「自分はコミュニケーション能力が低い」と悩んでいる人ってけっこう多いですよね。

 

あなたは初対面の人との会話に困るから自分はコミュニケーション能力が低いと思い込んでいませんか?

確かに会話に困るならコミュニケーション能力が高いとは言えないかもしれません。

 

ですが、コミュニケーション能力の要素を捉え直すと「自分が思うほどコミュニケーション能力は低くないんだな」と気づけるはずです。

 

あと、よく聞く悩みでは「他人に興味が持てない」というものがありますよね。

 

「相手に興味を持ちましょう」とよく言われていますが、「その方法を具体的に教えてよ!」と思ったことはありませんか?

 

  • 職場や学校で「キミはコミュニケーション能力が低い」と言われてショック
  • 会話の引き出しをどうやって増やすかを知りたい
  • 相手に興味を持つために何が必要かを具体的に知りたい

もし、あなたが上記のようなことを思っていたら、この記事は参考になると思います。

 

ここではコミュニケーション能力を上げるうえで大切なことをお伝えしますので、最後まで読んで頂けたらうれしいです。

 

 

コミュニケーションで必要なスキル

コミュニケーション能力が低い人の特徴を挙げるとしたら、それはコミュニケーション能力を話すスキルだけだと思っている人です。

 

コミュニケーションの目的やゴールがwin-winになることやお互いがハッピーになることだとしたら、話すことが上手なだけではコミュニケーション能力が高いと言えません。

 

一方的に話す人や自己主張が強すぎる人はコミュニケーション能力が低いと言えます。

  • 「あいつは理解力がない」
  • 「何度も言っているのに・・・」

こういうことを言ってしまう人のスキルは高くないですよね?

 

コミュニケーション能力が高い人は

  • 相手に伝わる言い方は何か?
  • 伝え方を変えてみてはどうか?

ということを考えます。

 

「相手が不快な気持ちにならず、気持ちよく動いてもらうためにどんな伝え方をすべきか?」ということを考えられるということです。

 

あなたは「あいつは理解力がない」とか「何度も言っているのに・・・」と思わないはずです。

心当たりがないと思います。

ということは、あなたのコミュニケーション能力は低いと言えないのです。

 

とはいえ、コミュニケーションに自信があったらこの文章を読んでいないと思います。

 

ここからはコミュニケーション能力を上げる3つのスキルについてお伝えします。

 

 

本当に必要な話すスキル

本当に必要な話すスキルとはプラスの感情表現ができるかということです。

ポジティブな言い方ができているかと言ってもいいでしょう。

 

その言葉を言うことによって相手の感情がネガティブになるなら、その人のコミュニケーション能力は高いとは言えません。

 

「自分は正しいことを言っているのだから、あなたは従うべきだ」と思っている人が話すとイヤな気持ちになりますよね。

「言っていることは正しいけれど、なんかムカつくんだよね」と相手は感じるはずです。

 

相手のやる気を奪う言い方をしてしまうなら、それは適切な伝え方ではないということです。

 

もちろん相手に指摘することは必要です。

ですが、指摘するときの言い方に相手への配慮が必要なのです。

むしろ相手の成長を考えるなら、どんどん指摘しましょう。

 

ただし、否定する言い方はNGです。

たとえ相手と考えが違っていても理解する必要があります。

 

多くの人は100%の共感か、全く理解できない0%の共感の0か100で考えてしまいます。

そうではなくて、共感と理解できないことの間に理解するというスタンスが必要です。

 

  • 100%の共感はできないけれど、50%ぐらいは共感できる
  • 個人的には賛成できないけれど、気持ちは理解できる

こういった考え方が必要です。

 

意見が違っていても理解するというスタンスは持ちましょう

別の言い方をすれば「人間関係を勝ち負けで考えるのはやめましょう」ということです。

 

相手を否定する言い方をしてしまう人は人間関係を勝ち負けで考えています。

でも、そういう人って人間関係を勝ち負けで考えているのを自覚していないことが多いです。

 

ポジティブな言い方ができる人は「ダメ」と言いません。

「それはダメだよ」と言われると、やる気がなくなりますよね。

 

それが仕事なら「仕事だからやるけど・・・でもね・・・」というのが本音ではないでしょうか。

 

コミュニケーション能力が高い人は相手の気持ちを配慮して「それもいいけど、こっちのほうがもっといいよ」という言い方ができます。

 

では、ポジティブな言い方をするためには何が必要でしょうか?

それは自分の感情がポジティブでいることです。

 

自分の感情がポジティブなら自然とプラスの感情表現ができます。

つまり、何を言うか以上にどんな気持ちで言うか?が大事なのです。

 

 

本当に必要な聞くスキル①

コミュニケーション能力には話すスキルと聞くスキルがありますよね。

 

初対面の人との会話に困る人や人見知りでコミュニケーションが苦手という人は何を意識したらいいでしょうか?

 

よく聞く対処法として「ネタを準備しておく」というものがあります。

もちろん、それも有効です。

 

ですが、それ以上に楽しいと感じる心の感度のほうが大事です。

 

心の感度が上がると相手の話からキーワードを拾うことができるようになります。

キーワードを拾うことができれば会話は広がります。

 

たとえば「今日は暑いですね」と相手が言ったら、あなたはどんなリアクションをしますか?

この場合のキーワードを拾うとは「暑い」という言葉をピックアップすることです。

 

次に「暑い」という言葉から何を連想するかを考えましょう。

 

  • 今日ここまで来るのに汗だくになったこと
  • 過去の暑いと感じた日のエピソード

こういったことを思い浮かべると、会話は広がりますよね。

 

会話を広げるのは話すスキルですが、そのためには聞くことが重要です。

心の感度が大事だとお伝えしましたが、心の感度はじっくり育てましょう。

今すぐ実践できることは「相手の話している言葉からキーワードを拾う」ということです。

 

相手が「今日は寒いですね」と言ってきても「◯◯が好きなんです」と言っても考え方は同じです。

「昨日◯◯(場所やイベント)に行ってきたんです」でも同じです。

 

相手の好きなもの、固有名詞、場所の名前をキーワードとして認識できるかが重要です。

 

誰かと会話する機会があったら「キーワードをピックアップしよう」という意識でコミュニケーションしてみてくださいね。

 

 

本当に必要な聞くスキル②

本当に必要な聞くスキルの2つ目は捉え方です。

話すスキルが伝え方なら聞くスキルは捉え方です。

 

もちろん聞くスキルには理解力もありますが、捉え方もかなり重要です。

 

さらに理解力は内容を認識することも理解力ですが、相手を理解することも理解力です。

 

捉え方で気をつけたいのは不必要にネガティブな捉え方をしていないか?ということです。

 

もし、不必要にネガティブな捉え方をしてしまったら、相手の意図とはズレてしまいますよね。

これは内容を認識する理解力にも関わってきます。

 

相手からすると「そういうふうに受け取っちゃったか~」となるわけです。

相手の言葉を誤解すると相手に敵対心を持ってしまいますよね。

そうすると人間関係は悪くなってしまいます。

 

もちろん悪口を言われているのにポジティブな受け取り方をしろということではありませんよ。

 

本当に必要な話すスキルがポジティブな伝え方ができることなら、本当に必要な聞くスキルはポジティブな受け取り方ができることです。

 

ポジティブな捉え方をするために必要なことは、ポジティブな感情で自分を満たすことです。

 

 

非言語コミュニケーションのスキル

 

コミュニケーションには言語によるコミュニケーションと非言語のコミュニケーションがあると言われています。

 

非言語のコミュニケーションには表情、態度、声のトーンなどがあります。

 

これらも大事ですが、僕が個人的に大事だと思っているのは観察力(想像力)と心の感度の2つです。

 

特に心の感度は個人的には最重要だと思っています。

コミュニケーションで心の感度が大事だという意見を言っている人は少数派だと思います。

そういう意見を言っている人はあまりいません。

あるいは心の感度が重要だと思っているけど、発信していないだけかもしれません。

 

最後まで読んでもらえたら、「心の感度って大事じゃん」と思ってもらえると考えています。

 

 

観察力と想像力を磨く

多かれ少なかれ人は「自分は相手にどう思われているか?」を気にします。

 

「人目を気にするな」とか「自信を持って自分の意見を言いましょう」と言われますが、気にするなと言われても気にしますよね。

 

なぜ気にしてしまうのでしょうか?

それは「気にしてはいけない」と考えるからです。

 

「気にしない気にしない」と考えるほどに気にします。

 

では、どうすればいいでしょうか?

「気にしない」と考えないことで気にしないようになれます。

別のことを考えましょうということです。

その別のこととは「観察力を磨こう」という意識を持つことです。

あるいは「想像力を働かせよう」と考えることです。

 

そう考えることで、相手を観察したり想像することに集中できますよね。

 

では、どういうことを観察すればいいでしょうか?

  • 何をしてあげると相手は喜ぶのか?
  • 何を言ってあげると相手はうれしいのか?

こういったことを観察しましょう。

 

さらに相手が気づいていない自分の長所にあなたが気づけたら、よりGoodです。

 

聞くスキルのところで「キーワードを拾う」という話をしました。

 

「キーワードを拾う」という作業も観察力です。

キーワードを拾うことができたら「この人はこの話題のときは楽しそうだな」ということにも気づけます。

 

自分が話した言葉の中に相手にとってのキーワードが含まれていたら、相手の表情が変わり目もキラリと光ります。

それを見逃さないのも観察力です。

 

「このキーワードが出てくると相手の表情や目が変わった」というのを覚えておくと、相手との心理的な距離も近づきますよね。

 

あと「あの人はこういうことを言っていたな」ということから想像力を働かせれば、質問したいことも自然に生まれます。

 

「なんか質問しなきゃ」ではなく、想像力を働かせれば「これってどうなんだろう?」と感じることができるわけです。

 

想像力に関してですが、せっかくならポジティブな想像をしましょう。

 

「どうせ◯◯に決まっているさ」というのも想像力ですが、その想像はネガティブですよね。

そういう考え方をしてしまうと、仲良くなれたはずの人を嫌いになってしまいます。

 

相手のことを不必要に疑わないとも言えますね。

それともう1つ大事なことがあります。

「何をしてあげると相手は喜ぶのか?」「何を言ってあげると相手はうれしいのか?」こういったことを観察することも大事ですが、

  • 相手がしてほしくないことは何か?
  • 言ってほしくないことは何か?

こういうことも大事です。

 

何か質問したときに相手がはっきりと答えず「ちょっといろいろあって」と言ったとしましょう。

 

そういうときに「いろいろって具体的には何?」と聞いてしまう人がいます。

これは質問ではなく尋問です。

しつこく聞く人より「この質問は答えたくないのかな?」とか「言えない事情があるのだろう」と考えられる人のほうがいコミュニケーション能力が高いです。

 

あえて言わないこともコミュニケーションです。

あえて聞かないこともコミュニケーションです。

 

言わなくていい余計なひとことを言ってしまって人間関係が悪くなってしまうことってありますよね。

 

もちろん相手が不快に感じても聞かなければいけない場面もあるでしょう。

そう考えると聞くべきか?聞かないべきか?を判断することもコミュニケーション能力だと言えますよね。

 

聞かないほうがいいことをしつこく聞いて相手に嫌われることも忘れないようにしたいですね。

 

会話のノウハウよりも心の感度が大事

自分はコミュニケーション能力が低いと思うと、どうすれば会話が上手になれるか?という発想になります。

 

もちろんその考えは間違っていません。

ですが、話し方や聞き方よりも心の感度が大事です。

 

ここまでに「キーワードを拾いましょう」とか「観察力と想像力を磨きましょう」とお伝えしてきました。

そのためには感じることが重要です。

 

僕は昔、「お前はコミュニケーション能力が低い」と言われたことがありました。

そこでコミュニケーションに関する本を読んでみたのですが、何も変化がなかったのです。

 

「コミュニケーション能力の磨き方がわからない」と悩んでいましたが、今では心の感度を上げることが重要だという結論になりました。

 

コミュニケーションに関する書籍、コミュニケーションに関するオンラインやオフラインの講座はたくさんあります。

そこで教わるノウハウはウソなのでしょうか?

 

コミュニケーションの書籍にウソは書いていませんし、講座でウソを教えていることはありません。

確かなノウハウが書かれていますが、今の自分の感情がそのノウハウを扱える状態かを考えなければいけません。

 

話し方や聞き方よりも自分の心のあり方のほうが重要だということです。

 

ピラミッドにすると、こうなります。

 

1つ例を挙げればわかりやすいと思います。

 

会話には「さしすせそ」というものがあります。

よく話されることなので、あなたも知っているのではないでしょうか。

 

  • さ→さすがですね!
  • し→知らなかったです!
  • す→スゴイですね!
  • せ→センスいいですね!
  • そ→そうなんですか!

これらの頭文字を取って「会話のさしすせそ」と呼んでいます。

 

もちろん使えるなら使ったほうがいいです。

でも重要なのは本当に思っているのかということです。

 

スゴイと思っていないのに「スゴイですね!」と言われた相手はうれしいでしょうか?

 

思ってもいないことを言うのは自分の心にウソをつくことでもあります。

 

あなたが「他人に興味が持てません」と悩んでいるなら、ぜひ心の感度を上げてください。

心の感度を上げるというのはポジティブなことを感じるアンテナを持つことです。

 

ポジティブな感情で自分を満たすことができれば、心からの「スゴイですね!」が言えるようになりますよ。

 

ポジティブなことに対する感度を上げる

では、どうすればポジティブなことに対する感度を上げることができるでしょうか?

それはポジティブなことを見つけようとすることで、少しずつ感度は上がっていきます。

 

具体的にポジティブなことの感度を上げる方法を話すうえで、僕のこのエピソードがわかりやすいと思うので話させてください。

 

桜が開花してから、なぜか寒くなって雪が降った日がありました。

 

雪が降ると寒いし少し面倒ですよね。

でも、その代わりに雪が降っている風景の中で桜を見ることができました。

 

この雪が降ったことに関して「うわぁ寒い!もう雪最悪だよ~」と捉えるか、それとも「雪で白くなった風景で見る桜ってキレイだな」と捉えるかの違いです。

 

雪が降る中での桜はめったに見られるものではないので、ちょっと感動しました。

 

この感覚がポジティブなことに対する心の感度です。

 

こういう感覚を誰かが話しているときに持てたら、いい雰囲気になりますよね。

あなたは普段どんなことを意識していますか?どこを見ていますか?

 

ネガティブなことばかり見ていると、愚痴や文句を言いたくなります。

でもそれだと、ネガティブなことに対する心の感度が上がるだけです。

 

もちろん悪口を言われて楽しいと感じろとは言いませんが、やっぱりポジティブなことを感じることができないと損です。

 

【ステマ広告】

 

コミュニケーション能力を上げるインプット

 

最後にコミュニケーション能力を上げるインプットの方法をお伝えします。

 

「コミュニケーション能力が低い人は1人の時間が長い」という意見があります。

これに関して僕の意見は、半分正解で半分間違いです。

 

確かに1人の時間が長いと会話する機会が少ないので、学んだことを実践するチャンスも少ないでしょう。

だから1人の時間を好む人は集団が好きな人に比べたら、社交性は劣ります。

 

ですが、コミュニケーション能力は社交性だけではありません。

ポジティブな感情表現ができることや観察力や想像力もコミュニケーション能力です。

何よりポジティブなことへの心の感度が最重要です。

 

では具体的にどんなインプットが必要でしょうか?

Amazonで本を探すなら「ポジティブ」「自己肯定感」と検索してください。

 

コミュニケーションや会話の本を読むよりも自分の感情を良くする本を読んだほうがいいということです。

 

感情の状態が良くなって自信が持てるようになったら、今よりハキハキと話せるようになると思いませんか?

 

「自分は内向的で人見知りだから、もっと社交的になりたい」と考える人はコミュニケーションではなく、まず感情をポジティブにしましょう。

 

「社交的になろう」とか「明るくなりたい」と考えなくても感情の状態が良くなれば、自然と明るいリアクションができるようになります。

 

「じゃあコミュニケーションや会話のインプットは無駄ですか?」と気になるかと思いますが、無駄ではありません。

 

正しい順番は

  1. 感情を整える方法や自信が持てる方法を学ぶ
  2. コミュニケーションの方法やノウハウを学ぶ

この順番です。

 

感情の状態が良くなって自信が持てるようになってからコミュニケーションの方法を学びましょうということです。

 

でもテクニックを使うことを考えなくても、観察力と想像力、ポジティブなことに対する心の感度だけでもコミュニケーションに困りませんよ。

 

コミュニケーション能力が低い人が本当に学ぶべきことは観察力と想像力、ポジティブなことに対する心の感度なのです。