人目を気にすることにもメリットがあると言ったら、あなたはどう思いますか?

 

「人目を気にすることで悩んでいるのに・・・」と思う人もいるでしょう。

 

もちろん人目を気にしすぎるのはダメですが、人目を気にすること自体は人として自然なことです。

 

もし、全く人目を気にすることがなかったら、裸で外出できますよね。でも、裸で外を出歩ける人はいません。

 

警察に通報されないという条件があっても、やる人はいないと思います。

 

「私見られると興奮するんです!むしろ見られたいんです!」っていう美女がいれば、ぜひ僕に紹介してください。

 

でも、いないと思いますが・・・やっぱりいませんよね?

 

つまり、人目を気にすることを無理に克服しなくていいのです。人目を気にすることを禁止しなくていいのです。

 

人目を気にすることが悪いことだと思うほど、人目を気にするようになってしまいます。

 

だから人目を気にする自分を受け入れましょう。

 

そして人目を気にするという問題もいくつかの悩みに分けることができます。

 

僕は人目を気にすることには3パターンの悩みと望んでいることがあると考えています。

 

①嫌われることが怖い

→本当は人とうまく付き合いたい

 

②役に立っているかな?という不安

→役に立っているという実感がほしい、感謝されたい

 

③バカにされているのでは?と感じる

→できる人になりたい、すごい人になりたい、他人に文句を言わせない結果がほしい

 

ここでは①嫌われるのが怖いという問題についてお話したいと思います。

 

②の「役に立っているかな?という不安」については人目が気になるのを克服する7つの考え方をチェックしてみてください。

 

人目を気にすることの理由が「嫌われるのが怖い」という人は、本当はうまく付き合いたいはずです。

 

うまく付き合いたいけど、苦しいとも思っているはずです。

 

その苦しいという気持ちは、言いたいことを我慢しているということですね。

 

つまり、言いたいことを我慢しないで、人とうまく付き合うにはどうすればいいのか?ということを考える必要があるわけです。

 

他人の評価を気にしすぎない考え方

まず、他人の評価を気にしすぎないことについて考えてみましょう。

 

他人の評価を気にしすぎない考え方は言い方を変えると、気遣いと振り回されることの違いとは?ということです。

 

他人の評価に振り回されないためには自分が満たされていることが必要です。

 

自分が満たされているからこそ、やってあげたいという気持ちになるわけです。

 

自分が満たされている状態でやる行為は気遣いで、満たされていない状態でやる行為が振り回されるということです。

 

「やってあげたい」という気持ちでやっている行為は振り回されることではありません。

 

評価が欲しくてやることは他人の評価に依存しています。

 

これは言い換えれば「評価されないならやらない」とも言えます。自分が満たされないと、評価に依存していまいます。

 

目的が評価されることだけになるのではなく、相手に喜んでもらうことであれば問題ありません。

 

だから他人の評価を気にすることは悪いことではありません。依存することが良くないのです。

 

そして、振り回されないために評価について持っておいたほうがいい視点があります。

 

・その人は自分の行動だけを評価しているのか?

・自分の存在を肯定してくれているのか?

この2つです。

 

行動や結果だけを求めている人は、「◯◯してくれるから付き合う」という人です。

こういう人に尽くそうとすると、都合のいい人になってしまいます。

 

自分の存在を肯定してくれる人は「◯◯してくれるから」という条件付きの好きではなく、あなたの存在を認めてくれています。

 

自分の存在を肯定してくれる人に尽くせば、いい人という評価をしてくれるでしょう。

 

都合のいい人といい人の違いは、自分の存在を肯定してくれているか条件付きの好きかの違いです。

 

この2つを意識すれば、振り回されることも少なくなります。

 

ここから先は人目を気にするメリットをどう活かすかについてお話したいと思います。

 

人目を気にするメリットを活かすコツ①

人目を気にするメリットを活かすコツの1つ目は、「自分のしたいことと相手が望んでいることが合致するものを探す」です。

 

人目を気にすることや他人の評価を気にすることがダメではありません。自分の意思がないことがダメなのです。

 

自分の意思があれば、問題ないということです。

 

自分のしたいこと=相手が望んでいることになればOKです。

 

相手が望んでいることは何か?を考えること自体は良いことです。

 

人目を気にするからこそ、相手が望んでいることは何か?を考えようとするわけです。

 

「この人にならいいかな」という相手であれば、多少の無理もアリだと思います。

 

逆に「この人にはしたくないな」という相手には「やってあげてもいいな」と思えるものだけでいいと思います。

 

「やりたくないことはやらなくていい」ということになりますが、

問題は嫌われて他人が離れていく恐怖や孤独はどうすればいいか?ということですね。

 

離れていく人は、行動にのみを評価をする人です。

 

つまり、条件付きの好きです。そういう人と付き合い続けると、都合よく使われるだけです。

 

自分が満たされていることが必要だとお話しましたが、理由は何をしてあげるか以上にどういう気持ちでやってあげるかが大事だからです。

 

断ったときに「なんでやってくれないの?」というリアクションをする人は存在を肯定しているのではなく、

行動だけを評価する人と言っていいでしょう。

 

「あの人いい人だよね」と思ってくれる人と付き合い、「あいつは使えるね」と思っている人は離れていいということです。

 

だから迷わず、してあげたいことだけをしましょう。

 

してあげたいことと相手が望んでいるが合致すると、「あの人はイヤな顔をしないで、引き受けてくれる」という評価をもらいます。

 

そういう人が自分の周りにいれば、存在を肯定してくれているという証拠です。

 

人格に対して評価してくれているということになります。

 

みんなに好かれようとしなくていいという考え方が持てるのは、自分のことを好きでいてくれる人がいるからです。

 

全員から嫌われていたら、そういう考えにはなれないでしょう。

 

職場に自分を入れて30人いたとして、29人の人から嫌われていても、それでも自分は人目を気にしないという人はいないと思います。

 

もちろん「大好き!」までは思われなくても大丈夫ですが、

少なくても30人中15人の人に好かれないと、その職場には居場所がないのではないでしょうか。

 

では自分のことを好きになってくれる人はどうやって作ればいいでしょうか?

 

自分を満たすことが必要だとお話しましたが、理由は何をやるか以上にどういう気持ちでやるかが大事だからです。

 

プライベートでも、恋愛でも、自己投資の勉強でも何でもいいです。楽しいと思える時間を増やしましょう。

 

自分を満たすとは、良い感情を自分で作ることです。

 

自分が満たされることによって、「やってあげたい」という気持ちも生まれてきます。

 

「やってあげたい」という気持ちがあるからこそ、「あの人はイヤな顔をしないで、引き受けてくれる」と思われるようになります。

 

人目を気にするメリットを活かすコツ②

人目を気にするメリットを活かすコツの2つ目は「好かれたいから他人に親切にできるという考え方を持つ」です。

 

他人の評価に依存すると、「ほめられないとやらない」になってしまいますが、好かれたいと思うことはプラスのエネルギーになります。

 

「嫌われる勇気を持ちましょう」とよく言われますが、間違ってはいないと思います。

 

ですが、この言葉の解釈には注意が必要です。

 

・嫌われてもいいと思う

・嫌われても仕方ない

この2つは似ていますが、少し違います。

 

「嫌われてもいい」はどこか投げやりな感じがしませんか?「嫌われてもいい」は「好かれなくてもいい」と意味は同じだと思います。

 

でも、その考え方は孤独になるのではないでしょうか。

 

「嫌われても仕方ない」というのは、「我慢しないで言いたいことを言った結果として相手に嫌われてしまった」という意味だと思います。

 

これは「結果だから仕方ない」ということです。

 

自分は歩み寄る気持ちを持っていたけど、相手には伝わらなかった・・・

 

そういう残念な気持ちがあることは人として自然な気持ちなのではないでしょうか。むしろ、メンタル的には健全な気がします。

 

打算的に生きるのは良くないですが、「好かれたい」と思うことは悪いことではありません。

むしろ、その気持ちを肯定したほうがエネルギーになります。

 

「好かれたい」という気持ちを肯定すると、「やってあげたい」という気持ちも生まれます。

 

「好かれたい」と思っても嫌われることもあると思います。

 

嫌われたときに限らず、怒られたときや失敗したときにも同じことが言えますが、人格と結果を分けて考えることが必要です。

 

人格と結果を分けて考えるとは、失敗したからといって自分の価値がないわけではないと考えることです。

 

怒られると自信をなくすという人は、自分の人格と失敗という結果を切り離してください。

 

仕事でミスしてしまったとき、あなたという人格がダメなのではなく、あなたの行動がダメだったのです。

 

つまり、やり方を間違えただけです。

 

そう考えても人格否定する人はいますが、その場合は人格否定する人に問題ありです。

 

人格否定する人は条件付きの「好き」でしか人と付き合えない人だと思っていいでしょう。

 

そういう人は人間が好きなのではなく、自分の欲求を満たしてくれる道具が好きなのです。

 

話しが少し脱線してしまいましたが、「好かれたいから親切にする」というエネルギーは道具好きの人ではなく、人間が好きという人に使いましょう。

 

とにかく、「好かれたい」と思うことをダメだと思わず、肯定しましょう。

 

人目を気にするメリットを活かすコツ③

人目を気にするメリットを活かすコツの3つ目は「人に見られているという緊張感を活かしてカッコよく振る舞う」です。

 

緊張感も適度に持てばプラスのエネルギーになります。

 

「見られる」ということを監視されている不自由と考えるか、見られている緊張感と考えるかの違いです。

 

「もし、今の行動を誰かが見てくれていたら、カッコイイと思われてたかも」という行動のモチベーションにすればいいのです。

 

「今のオレってイケてるじゃん!」とか

「今のであたし女子力アップした!」

と思えることをやりましょう。

 

「今日はどんないいことをしようかな?」と探すつもりでいいと思います。

 

日本人は自己肯定感が低いと言われていますが、もっと自分を愛していいのではないでしょうか。

 

自分大好き人間はナルシストと言われて揶揄されますが、他人を見下したり、リスペクトできないことがダメなのです。

 

人目を気にすることがダメなのではなく、自分を愛せないことがダメなのです。

 

自分を愛することは生きていくうえで必要なことです。

 

人目を気にするようになった原因とは?

これまで人目を気にするメリットを活かす考え方についてお話してきました。

 

最後に人目を気にしすぎてしまう原因についてお話したいと思います。

 

子供の頃に条件付きでほめられた経験が人目を気にしてしまう原因になることが多いです。

 

「テストで良い点数を取ったから、ほめられた」ということが典型例です。

 

95点のテストを親に見せると「あら頑張ったわね」とほめてもらえた。

 

でも65点のテストを親に見せると「この点数は何なの?前回は95点だったじゃない!」と怒られたとしましょう。

 

すると、「テストでいい点を取らないと愛されない」という価値観が刷り込まれます。

 

これが条件付きの愛です。

 

テストで65点を取っても

「今回のテストは前回より難しかったのかな?テストが難しくなっても点数を落とさないようにしないとね。でも今回はよく頑張ったんじゃないかな」と言われたら、

次は頑張ろうと思えたでしょう。

 

あるいは英語が55点だったとしても、

「でも数学は92点だったじゃない!苦手な科目は仕方ないよ」と言ってくれたら、愛されているという実感が持てたでしょう。

 

条件付きの愛を感じると「どうせダメ息子だと思ってるんだ」とか「できない娘だと思われている」と考えるようになってしまします。

 

僕もそういう感情がかつてあって、高校受験のときがこの感情がマックスでした。

 

勉強での小言に限らず条件付きの愛を幼少期や思春期に味わうと、大人になって怒られると自信をなくしてしまう人になりやすいです。

 

失敗した自分には価値がないと考えるようになってしまいます。

 

「失敗した自分には価値がない」という考え方は、仕事、恋愛、人間関係、勉強、スポーツ、あらゆることに影響します。

 

結果は残念だったけど、自分なりに頑張ったのに・・・

 

そういう気持ちが置き去りにされて「残念な結果を残した自分は言いたいことを言う資格がない」と考えるようになります。

 

これが言いたいことを我慢してしまう原因です。

 

「言わない」のは問題ありません。「言えない」ことが問題です。言えないことが続くと何も言えなくなります。

 

残念な自分は他人からどう評価されているのだろうか?そういうことばかり考えてしまうようになります。

 

今さら親を責めても意味がないので、そういう過去が今の自分を作っているんだなと認識したうえで、これからどうしていきたいかを考えましょう。

 

最後に3つ大事なことをお伝えして、終わりにしたいと思います。

 

①条件付きの「好き」で人と付き合う人に嫌われても仕方ないと考える

②人格を評価してくれる人を意識する

③結果至上主義ではなく、自分のプロセスを評価する

 

①と②についてはお話しましたね。③については自己肯定感を高める方法とか自分をほめる方法を具体的に教えてよ!をチェックしてみてください。

 

人目を気にする人は自信がないと言われていますが、自信にもいくつか種類があります。

 

「できる」という自信や「できた」「できそう」という感覚の自信もあります。

 

嫌われるのが怖い人は「自分は大丈夫」と思える感覚が不足しています。

 

大丈夫というのは「自分は存在してもいいんだ」と思える感覚です。

 

これは「失敗したって大丈夫!失敗したって自分には価値がある」と思える感覚です。つまり、自己肯定感ということです。

 

 

 

まとめ

・人目を気にすることには3パターンの悩みと望んでいることがある

 

・嫌われることが怖いという人は人とうまく付き合いたい

 

・役に立っているかな?という不安がある人は役に立っているという実感や感謝がほしい

 

・バカにされているのでは?と感じる人はできる人になりたい

 

・自分の行動だけを評価する人に合わせると振り回されるが、自分の存在を肯定してくれている人に合わせれば好かれる

 

・人目を気にすることや他人の評価を気にすることがダメなのではなく、自分の意思がないことがダメ

 

・自分のしたいことと相手が望んでいることが合致するものを探す

 

・「あの人いい人だよね」と思ってくれる人と付き合い、「あいつは使えるね」と思っている人は離れていい

 

・「あの人はイヤな顔をしないで、引き受けてくれる」という評価をしてくれる人がいれば、都合よく自分を使う人に嫌われることが怖くなくなる

 

・人から好かれたいと思うから、良い行いをする

 

・人に見られているという緊張感を適度に持てばプラスのエネルギーになる

 

・今日はどんないいことをしようかな?と探すつもりでいい

 

・大人になった今の人目を気にする悩みの原因は子供の頃の条件付きの愛である可能性が高い

 

・条件付きの愛が「失敗した自分には価値がない」という考え方を持たせてしまう

 

p.sちょっと最後におまけのメッセージです。

 

人とうまく付き合うためには自分自身を愛する必要があります。

 

なぜなら、自分を大切にできない人は他人から大切にされないからです。ネガティブだと人は離れていきます。

 

でも、人間だからネガティブになることもあります。それは仕方ないことです。

 

もし、「人とうまく付き合いたいと思っていたけど、やっぱり他人が怖い」と思うのであれば、できるだけ黙々と作業できる仕事に就くといいでしょう。

 

つまり、チームプレーではなく個人プレーの作業が多い仕事です。そういう仕事が悪いわけではありません。

 

その仕事だって世の中の誰かが必要としてくれている仕事のはずです。

 

やっぱり対人って無理かも・・・人目を気にしすぎて疲れちゃう・・・

 

そう思うことがあったとしても、それはそれでOKです。

 

自分の決断をしたことを肯定してくださいね。

 

人とのコミュニケーションが苦手であったとしても、誰とも付き合えないわけではありません。

 

p.s②こちらも要チェックです!

職場の人間関係は本当に割り切ることができる?あなたの本音は?