新卒で入社したときに、メンタルがやられる危険が最も高いのが上司の説教です。

僕は上司に2回ビンタされたことがあります。今そんなことしたら、パワハラですよね?

 

ビンタまではいかなくても、人格否定やネチネチした説教で悩む人もいると思います。そんなときどうすればいいでしょうか?

 

心のダメージを軽減する3つのこと

 

仕事で抱える心のダメージのほとんどが劣等感と罪悪感です。あなたの心のダメージは劣等感でしょうか?それとも罪悪感でしょうか?

 

まずは自分の心のダメージの内訳を考えましょう。

たとえば劣等感が80%で罪悪感が20%といった感じで直感でいいので考えてみましょう。

 

そして自分の心を癒す必要があります。

 

①できていることを意識する

もし劣等感が強いなら今できていることを意識しましょう。

上司に怒られると何もできていないと感じるようになります。ですが、何もできない人などいません。

 

1ヶ月前にはできなかったこと、知らなかったことで、今できていることや知っていることを思い出しましょう。

 

たとえ上司があなたの人格否定をしたとしても、できるようになったことはあるはずです。

上司があなたを否定したとしても、それはあなたのスキルです。

スキルというほどのものではないんだけど・・・・

そういう気持ちにもなると思いますが、できているかできていないかで言えば、できているわけです。

 

この程度のことができても自慢にはならないと過小評価するのはやめましょう。

 

できるようになったことは事実です。知らなかったことを知ったのは事実です。

 

②仕事の責任と上司の機嫌の悪さを切り離す

もし今の心のダメージが罪悪感なら仕事の責任と上司の機嫌の悪さを切り離して考えてください。

 

このブログの他の記事でも言っていますが、あなたは上司のパパでもママでもありません。

 

たとえあなたが原因で上司が怒っていたとしても、上司の機嫌を良くするのは上司の責任です。

上司の機嫌を良くするのはあなたの責任ではありません。原因と責任は分けて考えましょう。

 

これは開き直れということではありません。自分の仕事の本当の責任を考えましょうということです。

 

あなたの仕事の責任は業務を覚えることであり、スキルを身に付けることです。それが結果として上司を助けることになります。

 

上司をその場だけで喜ばせても点で終わってしいます。根本の解決にはならないのです。

 

仕事のスキルアップをするうえで罪悪感はブレーキになります。

もちろんミスしたら謝る必要はありますし、上司を敵対視しなほうがいいですが、申し訳ないと思えば思うほど、自分の行動に迷いが生じます。

 

その迷いが新たなミスを引き起こし、また怒られるという悪循環を生みます。

上司は反省させたがりますが、反省は自信を奪います。罪悪感が強ければ強いほど、自信がなくなっていきます。

 

同じ経験をしていてもスキルが身に付くか付かないかの差は自信です。

 

全く悪びれることなく平然としすぎることも良くないですが、「やっちまってしまったものは仕方ない」と考えましょう。

 

ミスを反省しても元には戻りません。

反省しすぎている状態は動揺している状態です。動揺している状態で作業を続けていたら、新たにミスをしてしまいます。

 

反省しすぎるからミスをするのです。

③自分が何に癒されるかを考える

心にダメージがあるときはメンタルケアをする必要があります。

 

今のあなたには自信と癒しが必要ですが、順番は自分を癒してから自信を付けるのがオススメです。

 

自信を付けるための行動はエネルギーが必要です。

 

そのエネルギーが不足している状態で自信を付けるのは難しいと言えます。だから今は自分の癒しになることを考えましょう。

 

あなたは何に癒されますか?音楽?映画?動物?子供?恋人?

自分が何に癒されるかは十人十色ですし、メンタルがやられているときは仕事のことを忘れる時間が必要です。

 

自分が何に癒されるのかを考えてみましょう。

 

怒られる=自分が悪いとは限らないけど・・・

怒られるのは自分が悪いとは限りませんが、上司が悪いと考えても解決しません。でも罪悪感を引きずると自信がなくなります。

 

どうすればいいのかと言うと「反省しないけど、開き直らない」という考えを持つのです。上司も自分も悪くないと考えましょう。

 

上司が怒っているのはただの出来事です。誰のせいでもありません。

 

たとえば機械が誤作動を起こしたり、エラーが起きたとしましょう。

 

機械の誤作動は誰かの責任でしょうか?仕方ないことだと思いませんか?誤作動を修正することは必要ですが、誰にも責任はないのです。

 

機械にムカついても解決しないですよね。エラーが起きたらエラーに対応する仕事が発生しただけです。

 

上司が怒っていることも同じです。対応する必要があるだけです。ムカつかなくても罪悪感を抱えなくても対応はできます。

 

 

今の仕事が向いていないと思う場合は?

 

今の仕事が向いていないと思ったら、自分の学習タイプを考えましょう。

  • マニュアルをじっくりと読み込むのが覚えやすいのか?
  • マニュアルを回数多く読んだほうが覚えやすいのか?
  • 復習する時間を確保する必要があるのか?
  • 書いたほうが覚えやすいのか?

こういうことを考える必要があります。

 

忘れないためにメモを取りましょうと言われることがありますが、実際の仕事現場ではメモを取る時間を与えられないこともあるでしょう。

 

「メモは後にして、とりあえずこれやって!」と言われることもあるでしょう。

 

仮に書いたほうが覚えやすい人が「メモはいいから、とりあえずやって」と言われたら、覚えられずミスをしてしまう可能性があります。

 

もし、あなたが書いたほうが覚えやすいなら仕事が終わって即帰宅ではなく、帰りにカフェにでも立ち寄ってノートまとめするといいでしょう。

 

メンタルがやられているときは仕事のことを忘れる時間が必要なので、休日や家に帰ってからではなく、復習は帰宅途中がベストです。

 

プライベートは自分の心を癒すことに専念することをオススメします。

 

作業中は断片的な情報をメモして、そのメモ書きを元にノートにまとめることをやってみましょう。そうするとバラバラだった情報をまとめることができます。

 

書くことを例に出しましたが、人それぞれ覚えやすいスタイルがあると思います。

 

仕事を覚えられないという悩みがある場合は、今のスタイルが自分の学習タイプに合っていない可能性があります。

 

こういうふうにやれと強制される部分もあるので、自分でコントロールしきれないこともあるでしょう。

 

その場合は自分に合わないやり方をやらなければいけないから多少の不出来は仕方ないと考えて大丈夫です。

 

今できていないことや知らないことがあっても「まだ自分のスタイルができていないんだな」と考えましょう。

 

怒られると、どうしても劣等感や罪悪感が生まれます。覚えるペースも人それぞれです。

 

気にしないのは無理ですが、今は自分の学習や仕事のスタイルを作っている途中だということを忘れないでくださいね。

 

苦手な作業があってもいい

苦手なものがある=ただのデータと考えましょう。苦手な作業があること自体に良いも悪いもありません。

 

大事なのは自分を責めることではなく、苦手なものと得意なものを把握することです。

  • 自分は◯◯が苦手
  • 自分は△△が得意

この2つはデータです。あなたのやるべきことは自分を責めることではなく、自己分析することです。

 

上司との相性が悪いと感じたときの3つの対処法

 

上司との相性が悪いなと感じたら、自分がどういう人間かを伝えましょう。

何を伝えるのかと言うと、自分が苦手とすることと他人とどういう接し方をする人なのか?の2つです。

 

何より上司を敵対視しないことが大切です。

 

ここでは上司との相性が悪いと感じたときにやっておきたいことを3つお話します。

 

①苦手なことがあることを伝えよう

ミスした直後にこういう作業が苦手と言ったら言い訳していると思われるので、上司の機嫌が悪くないときに「実は◯◯が苦手なんです」と話しておきましょう。

 

それですべてが許されるわけではないと思いますが、何も話さずミスするより上司は寛大になってくれるでしょう。

 

そのためには自分は何が苦手で何が得意かを知る必要があります。なので、自分を観察しましょう。

 

②人間関係や仕事のスタンスを伝えよう

次に人との接し方についてお伝えしたいと思います。

たとえば、僕は一歩引いたところから職場を見るのが好きです。

 

一歩引くというのは人を避けるということではなく、点で見たくないという意味です。

 

上司に評価されるために上司のことだけを考えるということをしません。

 

何か問題が起きてみんなが「大変だ大変だ」と慌てていて、冷静に判断したり、客観的に見る人がいなかったら、問題は解決しません。

 

「大変だ大変だ」と騒いでいる人は点で物事を見ている可能性があります。だから一歩引いたところから職場を見たいのです。

 

ただ、一歩引いたところから職場を見ると前のめりになれません。積極的に見えないので、「あいつはやる気がない」と判断される可能性があります。

 

もちろん、前のめりに頑張って行動する人も職場には必要です。

 

前のめりに頑張る人と一歩引いたところから見る人が両方いて職場のバランスが保たれると僕は考えています。

 

僕は前のめりな部下を可愛がる上司からは嫌われやすい人でした。新卒で入社したとき上司から「教え甲斐がない」と言われたこともあります。

 

一歩引いたところから人間関係を見る姿勢が理解されなかったのです。

 

僕みたいに一歩引いたところから見る人であれば、

「一歩引いたところから見るようにしないと、冷静さを失ってテンパっちゃうんです。テンパっちゃうと余計ミスしやすくなると思うんで、あまり前のめりなところは出せません。でもやる気はあります。」

こういう伝え方をすればいいと思います。

 

逆に夢中になると周りが見えなくなってしまう人だったら、

「自分は夢中になると視野が狭くなってしまうところがあるので、何をすべきか見えなくなることがあります。やる気だけではダメなのはわかっています。なるべく冷静になれるように頑張ります。」

こういう伝え方で大丈夫だと思います。

 

どういう言葉で伝えてもいいですが、一番大事なことは誠実さから考えた言葉かどうかです。

 

上司を敵対視した気持ちで考えた言葉ではお説教されてしまいます。

 

「なんでわかってくれないんですか?」という気持ちだったり、相手が悪いから理解させようという考えで考えた言葉ではダメということです。

 

上司に自分のスタンスを伝えるときのポイントは

  • 自分の気持ちやスタンスをちゃんと言語化すること
  • 誠実さから考えた言葉で伝えること

この2つです。

 

まずは自分が仕事や人間関係でどういう考えをもっているのかを言語化してみましょう。

 

③上司は敵でもなく、味方でもないと考える

上司を敵対視するのは良くないですが、好きになるのも難しいと思います。

乱暴な言葉でもこれは上司の親心だと考えるのは無理をしたポジティブ思考です。

 

無理してポジティブに考える必要はありません。ですが、嫌いと考えれば考えるほど、あなたのストレスはたまります。

 

上司を敵でもなく、味方でもない存在として考えましょう。敵か味方かという考えは白か黒かの思考です。

 

白か黒かの思考はストレスをためやすい人が陥る思考です。白でもなく黒でもなく、フラットな状態で考えましょうということです。

 

そしてフラットな状態で苦手な人はどんな人か?付き合いやすい人はどんな人か?を考えましょう。

 

苦手な人はこういう人で付き合いやすい人はこういう人ということが言語化されれば、付き合いやすい人を見つけやすくなります。

 

たとえば、体育会系のノリが強すぎる人が苦手とか熱血指導が暑苦しく感じてしまうといったことです。

 

苦手な人と少し距離を置いたり、付き合いやすい人との時間を増やせばあなたのストレスも軽くなると思います。

 

転職すべきなのか?

最後に転職すべきかを考えてみましょう。

転職エージェントを利用するという方法がありますが、転職エージェントの人もキャリアコンサルタントの人も自分の成績や売上を気にしています。

 

求人を見せて、その求人先の企業にあなたが面接を受け入社することでお金をもらっています。

つまり紹介した求人の企業にあなたが入社すれば、めでたしめでたしということです。

 

もちろん内定辞退されたら困るので、サポートはしてもらえるでしょう。

ですが、親身にサポートしてくれるのは内定が出るまでということです。

 

悲しいですが、入社してからは誰もあなたの心配をしてくれる人はいません。

つまり最終的に頼りになるのは自分自身ということになります。ただ転職するなということではありません。

 

今の職場で頑張ることも正解ですし、やっぱり転職しようという決断も正解です。この答えだけが正しいということはありません。

 

転職すべきとも言えませんし、転職すべきでないとも言えません。くり返しになりますが、最終的に自分自身しか頼れないのです。

 

加えてキャリアの長さも考える必要もあります。3年働いたほうがいいと言われていますが、3年という数字に何も根拠はありません。

 

ですが、新卒入社で1年未満はさすがに短いかなと思います。今はツライと思いますが、頑張りましょう。

 

でも限界まで耐える必要はないですよ。

心身ともに限界であれば辞めてもいいと思います。

 

もし、転職を決断するなら、転職の前に次の3つのことをやりましょう。

  • 何をやりたいかを考える
  • 苦手なこと得意なことを言語化する
  • 苦手な人と付き合いやすい人を言語化する

 

職場の人間関係は選べませんが、苦手な人がどんな人かを知っておくと「こういう人とは合わない」と考えられるので、自分を責めることをしないで済みます。

 

もちろん敵対視もダメですが、こういう人との相性は良くないというのをデータとして知っておいて損はありません。

 

キャリアが短くて転職サービスを利用するのに抵抗を感じるならリワークというサービスを利用するといいでしょう。

 

リワークは離職した人の再就職を支援するものです。詳しくは「リワーク」とググってみてください。

 

 

仕事を辞めたいと思ったときは自分の気持ちを言語化しよう!

 

転職を考えているなら上司を試す質問をしてから

人間関係を理由に転職することが必ずしも悪いわけではありません。

ですが、「この人嫌い!もう辞めてやる!」と勢いで辞める前に試してほしいことがあります。

 

 

それは上司が怒っているときに怒っている理由を考えるということです。

なぜ上司は怒っているのか?その理由を考えてもいいですし、聞けるなら聞くのもいいでしょう。

 

ただ「なんで怒ってるんですか?」とは聞きにくいじゃないですか。

「なんで怒ってるかってお前が怒らせてるんだろうが!」と火に油を注ぐことになりかねませんね。

ではどう聞けばいいのがと言うと、「自分としてはこう判断したのですが、間違っていました。どうすれば良かったですかね?」と聞くのです。

あるいは「これからどうすればいいですか?」という聞き方もいいです。

 

つまり、上司が怒っている理由を聞くためにはwhyではなくhowで聞くのです。

自分の何を改善すべきかをwhatで聞くこともいいことです。

 

そういう質問をしたときに上司はどう答えるのか?

「いいか?まず、こうしなければダメだ」といったように具体的な指示やアドバイスが出てきたら大丈夫です。

 

そのときにキツイ口調だったとしたも、上司を許してあげてください。上司も人間なので。

具体的な指示やアドバイスが出てくれば、あなたを指導する意思があるということです。

 

具体的でわかりやすい言葉が出てこなくても、あなたに仕事を教える意思がある上司もいます。

それは上司のボキャブラリーが不足している場合です。その場合も許してあげましょう。

 

ですが、指示やアドバイスが出てこなかったらアウトです。

 

たとえばこんな感じです。

その①

あなた「どうすればいいですか?」

 

上司「そんなもん自分で考えろ!オレに聞くな!」

その②

あなた「自分の改善点を考えているのですが、なかなかわからなくて。何が足りないですか?」

 

上司「全部」

 

あなた「具体的にはどんなところですか?」

 

上司「だから全部」

 

 

もちろん、質問ばかりではなくて自分で考える必要もあります。

 

ですが、具体的に指示やアドバイスが出てこない場合、上司はあなたに仕事を教える意思がないと考えていいでしょう。

 

そういう場合は転職を考えてもいいかもしれません。

新卒ですぐ辞めたい・・・それば甘えなのかを考えることに意味はない

 

まとめ

◆劣等感が80%で罪悪感が20%といった感じで自分の心のダメージの内訳を考える

  • 劣等感が強いなら今できていることを意識する
  • 罪悪感が強いなら仕事の責任と上司の機嫌の悪さは切り離す

 

◆上司も自分も悪くないと考え、反省せず、開き直ることもしない

 

◆今の仕事が向いていないと感じたら、まず自分の学習スタイルを考える

 

◆自分の仕事や人間関係のスタンスと何が苦手かを上司に伝える

 

◆上司は敵でもなく、味方でもない

 

◆転職の前にやるべきことは3つ。

  1. 何をやりたいかを考える
  2. 苦手なこと得意なことを言語化する
  3. 苦手な人と付き合いやすい人を言語化する

 

◆どうすればいいか質問をして上司から具体的な指示やアドバイスがなければ、仕事を教える意思がないと考えていい

  • 具体的なアドバイスがなければ、転職するのもアリ

 

p.sこちらもチェックしてみてください!

仕事がつらい・・・心が疲れたら6秒間を大切にしよう!?

 

仕事を辞めたいと思ったときは自分の気持ちを言語化しよう!