職場のストレスと言えば、やっぱり人間関係ですね。

 

ネットでいろいろ情報を見てみると、

・他人ではなく、自分が変わろう

・気にしないようにしよう

・苦手な人とは距離を置こう

・それでもダメなら転職しよう

 

職場の人間関係について、こういう情報ってけっこうあるじゃないですか。

 

「それができないから悩んでるんじゃないかー!!」と思う人もたくさんいるでしょう。確かにどれも間違ってないんですけどね・・・

 

でも抽象的な言葉じゃなくて、具体的に知りたいですよね?

個人的に思っていることなのですが、「職場の人間関係で悩んだら転職しましょう」って言っているサイトやブログって多くないですか?

 

僕は「石の上にも3年」的な考えは持ってないですし、転職もアリだと思いますよ。

 

ですが、「今は転職するつもりないんだけど・・・」っていう人もいるのではないでしょうか。

 

この記事では

・自分を変えるためには何をしたらいいか?

・人間関係で「気にしない」ためには自分はどうあるべきか?

・職場で苦手な人とどう接したらいいか?

 

これらについて考えてみたので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

僕なりの考えですが、職場の人間関係で悩まないためには次の4つの考え方が必要だという結論になりました。

 

①自分自身を評価する

②自分を評価してくれている人を意識する

③自分のこだわりレベルを上げ下げする

④自分自身を満たす

この4つです。

 

「なんだよ!?別にスゴイ答えじゃないじゃん!他のサイトとかブログと変わんなくない?」と思ったとしても、一応最後まで読んでくださいね。ちゃんと理由があるので。

 

ちなみに僕は転職しましょうとも転職しないほうがいいとも言いません。どちらでもいいと思います。

 

人間関係のストレスって、そもそも何だろう?

職場に限らず、人間関係のストレスは大きく分けて3種類あると僕は考えています。

 

1つは劣等感で、2つ目は自分が破られたくないルールが破られたときで、3つ目は「大切に扱われなかった」と感じることです。

 

ストレスを感じたときのことを思い出してみましょう。どんなときにイライラしますか?

 

見下されたとき、バカにされたときに怒りを感じると思います。こういう怒りの原因は劣等感です。

 

自分の破られたくないルールが破られるときの怒りについてですが、人は誰でも「○○であるべき」というルールを持って生きています。

 

「こうあるべき」と思っていることを破る人がいれば、怒りを感じるわけです。「こうあるべき」というルールはこだわりと思って頂いてOKです。

 

自分だけが扱いが違う、自分のことをわかってもらえない等は、大切にされていないと感じる怒りです。

 

仕事をしていると「今このタイミングでそういう指示出さないでよ~」と自分の状況を理解してほしいと思うことがあると思います。

 

こういうときに「こっちの状況も理解してよ!」と感じる怒りとか「思いやりがないよな~」と感じる寂しさは、大切にされていないと感じることです。

 

 

では、次に

・人間関係で「気にしない」ためには、自分を変えるためには何をしたらいいか?

・職場で苦手な人とどう接したらいいか?

これについてお話したいと思います。

 

自分を変えるってこういうことです!

人間関係のストレスは3種類あるとお伝えしましたが、劣等感と破られたくないルールについてお話したいと思います。

 

劣等感と破られたくないルールについて理解ができれば、自分を変えることができて、「気にしない」ことも可能になります。

 

たとえば、あなたが職場で上司にムカついたとしましょう。「ちんたらやってんじゃねーよ!!」「お前は使えないな」とか言われたら誰でもムカつくと思います。

 

なぜムカつくのかと言うと、「お前は無能だよ」と言われているような気がするからです。つまり、この感情は劣等感です。

 

この劣等感を乗り越えるためには2つのスタンスがあります。

①自分で自分を評価すること

②自分の能力を認めてくれる人の存在を感じること

この2つについて考えてみましょう。

 

加えて、③自分が持っているルール(こだわり)についてこれについても考えてみましょう。

 

①自分で自分を評価しよう

できないことや苦手なことばかりにフォーカスしてしまうと、自分は無能だと思えてくるものです。

 

もちろん、できなかったことを全部無視というわけにはいきませんが、今できていることにもフォーカスしましょう。

 

できないことをできるようになる努力は必要ですが、できるようになるための努力をするためにはエネルギーが必要です。

 

そのエネルギーが上司の説教で吸い取られていたら、できるはずのこともできなくなります。

 

まず、自分ができていることについて評価しましょう。

1ヶ月前にできなかったことで今できていることは何ですか?

3ヶ月前に考えなかったことで、今考えられるようになっていることは何ですか?

 

そういうことを思い出してみましょう。今できていることにフォーカスすると、少しテンションが上がると思います。

 

気持ちが上に向いた状態で今の自分の課題について考えてみましょう。

 

テンションが下がっている状態で、できないことや苦手なことにフォーカスしてしまうからやる気がなくなるわけです。

 

といっても職場では上司の説教は突然やってきますが・・・

 

最初に自分自身をほめてから課題について考えると、気持ちは上がってから少し下がります。

 

課題をクリアすると、またテンションが上がります。このときに感じているのが達成感です。

 

達成感を得るためには課題をクリアする必要があるわけですが、そのためにはエネルギーが要ります。

 

そのエネルギーを得るために自分を評価したほうがいいのです。自分を評価することによって、自分自身への見方が変わるはずです。

 

②自分を認めてくれる人の存在を感じよう!

上司が自分の頑張りを認めてくれない・・・これって悲しいことですよね?

 

評価してくれない人にばかりフォーカスすると、これまたテンション下がるわけです。

 

たとえ上司が評価してくれなかったとしても、あなたのことを評価してくれている人はいるはずです。そういう人を思い出してみましょう。

 

「あの人は自分のことを認めてくれている」ということを感じることができれば、ストレスも減るはずです。

 

できていないことよりも、先にできたことを見るのと同様、評価してくれない人ではなく、評価してくれる人の存在を思い浮かべましょう。

 

自分自身を評価して、自分を認めてくれる人の存在を意識できれば、劣等感も軽くなるはずです。

 

これは職場での人間関係に限らず、あなたのことを認めてくれている人を全員思い浮かべましょう。今まで出会った人すべての中からです。

 

そうすると自分はできなかったことだらけじゃないなと思えてきすよ。

 

 ③自分のこだわりレベルを上げ下げしよう!

自分が持っているルールについて考えてみましょう。

ルールとは言い方を変えるとこだわりですが、このこだわりの数が多ければ多いほど、他人と衝突しやすくなります。

 

衝突しない場合は我慢が多くなり、イライラすることになります。我慢=こだわりたいことがこだわれないと言っていいでしょう。

 

何にもこだわらなければイライラすることも減るでしょうが、そうもいきませんね。

 

職場の人間関係が合わないと感じたときの4つの対処法でもお話していますが、

「こだわる」と「こだわらない」の間に「そうであるほうが望ましい」と考える部分を作ることが人間関係で悩まないコツです。

 

下の図のようなイメージを持ってください。

 

図の紫の部分が広くなることは考え方が柔軟になるということです。

 

この考え方は仕事に限ったことではなく、あらゆる人間関係でうまくいく考え方です。

 

どうしてもこれだけは譲れないという一部のこだわりだけを残して、「そうであるほうが望ましい」と考える部分を作るのです。

 

あるいは「理想はこうだけど、◯◯でも構わない」という解釈でもOKです。

 

自分自身に次のような問いかけをしましょう。

・そもそも自分はこれにこだわる理由があるだろうか?

・自分にとって一番大事なものは何だろう?

こういうことを考える必要があります。

 

これに関しては自分で自分の評価をすることよりも、自分を評価してくれる人を意識することよりも難しいと思います。

 

ですが、ここをクリアすると仕事に限らず、いろんな場面で人間関係で悩まなくなります。

 

こだわりを完全に捨てるのではなく、こだわりのレベルを下げたり上げたりするのです。

 

こだわりレベル100が絶対に譲れないことだとしたら、こだわりレベルを60ぐらいにできれば、「そうであるほうが望ましい」と考える部分に変えることができます。

 

こだわりレベル100のものは、あなたが自己主張するポイントということです。

 

「そうであるほうが望ましい」と考える部分を作ったら、自分の意見を出したり引っ込めたりすることが可能になります。

 

職場で自己主張が激しい人と接するときは「個人的にはこう思いますけど、そういう意見もありですね」という言い方をしてみる。

 

あまり自己主張しない人と接するときは、「こうしたい」とはっきり言ってもいいと思います。

 

自分の意見のこだわりレベルを100にしたり、50にしたり、80にしたりと上げ下げができることが柔軟に考えるということです。

 

柔軟に考えることができれば、イライラすることが激減します。

 

「こうあるべき」という考えを持っていてもいいです。

 

それが今のあなたを作っているので、それは大事にしてください。ですが、「こうあるべき」が強すぎるとストレスをためるというリスクがあります。

 

こだわりレベルを上げたり下げたりできる柔軟性が職場でのストレスを軽くするコツです。

 

「こうあるべき」は言い換えれば、黒か白か?の思考です。黒か白かだけでなく、間にグレーを作ることが大切です。

 

この場合は「こだわる」と「こだわらない」の間に「そうであるほうが望ましい」と考える部分を作ることです。

 

職場で苦手な人とどう接すればストレスが軽くなる?

 

これまでに自分の考え方を変えるためにはどうすればいいかをお伝えしました。

①自分自身を評価する

②自分を評価してくれている人を意識する

③自分のこだわりレベルを上げ下げする

 

この3つは自分自身へのフォーカスです。

自分のテンションを上げるために自分を評価して、自分を評価してくれる人を意識します。

 

自分の考え方を変えるために、こだわりレベルを上げたり下げたりするわけです。

 

人間関係のストレスは3種類あるとお伝えしましたが、1つ目の劣等感と2つ目自分が破られたくないルールが破られたときに関してはこれまでお伝えしたことで解決します。

 

 

3つ目の「大切に扱われなかった」と感じることについてですが、相手との関係性を変えることだったり、相手への見方を変えることです。

 

よく言われることですが、相手を変えようとしてはいけません。

 

人はどうしても相手を先に変えようとしてしまいますが、やはり先に自分が変わらなくてはいけないのです。

 

どう変わればいいのかというと、前半部分でお伝えしたことに加えて次の2つです。

 

①「理解してあげよう」という気持ちになること

②「やってあげたい」という気持ちになること

 

人は理解してくれた人に対して心を開いたり、自分も理解してあげようと思うものです。何かしてくれたら、「自分も何かしてあげなくては」と考えるものです。

 

この原理は誰でも理解できると思いますが、問題は「あんなヤツのために、なんで自分がやってあげなきゃいけないの?」という感情です。

 

やっぱりムカつく相手を理解してあげようとか、何かしてあげようという気持ちになるのは難しいですよね?

 

しかしながら、自分が相手を理解してあげない限り、相手は自分のことを大切に扱ってくれません。

 

大切に扱われないと「あの人は優しさがないよな~」とか「なんでこっちの状況を理解してくれないの?こっちだって大変なんだから!」と感じることになります。

 

そういう気持ちになるのが普通ですが、悔しいけれどギブが先でテイクが後です。

 

そうなると、理解してあげようという気持ちと、やってあげようという気持ちをどうやって作るか?を考える必要がありますね。

 

この問題について考えてみましょう。

 

「うれしい」と「楽しい」を自分で作ろう!

結論から言いますと、自分自身が満たされることで、相手にやってあげたいという気持ちを作ることができます。

 

自分自身が満たされるというのは、うれしいとか楽しいという感情が増えることです。

 

仕事やプライベート含め、うれしいとか楽しいと感じる時間が今どれぐらいありますか?そういう時間が少なければ少ないほど、人に優しくできなくなります。

 

自己犠牲や我慢で相手に何かしてあげることにも限界があります。

 

自分自身を満たすことで大事なことは「誰か私のことを満たしてくださ~い」と他人に依存することではなく、自分で楽しいことを見つけ、能動的に生きることです。

 

どんなことでもいいので、楽しいと思えることに時間を使いましょう。

 

こういうことでも

 

こういうことでも

 

こういうことでもOKです。

 

それは直接自分の苦手な人との関係性を変えることではありませんが、やってあげたいという気持ちを作るためには、自分自身が充実した日々を過ごさなければいけません。

 

職場での仕事に限ったことではありませんが、イヤイヤやっている人に対して命令口調になってしまいます。

 

命令口調で言われると、ムカついて「仕事だからやりますけどね・・・ああうざい人だな~」と思いながら仕事をしてしまうことになりますね。

 

そうすると「あいつはやる気ないのか?ちゃんと仕事というものがどういうものか教えてやらないとダメだ!」と上司が考えるようになります。

 

そしてまた命令口調になって、あなたがムカついて・・・負のスパイラルが続きますね。

 

この負のスパイラルを断ち切るためには、あなたの感情を整えないといけないわけです。

 

感情を整えるとは自分自身を満たすということです。

 

自分を満たす必要があるのは理解できました。でも理不尽なことについてはどうすればいいですか?という疑問を持つ人もいると思います。

 

これに関しても答えは「自分自身を満たす」です。自分自身を満たすことによって他人を許せるようになります。

 

今まで許せなかったことも、許せるようになるでしょう。もちろん、何でも許しましょうということではありません。

 

許せないことがあってもいいですが、自分を満たせれば許せる幅も広がります。

 

自分自身を満たすことは、苦手な人との関係を改善するだけではありません。仲良くできる人も増えます。楽し気な感じが表情に現れるからです。

 

「この人といると楽しい」と思ってもらうためには、自分自身が楽しいという感情を持っている必要があります。

 

「うれしい」や「楽しい」という感情で満たされれば、「理解してあげよう」「やってあげよう」という気持ちになれるはずです。

 

無理はしなくていいですが、あなたの可能な範囲で構わないので、先に与えるということをしましょう。

 

 

まとめ

・人間関係のストレスは大きく分けて3種類

1劣等感

2自分が破られたくないルールが破られたとき

3「大切に扱われなかった」と感じたとき

 

・劣等感は自分自身を評価すること、自分を認めてくれる人の存在を考えることで小さくすることができる

 

・自分のルールにこだわりすぎると、ストレスを感じやすくなる

 

・職場でストレスを軽くするためには、「こだわる」と「こだわらない」の間に「そうであるほうが望ましい」と考える部分を作る

 

・職場の苦手な人からのストレスを軽くするためには自分自身を満たす必要がある

 

・自分自身を満たすことで、「理解してあげよう」「やってあげよう」という気持ちを作ることができる