自信ってどうすれば持てるのだろう?と一度は考えたことがあると思います。自信がない人からすると「もっと自信を持って!」とか言われても「そんな簡単に自信なんか持てないよ」と思うのが本音ではないでしょうか。

 

成功体験が大事だとか自分を肯定するとか他人と比べないとかいろいろ言われていて、どれも間違っていません。ですが、僕らが知りたいことって具体的な方法じゃないですか。

 

それに何がその人の自信を作るかは人によって違うんじゃないかなと思います。なので、何が自分の自信を作るかを知っていることが大切です。

 

Step1成長体験を思い出す

成功体験ではなく、成長体験です。もちろん成功体験でもいいのですが、過去の成長体験を思い出しましょう。

成長体験とは変化です。BeforeとAfterと言ってもいいでしょう。今まで何の努力をしたことがないという人はいないと思います。仕事のことでもいいですし、学生時代のアルバイトや部活でもいいです。

 

増えた知識や経験、上がったスキル、できるようになったことを思い出しましょう。そこでこの質問の答えを考えてみましょう。

・今まで成長を感じた経験は何ですか?

・達成感を味わった経験は何ですか?

・過去に努力したことは何ですか?

 

すべての質問に答えられなくても大丈夫です。このうちの1つでも答えられればステップ2に進みましょう。

 

Step2その経験の意味を考える

たとえば部活動を頑張ったことを思い出したとしましょう。その経験で具体的に何をしたのかを箇条書きにしてみましょう。たとえばこんな感じです。

・部活以外の時間で自主トレした

・自分で練習メニューを考えた

・誰かに強制されず自ら練習した

 

この経験は「誰にも強制されず、自分で考えて行動した」という意味を持っています。次にこの意味を抽象化してみましょう。

 

抽象化とは具体的なものを抽象的にすることです。たとえばライオン→ネコ科→哺乳類→動物のようにしていくことが抽象化です。逆に楽器→弦楽器→ギターのようにしていくことが具体化です。

ではこのケースの場合はどうでしょうか?「部活で自主トレした経験」→「誰にも強制されず、自分で考えて行動した」→「能動的な行動」という感じになりますね。

 

このような経験を持っている人は自分で考えて能動的に行動できることが成長を感じ自信が持てるということになります。

 

ここで「能動的」というキーワードが出てきました。できればその経験から2つキーワードを見つけたいところです。1つでも大丈夫なのですが、2つキーワードがあったほうが自分の自信を作ることが何かを特定しやすくなります。

 

たとえばこの人が陸上部や水泳部で1人で自主トレしていたら、「能動的な行動×1人」になります。サッカーやバスケなら「能動的×チームプレー」になりますし、「もっと練習して絶対甲子園行こうぜ」と呼びかけ、最初はやる気のなかった部員がやる気になっていく姿を見ていたら、「やる気×仲間を巻き込む」という意味を持つことになります。

 

学生時代のアルバイトで新しく入ってきたスタッフに積極的に仕事を教えた経験を思い出したなら「積極的×教える」になります。

 

ほめられた経験で自信がちょっと持てたなら誰に何をほめられたか?その人はどんな人か?を考えましょう。これを抽象化すると、「◯◯な人に自分の△△なところを認められること」になり、キーワードは「◯◯×△△」になります。

 

その経験から出てくるキーワードは直感で決めてオーケーです。キーワードが出てきたら次は具体的な行動を考えます。

Step3抽象化したものを具体化する

過去の成長体験は過去のものなので、過去の自分の自信を作る手助けになっています。今自信を持ちたいなら今成長体験が必要になります。だから抽象化したものを具体化して今できることを考えましょう。

 

ステップ2でいくつかキーワードを出しました。このキーワード化されたものは抽象的です。このキーワードを具体化するのです。

 

たとえば「能動的×1人」を具体化すると、「能動的に1人でできること」→「資格の勉強」「副業」「習い事」といった感じになります。

 

「能動的×チームプレー」を具体化すると、「能動的にみんなで何かをやる」→「1人で仕事を抱え込まず誰かの協力を得る」といった感じになります。

職場でひとりぼっちになっているなと感じることで自信がなくなるのであれば、積極的に話しかけることが課題であることがわかります。

 

「やる気×仲間を巻き込む」を具体化すると、「リーダー的な存在になってチームを盛り上げること」になります。今の仕事でまだ経験が浅いからリーダー役はまだ先の話という人であれば、そうなっている自分の姿をイメージすることが自信を作るでしょう。

 

「積極的×教える」を具体化すると、「自分より後から入ってきた人に積極的に仕事を教える」になります。まだこの仕事を初めて1年しか経っていないという人でも新入社員より先輩です。

それに教えているときのほうが人は成長しているものです。教えることが自信を作るのであれば、後輩にどんどん教えて自信を付けましょう。

 

Step4その行動を継続する

残念ながら今すぐに自信を持つということはできないと思います。

過去の経験を思い出すことで、「自分は存在していていいんだ。価値のない人間ではない」という自己肯定感は作れるでしょう。しかしそれだけでは自信満々というのは難しいです。

 

ただひとつ言えることは、時間をかけて作った自信はそう簡単には崩れないということです。だから自信を作る行動を継続しましょう。

 

最後に

「根拠のない自信を持ちましょう」という言葉をよく聞くと思います。根拠のない自信を否定するつもりはありませんが、僕は何もないところに自信は生まれないと思っています。自信を作るものはやはり継続なのです。

 

時間がかかるのは大変だなと思うかもしれませんが、短時間で作った自信はもろいです。

「根拠のない自信を持ちましょう」という人は「根拠のある自信は根拠となるものがなくなったら自信がなくなる」という意見を持っています。僕は否定するつもりはありません。

 

ですが自信とは過去の経験が作る結果です。人と比べることで自信を付けている人はその自信がなくなる可能性がありますが、成長体験や自己肯定感から自信を作れば、その自信はなくなりません。成長体験から自信を作ってほしいと思います。

 

そして1年後にこの質問を自分にしてみましょう。

・この1年で新しく覚えたことは何ですか?

・この1年でのBeforeとAfterは何ですか?

 

まとめ

・自信を持つために4つのステップがある。

 

・Step1成長体験を思い出し、具体的に何をしたか箇条書きにする。

 

・Step2成長体験を抽象化してキーワードを2つ見つける。

 

・Step3抽象化したものを具体化して今できることを考える。

 

・Step4その行動を継続する。

 

・継続が自信を作る。

 

・成長体験や自己肯定感から自信を作れば、その自信はなくならない。