意見を言っていて対等な関係です。

 

しっかり者でないからといって嫌われることはありません。

むしろ偉そうにする人のほうが嫌われると思いませんか?

 

自分より優秀な部下や後輩がいていい

ワンピースの話をしましょう。

ナミは船長のルフィーより航路に詳しいですし、船のメンテナスはフランキーが誰よりも詳しいです。

 

船長のルフィーができないことができるクルーがいても、麦わらの一味の人間関係は良好です。

 

自分が苦手とすることを得意な後輩や部下がいると、「先輩の自分の立場がないじゃん」と思うこともあるでしょう。

 

自分は年上だから、先輩だから頼れる存在でなければならないと考えるから苦しくなります。

 

自分のメンツを気にしすぎるから仕事がやりづらくなるのです。

 

上司に「お前が先輩なのに」と言われることもあると思いますが、僕らは人の上に立とうとしないほうがうまくいきます。

 

アドバイスは素直に聞き入れたほうがいいですが、この場合は上司の意見より自分のスタイルのほうが大事です。

 

得意なものを1つ作ろう!

自分より優秀な部下や後輩がいいですが、何もかもできないとなると、自己主張だけでなく、仕事に支障が出てしまいます。

 

苦手なことはあってもいいですが、得意なものを1つ作りましょう。

 

「これなら自分にまかせて!」と言えるものが1つでもあれば、意見を言いやすくなります。

もちろん、何でもできるスーパーマンになる必要はありませんよ。

 

自己主張が苦手なら聞き役になる

自己主張に苦手意識があるなら、意見をいうことよりも聞き役になることをオススメします。

 

社員が2~3名で残りはパート・アルバイトという職場もありますが、自分が社員だからという理由で必ずしも指示を出す必要はありあせん。

 

「自分が一番先輩だから指示出さないと」と無理する必要もありません。

 

やるべきことが見えていない人や作業のダンドリがわかっていない人には指示を出す必要はあります。

 

ですが、やるべきことがわかっている人には、そもそも指示を出す必要はないのです。

 

特にお局キャラのパートさんやベテランさんには無理して指示しなくてもいいです。

 

それよりも聞き役になったほうがうまくいきます。

 

コミュニケーション能力は話すことだけではない!

自己主張が苦手だと悩む人は職場に自分より活発な人が多く、その人たちと比べて口数が少ない自分はコミュニケーション能力が低いと思い込んでしまいます。

 

コミュニケーション能力とは話すことだけでなく、聞くこともコミュニケーション能力です。

 

コミュニケーションとは単に話すとか聞くといったことだけでなく、察することや理解することも含まれます。

 

自分はどうしたいのかを適切に言語化することも自己対話という名のコミュニケーション能力です。

 

自己主張に苦手意識があると、コミュニケーション能力が低いと思い込んでしまいます。

 

コミュニケーション能力が低いと言ってくる人もいるでしょう。

 

自分の意見を言わない=コミュニケーション能力が低いという考え方は、コミュニケーションは言葉だけという考え方です。

 

もちろん言葉によるコミュニケーションもありますが、察して動くこともコミュニケーション能力に含まれます。

 

「あの人は◯◯だから自分の役割は△△だ」という考え方です。

 

自分のまわりに積極的に意見を言ってくる人が多いなら、聞き役になればいいのです。

 

どっちのほうがやりやすいですか?これどう思いますか?等の質問をすれば「私は◯◯がいいと思います。」と返ってくると思います。

 

そういう意見があれば「◯◯さんはそう思うんですね。じゃあそうしましょう。」という感じでいいのです。

 

自分が社員で相手はパート・アルバイトだからとか、自分が先輩だからといって無理に仕切る必要はありません。

 

ただし、聞き役になることの注意点が2つあります。

 

①新人さんに意見を求めても意味はない

→当たり前のことではありますが、まだ仕事を理解していない新人さんに意見を聞くより、ベテランからの意見を聞いたほうがいいでしょう。

 

②何でもイエスと言わない

→意見がないならないでOKですが、何でもイエスじゃないのにイエスと言うのは問題です。自分にとって「これはダメだ」と思うことにはNOと言いましょう。

 

この2つだけを注意して、相手の意見を聞けば問題ありません。

 

あなたがパート・アルバイトと働く社員という立場ならベテランのパートさんとよく話したほうがいいでしょう。

 

自分よりもそのことが得意な後輩や部下がいるなら、その人に得意なことを任せましょう

 

その人を部下ではなく、パートナーとして考え、意見を聞くのです。この考え方は新卒で入社した会社で年上の中途入社の人と接するときも同じです。

 

対等な立場だと考えれば、年上の部下がいても仕事がやりにくいということはありません。

 

リーダー=指示を出してコントロールする人ではない!

みんなはどんなやり方がやりやすいのか?と考え意見を聞くこと、相手を理解することを心がけ、サポートするイメージを持つことが大切です。

 

その仕事で主要な戦力になる人に意見を聞いて、「この人達が仕事がしやすいやり方を考えよう」とサポートするスタイルのリーダーシップもあります。

 

そういうスタイルのリーダーシップをサーバント・リーダーシップといいます。

 

あなたが今リーダーでなくても後輩がいるなら後輩のサポートをしてあげるイメージを持ちましょう。

そのほうがお手本になろうとするより自分の長所が活かせるはずです。

 

このスタイルのリーダーシップのメリットは、相手が意見を言いやすいことです。

 

上司や先輩に意見が言いやすいのと言いにくいのでは、どちらが仕事しやすいでしょうか?

 

自分の意見を言えないことを短所ではありません。自分には遠慮なく意見を言ってくれていることは長所なのです。

 

それを「年下に使われている情けない自分」と短所だと考えれば、自信がなくなり自己主張がますますできなくなります。

 

自分は「年下の人が仕事しやすい空気を作れる人だ」と長所として考えれば、自己主張できるようになります。

 

意見を言わないことよりも自信をなくして相手に遠慮してしまうことが問題なのです。

 

 

自己主張が苦手なら相手をリスペクトする

自己主張が苦手な人は「この場をコントロールしないとダメだ」と焦ってしまいます。

ですが、コントロールはしなくていいのです。

 

ものすごい問題児がいるとか、軍隊の指揮をとるのであれば別ですが、普通の仕事では無理してコントロールする必要はありません。

 

必要なのはコントロールではなく、状況把握と相手へのリスペクトです。

  • 今の状況でやるべきことは何か?
  • この仕事は誰が一番得意なのか?

必要なのはこの2つです。

 

相手がどんな立場でもリスペクトする姿勢を持とう!

病院では新米ドクターがベテランナースになめられるという話を聞いたことがあります。

 

この話を聞いて新卒で入社した22~23歳の新入社員がベテランのパート・アルバイトになめられるのに似ているなと思いました。

 

なめられないように必死に頑張ると、空回りして余計なめられます。ましてや自己主張が苦手ならなおさらです。

 

自分がわからないことがあれば、教わる姿勢で仕事をしましょう。相手がどんな人であったとしてもリスペクトの気持ちを持ちましょう。

 

僕が飲食店で働いていたとき、入社して退職までパート・アルバイトの人と話すときは敬語でした。

 

自分が仕事を教える立場になっても相手が年下であったとしてもずっと敬語でした。

 

「お前なんでバイトに敬語使ってんの?」と言ってくる上司もいましたが、退職まで敬語で話し続けました。

 

僕らは今さら「黙ってついてこい!」というやり方に変えるのは無理です。

 

これは自分の性格を変えることだと言っていいでしょう。

くり返しになりますが、性格ではなく考え方を変える必要があるのです。

 

人の上に立とうとする無理なキャラ変更や性格を変えることよりも自分の特性を活かしたほうがうまくいきます。

 

リスペクトする気持ちを持てば上手に人間関係を築くことができます。お互いに理解し合えたなら自己主張もできるようになります。

 

相手をリスペクトすることが正しい自己主張

自己主張という言葉からは、どうしても相手をコントロールするイメージをもってしまいがちです。

 

ですが、「いいからオレの言うことを聞けよ!」と言ってくる上司からの指示を気持ちよく聞けるでしょうか?

 

恐らくイヤな感情になるのではないでしょうか。

 

「仕事だから、やれと言われればやるけどさ・・・でもあの言い方はちょっとね・・・」と思うでしょう。

 

指示を受けるときにイヤだと感じるのであれば、あなたが指示を出すときもこの考え方がダメであるということです。

 

指示ではなく、お願いするというイメージのほうがいいでしょう。

これはペコペコしたり、遠慮しろということではありません。

 

自分から何か意見を言うときは相手をリスペクトすることが重要だということです。

 

I’m OK!  You’re OK!

「私も正しいあなたも正しい」という言葉があります。この考え方は自己主張するときに必要な考え方です。

 

相手をコントロールしようとするのは人間関係を勝ち負けで考えているということです。

 

どちらの意見のほうが正しいかを証明するための自己主張になります。

そうすると、

「私が正しい」

「いいや私が正しいんだ!」

「間違っているのはあなたでしょ?」

といったように不毛な意見の言い合いになります。

 

なぜ自己主張しても相手が聞き入れてくれないかというと、相手を否定する考え方を持っているからです。

 

相手の意見を無視した自己主張はむしろマイナスになるのです。

 

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まとめ

・自分の意見を言わないことが問題なのではなく、そのことを気にして自信がなくなっていくことが問題

 

①年下でも対等な立場だと考える

  • 自分が苦手とすることを得意とする部下や後輩がいてもいい
  • 得意なことを1つでも作れば自己主張しやすくなる

 

②聞き役になる

  • コミュニケーション能力は話すことだけではない
  • 観察力から「あの人は◯◯だから自分の役割は△△だ」という考え方を持てる
  • 察することもコミュニケーション能力に含まれる
  • 自分はコミュニケーション能力が低いと思わなくていい

 

③リスペクトする姿勢で接する

  • 必要なのはコントロールではなく、状況把握と相手へのリスペクト
  • 相手をリスペクトすることが正しい自己主張
  • I’m OK! You’re OK!の考え方を持つ
  • 人間関係を勝ち負けで考えない
  • どちらの意見のほうが正しいかという自己主張は不毛な戦いになる

 

自分の意見を言えないことが短所だと考えているかもしれませんね。

もちろん、必要な自己主張はしたほうがいいでしょう。

 

ですが、あまり意見を言わないことを短所だと考えると、気づけない長所があります。

 

相手の意見を聞けることは長所です。

自分の意見をあまり言わない短所と相手の意見を聞ける長所は表裏一体です。

 

自分を否定するのはやめにしましょう。

自分の短所に嘆くのではなく、自分の長所を伸ばすことを考えましょう。

 

コミュニケーションが苦手な人が自信を持って話すには◯◯するだけ!

 

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