自己主張ができないことは必ずしも短所とは限らないという言葉を聞いたことがあるという人もいるでしょう。

 

僕も自分の意見を積極的に言う人ではないですが、確かに言わないことにも長所があり言わなくていい言葉もあると思っています。

 

ですが、自己主張できないことのデメリットや損することもあるのも事実です。

 

そうなると、言ったほうがいいの?言わないほうがいいの?と迷ってしまいますね。

 

そこで、

・自己主張はどんなときにすればいいの?

・言うことと言わないことの基準は?

・どんな言い方をすればいいの?

 

こういったことをお伝えしたいと思います。

 

自己主張できないのか?しないのか?

自己主張できないと悩んだときに、まず考えてほしいことがあります。

それは自己主張できないのか?しないのか?ということです。

 

言い換えると、言えないのか?言わないのか?です。

 

言わなくてもいいことは多々ありますし、余計な一言を言ってしまうのも問題です。

ですから、言わないことは問題ではありません。

 

意見がないのに無理に意見を言う必要はありません。

ないならないでいいのです。

 

質問することも同じです。

聞きたいことがあるなら聞くべきです。

 

それは本当に言いたいことなのか?を考えてみましょう。

必要のないことは言わなくていいのです。

 

自己主張できないストレスは言わないことではなく、言えないことです。

 

では、言えないことと言わないことの違いは何でしょうか?

この違いについて考えて、何を言うべきかを考えてみましょう。

 

自分の怒りゲージに気づく

自分の怒りゲージが今どれぐらいかを感じてみましょう。

怒りゲージは「どれだけ自分が我慢しているか?」という感覚です。

 

怒りゲージは自分の素直な感覚で考えてOKです。

 

怒りゲージが10~20であれば、言えないことではなく、言わないことです。

 

「まいっか」レベルと考えてください。

「まいっか」レベルはさほどストレスにはなりません。

 

少しイラっとしたり、少し我慢するぐらいなので放置してもイヤな感情を引きずることはないでしょう。

 

人間関係はすべて自分の思い通りにはいかないので、これぐらいなら問題ないと僕は考えています。

 

ですが、怒りゲージが60を超えてくると注意が必要です。

これは「まいっか」レベルではなく、苦痛を感じ始めているレベルです。

 

怒りゲージが80以上になったら、言わないことではなく、言えないことだと考えたほうがいいです。

 

「まいっか」レベルだと思っていたのに、イヤな感情を引きずってしまったら、それが「まいっか」レベルではなかったということになります。

 

「これは自分の行動や発言に制限を感じるな」と思ったら、どうにかして自分の気持ちを伝えなくてはいけないサインだと考えましょう。

 

自分の限界値を知る

自己主張ができないと悩む人にも長所があります。代表的な長所は、やはり頼み事をしやすいということですね。

 

「あの人に言わないのに自分だけが言われてしまう」ということがあり、その部分は損していると言えます。

 

ですが、他人が頼みやすいとか言いやすいというのは長所です。

 

注意したいことは、頼まれすぎることや指示されすぎることです。

仕事でもプライベートでも「これ以上はキツイな」と感じたら断りましょう。

 

「これ以上はキツイ」と感じるところが自分の処理できる限界値ということです。

 

「これ以上はキツイ」と感じているのに言わなかったら、それは言わないことでなく、言えないことです。

 

キツイと感じたら「今◯◯をやっているので、後でもいいですか?」や「今◯◯をやらなければいけないので△△はできません」という伝え方でOKです。

 

自分の気持ちを素直に感じ取って、言わないのか?言えないのか?を意識しましょう。

 

自己主張できないことで自信を失わないために

自己主張できないと悩む人は内向的な人が多いです。

 

外向的か内向的かは性質の違いで優劣はありません。

ちなみに僕もどちらかと言えば内向的です。

 

どんな職場にも仕切りたい人はいます。

仕事は仕切りたい人と合わせる人がいて成り立ちます。

 

意見を言わないとやる気がない、消極的だと思われるのではないかと考えている人もいると思います。

 

何でもYesと言うのは良くないですが、合わせることも必要です。

 

指示されたことやお願いされたことに一生懸命応えるという考え方もできるわけです。

 

自分の意見を言わないのは合わせられるという長所でもあります。

 

もしあなたが上司なら

・自分の意見を言わない内向的な人だけど、一生懸命やってくれる人

・自己主張が激しい自己顕示欲が強い人

どちらを部下にしたいですか?

 

あなたが先輩という立場でも後輩にある程度合わせてもいいですし、パート・アルバイトと働く社員でもパートさんに合わせるのも1つのスタイルです。

 

いろんな人が言っていることですが、他人に合わせられることや頼みやすいことは長所なので、言わないことが悪いことだと考える必要はありません。

 

自己主張が強い人に自分の意見を言うときの4つのコツ

自己主張ができないことで悩む人の大きな悩みは自己主張が強い人との接し方だと思います。

 

周りの意見を聞かない人やワガママな人もいるでしょう。

 

好き勝手やられたら困るし、何でもアリっていうわけにはいかないですよね?

 

何でもアリにしてしまうと、あなたが振り回されてしまいますし、自己主張するときと他人に合わせることのバランスは重要です。

 

では、どうすればいいのでしょうか?自己主張が強い人との接し方のポイントは4つあります。

 

 

①こだわりの数を減らして、1つのこだわりを強くする

どうしても譲れないものをこだわりとして持っておいて、できるだけ合わせるようにしたいところです。

 

自己主張が強い人に限らず、他人に合わせることのバランスを考えながら自己主張するうえでポイントがあります。

 

それは、こだわりが20個あるなら5個に減らし、こだわりを強くしていくのです。

 

こだわりの数が多ければ多いほど他人と衝突しやすいですが、こだわり弱いと流されやすい人になってしまいます。

 

うすいこだわりを捨てて濃いこだわりだけ残しましょう。

 

そうすることで「この人はこういう人だ」と理解されて、それでいて他人に合わせたらる人になるわけです。

 

「この人はこういう考え方を持っている」というのは個性です。

 

②正しいと思ったら受け入れる

僕は以前、「いつも言われっぱなしだから今日こそはいってやるぞ!」と考えていたことがありました。

でもそれは仕事として必要な意見ではなく、自分の劣等感の払拭のための意見でした。

 

なので、仕事としてその判断が正しいかを冷静に考える必要があります。

 

自己主張が強い人はキツイ口調で言っているだけだったり、こだわりが強いだけなのです。

 

キツイ口調で言われると間違っていると受け取りがちですが、間違っているわけではありません。

もちろん間違っていることを強気でいう人もいるでしょう。

 

ですが、言っている内容が間違っていることとキツイ口調であることは分けて考えなければいけません。

 

お互いの意見が違ったら、「確かに◯◯ですね。私は◯◯だと思いますど」という言い方をしましょう。

 

相手の意見を肯定してから自分の意見を言うのです。

相手の意見も正しいと考え無理に説得しようとしないほうがいいでしょう。

 

ポイントは「でも」という言葉を使わないことです。

 

自分の意見が間違っていると考える必要はありませんが、一度その意見を聞き入れることをオススメします。

 

③勝ち負けを考えずに意見を言う

自分の意見があるなら言うことも必要ですが、いつも返り討ちにされたり、正しいことを言っているのに噛みつかれるのは勝ち負けで考えているからです。

 

「私は正しい。あなたは間違っている。」と考えていると、その気持ちは相手に伝わってしまいます。

 

「私も正しい。あなたも正しい。」という気持ちで意見を言うようにしましょう。

 

説得しようと思ってはダメです。

意見が違ったら相手の意見のメリットを探し、「なるほど。確かに◯◯ですね。ただ私は◯◯だと思います。」という言い方をしましょう。

 

こういう言い方もアリです。

「それは◯◯の面ではメリットがありますね。でも△△の部分はデメリットですね。」という伝え方もいいでしょう。

 

肯定してから意見を言うのがポイントです。

 

④ワガママだと判断したときだけNoと言う

キツイ口調やこだわりが強い人はワガママだと思い込んでしまうのは気をつけたいところです。

 

ただ本当にワガママで発言することもあるので、ワガママだと感じたら「なぜそう考えるのか?」の理由や根拠を聞くといいと思います。

 

返ってきた答えにちゃんとした理由があるなら受け入れ、ただのワガママならNoと言えばいいのです。

 

ワガママかを判断するためには、仕事としての意見なのか?それとも個人的なワガママなのか?を冷静に考えることが大切です。

 

自己主張するよりも大切な2つのこと

自己主張できないことは必ずしも悪いことではなく、長所もあります。

自己主張しないことの長所もあるけど、デメリットや損することもあります。

 

だからこそ、どうすればいいのか悩むのではないでしょうか。

ですが、自分の意見を言うか言わないかよりも大切なことが2つあります。

 

まず1つ目ですが、その人との普段の関係性です。

ハッキリと言いたいことを言うときに大事なのは言い方ではなく、普段の関係性です。

 

普段から勝ち負けを考えず、「あなたのことを理解していますよ」という姿勢で接していれば、ときどきNoというぐらいは大丈夫です。

 

基本的には意見を受け入れ、ここだけは譲れないというところだけNoと言えば問題ないです。

 

相手が怒る場合や「いいからやれ!」という言い方をしてくるのは、意見を受け入れてくれるための関係性がまだできていないということです。

 

その場合は普段のコミュニケーションを見直しましょう。

もちろん、どんなにあなたが努力しても意見を聞き入れてくれない相手もいるでしょう。

 

ですが、敵対心や警戒心を持っていると自分の意見を聞き入れてくれるのがより難しくなります。

 

2つ目は、あなたの自信の問題です。

 

自己主張できないという悩みはコミュニケーション能力が全く関係ないわけではありませんが、メンタルの部分のほうが大きいです。

 

コミュニケーション能力の高い低いは伝わるか伝わらないかです。

 

話の内容がわかりやすいか、わかりにくいかの問題になってきます。

自己主張できるかできないかは、やはり気持ちの問題です。

 

協調性があり他人に合わせられることは確かに長所です。

ですが、もし自己主張もできるようになりたいと思うのであれば、自信を持てるようにならなくてはいけません。

 

もちろん、短期間で自信を持てるようになることはできませんが、自信を持てるようになるためには何をしたらいいかを考えましょう。

 

主語を「私」にするアイメッセージという伝え方やアサーションという伝え方がありますが、これらはあくまで伝え方です。

 

どういう言い方や伝え方をするかのテクニック的なものです。

 

根本の問題はやはりメンタルの問題です。

自信がなくても自己主張するというのは無理です。

 

時間がかかるからという理由で先送りにしていたら、ずっと現状は変わりません

 

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まとめ

言わないのか?言えないのか?を考える

 

◆我慢レベルが10~20なら問題ない

 

◆我慢レベルが60を超えたら要注意

 

◆我慢レベルが80以上になったら、伝えたほうがいい

 

◆他人に合わせられることや頼みやすいことは長所

 

◆こだわりの数を減らして1つこだわりを強く持つ

 

◆キツイ口調でも正しいと思ったら受け入れる

 

◆人間関係を勝ち負けで考えない

 

◆自己主張が強い人に対しては個人的なワガママだと感じたらNOと言う

 

◆どういう言い方をするかよりも普段の関係性のほうが重要

 

◆自己主張できない悩みはコミュニケーション能力よりもメンタルの問題

 

p.s

自己主張できない原因は自信のなさです。

この記事では「どう伝えるか?」についてお伝えしました。

 

「どう伝えるか?」も大事なのですが、自信を持っているかどうかのほうがより重要です。

言い方を変えると、「どういう心の状態で相手に伝えるか?」ということです。

 

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