ストレスを感じると人間の機能は下がると言われています。

その一方でストレスは必ずしも悪いものではないとも言われています。

 

つまり、ストレスは解消すべきという意見とストレスは活用すべきという意見があるということです。

 

ストレスは解消すべきものでしょうか?それとも活用すべきでしょうか?

 

「ストレスの解消法も活用法も自分に合っている方法を見つけるべき」というのが僕の結論です。

 

何が正しいと言われているか?ではなく、自分に合っているか?を考えましょうということです。

 

この記事ではストレスの解消法と活用法についてお伝えします。

 

ストレス解消法として有効なものと注意点

ストレス解消法として、運動、入浴、睡眠、瞑想、気分転換の行動などが挙げられます。

 

どれも有効ですが、

  • そのストレス解消法でエネルギーチャージされる感覚があるか?
  • それをやると充実感を味わうことができるか?

といったことを考える必要があります。

 

「なんかいい感じだな」と感じることは何をやっているときか?ということです。

それは人によって違うはずです。

 

読書を例に挙げましょう。

「新たな知識が入ってくることは楽しい」と思える人にとって読書はストレス解消法として有効です。

 

小説を読んでちょっとした感動体験を味わえると思う人にとっては小説を読むことはストレスに有効です。

でも「本を読むと眠くなるんです」という人にとっては逆にストレスになりますよね。

 

大事なのは自分がどう感じるか?ということです。

とはいえ食わず嫌いはNGなので、やってみて判断しましょう。

 

あとストレス解消の行動のためにお金を稼ぎ、そのお金を稼ぐときに(働くという行為で)ストレスがたまるという負のサイクルに注意したいですね。

 

本当に効果があるのかを考える

ネットで「ストレス 解消 ランキング」と調べると、ランキング形式で様々なストレス解消法が紹介されています。

 

ストレスに関して調査している団体もあるようですね。

 

こうしたリサーチに対して僕が個人的に思うことがあります。

それは、「そのストレス解消法は本当に効果があるのか?」ということです。

 

加えて「聞き取り調査をされた人は本当に実行しているのか?」ということも気になります。

 

全部は否定するつもりはありませんが、わりとよく聞くストレス解消法じゃないですか。

 

それでストレスに悩んでいた人がどれぐらい減ったのでしょうか?

もちろん特別な何かをしないとストレス解消できないとは思いません。

 

ですが、ネットや書籍で紹介されている方法に対して「自分に効果があるのか?」ということを考える必要があります。

 

もしスッキリしない日が続くとか、それでもイライラしやすいといったことがあれば、

  • 今やっていることが自分にとって効果なし
  • あるいは何かが足りない

といったことが言えます。

 

そのストレス解消法は自分にとって本当に効果があるのか?を考えましょう。

 

新しいことは一時休止する

ストレス解消法として自分にとってどうか?を考える必要がありますが、誰にとってもNGであろうことをお伝えしたいと思います。

 

まず1つ目ですが、ストレスを感じるときに極力新しいことは避けましょう。

新しいことを同時期に2つやるのはNGです。

 

ストレスは刺激で、その刺激には自分にとってポジティブなこともストレスになります。

ストレスとはイライラするものや不安になることだけではありません。

 

快ストレスと不快ストレスがあるということです。

その刺激が快か不快かを決めているのは自分ですが、言い換えればすべての刺激がストレスだということです。

 

満員電車や職場の人間関係だけがストレスではなく、朝起きて浴びる朝日や聞こえる音などもストレスになります。

 

特に新しい変化に関しては自分が快だと感じていてもストレスであることは忘れてはいけません。

 

たとえば結婚するから引っ越しして、結婚を理由に働き方を変えるために今の職場を退職して新しい仕事をする人がいたとしましょう。

 

この場合は

  • 結婚
  • 引っ越し
  • 退職
  • 転職(働き方を変える)

という大きな変化があります。

 

その人がストレスとして認識していなくてもストレスなのです。

 

結婚と働き方の変化の時期が重なった人で「結婚してハッピーなはずなのになぜか不安」という人もいます。

こういう人は一度にたくさんの刺激を感じすぎて反動で不安になっている可能性が高いです。

 

新卒で入社した人が5月になって憂うつになるケースも刺激が多すぎることが原因です。

 

快ストレスはストレスとして意識しませんが、刺激であることを忘れないようにしましょう。

つまり、新しいことは時期をずらすということ大切です。

 

「快であっても不快であっても刺激であることは変わらない」ということを忘れずに刺激の量を可能な範囲でいいのでコントロールしましょう。

 

ギャンブルはやっぱりNG!

こんなことをブログでわざわざ書くことではないかもしれませんが、やっぱりギャンブルはダメですね。

 

カラオケに行く感覚でパチンコをやるのは個人的にはいいと思っています。

稼ぐためではなく、気分転換でパチンコをやる人がいるのも事実です。

 

ですが、気分転換ではない目的でパチンコをやっている人がいるのも多いですよね。

やっぱり人生の何かをおかしくさせる要素があるのでしょう。

 

僕はパチンコが趣味という人で充実感を持って日々過ごしている人を見たことがありません。

 

キャバクラ、風俗、ホストクラブも同じです。

今コロナで営業していないお店が多いですが、唯一の楽しみがジャンキーな趣味だった人はストレス発散に困っているんじゃないですかね?

 

自分のストレス解消法が健全なものか?それとも害があるものなのか?ということを考えましょう。

 

もちろん全部を否定するつもりはないので、「自分はあくまで気分転換の1つだ」という人は大丈夫だと思います。

 

ストレスの活用法として有効なものと注意点

ストレスを解消しましょうという考えがある一方で「ストレスは悪いものではない」という考え方もあります。

 

ギャラップ社という会社のリサーチで「ストレス度が高い国ほど繁栄度も高い」というデータがあります。

 

ストレスがない=刺激がないということです。

自分にとっていい刺激もないということですよね。

 

確かに退屈なのもイヤですし、退屈というのは悪いストレスかもしれません。

退屈な時間は人からエネルギーを奪うという見方もできます。

アメリカでおもしろい実験をした人がいます。

 

2つのグループに分けて、1つのグループに「ストレスは悪いものだ」という内容のビデオを見てもらいました。

もう1つのグループには「ストレスには良い効果もある」という内容のビデオを見てもらいました。

 

その後、模擬面接を受けてもらい面接官が参加者の答えに否定的なフィードバックをしたそうです。

圧迫面接のような面接ということですね。

 

両グループの人に面接の後にストレスチェックをしたところ「ストレスは悪いものだ」という内容のビデオを見た人のほうがストレスが高かったのです。

 

「ストレスは心身に害を与える」と考えすぎると逆にストレスがたまると言えますよね。

ストレスという刺激をどう捉えるのか?ということが大事なのです。

 

では、ストレスをどのように考えて、どのように活用したらいいのでしょうか?

 

自分なりにストレスに対するマインドセットを持つ

ストレスは悪いものだと決めつけるのではなく、捉え方を変える必要があります。

ストレスに対するマインドセットによってストレスを活用できるかどうかが決まるということです。

 

次のマインドセットの中で、あなたが納得できるものは何でしょうか?考えてみてください。

 

  • ストレスは害ではなく、むしろ歓迎すべきものだ!
  • ストレスはチャレンジだ!ストレスがあるから人は成長する
  • ストレスそのものに良い悪いはなく、単なる刺激だ
  • ストレスから逃げるのではなく、付き合うことが大事
  • ストレスと戦ってはいけない!ストレスに負けないためには自然体でいることだ!
  • ストレスには良い効果もあるが、しなくてもいい苦労もある
  • ストレスが原因で病気になる人もいるから、なるべくストレス要因になるものを排除すべきだ
  • ストレスがないほうが物事はうまくいく

 

どうでしょうか?あなたはどう感じましたか?

一般的に正しいかどうかではなく、あなたが個人的にどう思うかが大事です。

 

ちなみに僕は「ストレスそのものに良い悪いはなく、単なる刺激だ」という考え方と「ストレスには良い効果もあるが、しなくてもいい苦労もある」という考え方がしっくりきます。

 

僕の個人的な意見ですが、「ストレスは害ではなく、むしろ歓迎すべきものだ!」と「ストレスはチャレンジだ!ストレスがあるから人は成長する」は、無理をしたポジティブ思考のように思えます。

 

とはいえ「ストレスでメンタルがやられると大変なことになっちゃう」という考え方も逆にリスクがあるように思えます。

 

自分にとって良い出来事だけが起こればいいですが、悪い出来事も実際にあるじゃないですか。

 

悪い出来事が起きたときに「やっぱりストレスはダメだよ」と考えていると、より大きなストレスになります。

 

ストレスを数値化したときに10段階で3ぐらいであるはずのストレスが「ストレスは害」と考えるから6にも7にも感じることもあります。

というのは僕が考えていることなので、参考にしてくださいね。

 

大事なのは、あなたがどう感じているか?ということです。

 

ストレスに関するネットの情報(ブログ・法人メディア)や書籍を参考にしつつ、あなたなりのマインドセットを持ってください。

 

自分の感覚を信じる

ストレスを活用することは「ネガティブな感情を心の燃料にするためにはどんな考え方を持つか?」と言い換えることもできます。

そのためには自分の感覚を信じることが何より大切です。

 

「悔しいと感じるから努力できる」と思うのであれば、悔しいと感じることを意識しましょう。

 

「自分の持っているミッションはこういうことに怒りを感じたことがきっかけだ」という場合は、その怒りを忘れてはいけません。

 

「この緊張感がたまらなく好きでドキドキとワクワクがセットになると頑張れる」と感じているならドキドキするものを意識しましょう。

 

ストレスの上手な活用は「何を意識して何を感じると頑張れるか?」ということです。

 

ネットや書籍の情報を参考にしながら自分の感覚を信じることが大切ですが、あなたに1つ考えてほしいことがあります。

 

  • 適度なストレスを感じたほうが頑張れるのか?
  • リラックスしていたほうが頑張れるのか?
  • 緊張とリラックスの両方があったほうがいいのか?
  • 自分にとっての理想のバランスは?

こういったことは自分にしかわからない感覚です。

 

追い込まれてエンジンがかかるタイプか?それとも心に余裕があったほうがいいのか?とも言えます。

適度に不安や危機感があったほうが頑張れるという人もいますし、ワクワクを感じているほうが頑張れるという人もいるでしょう。

リラックスしたほうが力を発揮しやすい人もいますよね。

 

リラックスしていたほうが頑張れる人が他人から「あいつは危機感が足りないから少し不安にさせることを言ってやらないと」と思われると頑張れません。

 

「ストレスから逃げるんじゃなくて歓迎しよう」というマインドセットも、そういう人には合わないはずです。

 

リラックスしたほうが頑張れるなら不安を感じたときに安心できるものを見つけることが有効です。

 

逆に危機感が自分にパワーを与えるな「緊張感をどうやって生み出すか?」とか「現状のままだと、どんなデメリットがあるか?」と考えることが有効です。

 

僕はリラックス70%、ワクワク20%、危機感・緊張感10%ぐらいが自分にとってちょうどいいと感じています。

 

もちろんコントロールできない要素もたくさんありますが、自分にとってベストな状態を知っておいたほうがいいでしょう。

 

僕の場合は基本的にはリラックスした状態だけど、ワクワクするものが未来にあって、ほんの少しだけ「このままだとマズイな」と感じていることが一番頑張れると感じています。

 

これも一般的に正しいとされていることではありませんし、ましてや他人が決めることではありません。

 

イライラしやすい人は僕のことを「あいつは能天気だな」と感じることがあるそうです。

ですが、僕から言わせると「イライラしたら冷静なジャッジできませんよね?」と思うわけです。

 

ピリピリしたほうがパフォーマンスは上がるのか?ワクワクした感情がエンジンになるのか?リラックスしているほうが頑張れるのか?

 

こういう感覚は自分にしかわからないのです。

 

内省する(内観する)

ストレスを感じたときに人は外側に意識を向けてしまいがちです。

「もし◯◯だったら・・・」とか「あの人が◯◯してくれたら・・・」と考えてしまいますよね。

 

外側に意識を向ければ不満に思うことばかりフォーカスしてしまって、文句を言いたくなります。

なので、外側に意識を向けるのではなく、自分の内側に意識を向けましょう。

 

自分の内側に意識を向けるとは「自分は何をしたいのか?」「今やるべきことは何か?」と考えることです。

 

「この問題がこうなってくれれば」「あの人が◯◯だから」はコントロールできないことを考えてしまっていますよね。

そうではなくて「さて、どうするか?」と考えるほうがイライラや不安も軽くなります。

 

とはいえ、そういう習慣がなかったら頭の中は暴走してしまいます。

 

自分の内側に意識を向ける習慣を持つためには手順化することをオススメします。

 

ストレスを感じたときは次の3つの手順で自分の内側に意識を向けましょう。

  1. そのストレスは快か不快かを考える
  2. ストレスの程度を数値化する
  3. どうしたいのかを考える

 

まずイライラしているのか?不安なのか?傷ついたのか?

自分の感情はどうなっているのかを確認しましょう。

 

その次にストレスに点数を付けましょう。

5段階でもいいですし、10段階でもいいです。

 

「今のイライラは10点中3点といったところだな」といった感じです。

数値化は自分の直感で大丈夫です。

 

そして「自分は今どうしたいのか?」「何をすべきか?」と考えましょう。

 

ストレスを感じたときは自分が大切にしたい何かが脅かされているときです。

意図や期待があって、その意図や期待のとおりにならないときに人はストレスを感じます。

 

「こうなってほしい」と思っている何かがならないときです。

その何かをわからずに「どうしよう?不安だ・・・」と思っている人やイライラしている人はけっこういます。

 

外側に意識を向けると自分の感情は暴走するのです。

「だってあの人が・・・」という思考は外側に向いていますよね。

 

そうではなくて、「あの人がどうなったらいいのか?」「そのために自分は何をすべきか?」と考える必要があります。

 

僕の個人的な意見ですが、ストレス活用法は自分自身を知ることだと思っています。

 

ストレスを感じたときは

  • 「改善すべきことがあるよ」というサイン
  • 「大事にしたいものが大事にできてないよ」というサイン

こうしたサインです。

 

そう考えると「ストレスは害ではなく、むしろ歓迎すべきものだ!」というマインドセットはあながち間違ってないですね。(僕は個人的にそこまで考えると少し無理があるなと思いますが)

 

ストレス解消と活用のまとめ

最後にストレスに関して僕なりの考えをまとめたいと思います。

 

  • 書籍やネットの情報を参考にしつつ自分に合っているかを考えることが何より大事
  • ストレス要因が外側にあっても自分が自然体でいられることが大事
  • 外側ではなく自分の内側に意識を向けることが大事

 

ここではストレスに関して僕なりの考えを書きましたが、あなたはストレスにどんな考えを持っていますか?

 

もし今ストレス状態にあるのなら、何がどうなることが望ましいですか?そのために何をすべきだと思いますか?