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はじめまして!このサイトの運営者の三神智也(ミカミトモヤ)と申します。

僕は自分の学んできたことや経験してきたことをブログやメルマガでシェアしています。

 

 

人間関係でストレスをためないためには嫌いな人と距離を置くことが重要だと言われています。

「それができるなら最初からやっているし、それができないから悩むんじゃないか!」と思ったのがいろんなスキルを学ぶきっかけでした。

 

僕は人間関係でストレスを感じていた頃はターゲットにされやすく、いわゆる”なめられやすい人”でした。

 

新卒で入社したときに「こいつには多少のパワハラは大丈夫だろう」と思われていて、上司に2回もビンタされたことがあります。

飲食店で社員として働いていたときに学生アルバイトの人が僕にタメ口で、社員の自分はアルバイトの人に敬語で話すということもありました。

 

周りからの評価を気にしすぎて萎縮していたので、できるはずの仕事もミスをしていました。

 

萎縮するとミスしやすくなりますし、ミスをすると萎縮してしまいます。

「ミスをする→萎縮する→ミスをする」という悪循環に陥ったこともありました。

 

でも、誰も自分の味方をしてくれなかったときもあります。

 

上司は「こいつはビンタされて当然のことをした」と考えていましたし、周りの人は「ミスするお前が悪い」という見方をする人が多かったです。

これを読んでくれているあなたは僕とは違う状況だと思いますが、「これはヒントになるな」と思える部分を参考にしてくれたらうれしいです。

 

もし、あなたが社会人で職場の人間関係で悩んでいるなら、ストレスに強くなるためのスキルとしてこのページの内容を参考にしてください。

 

もし、あなたが学生で学校やバイト先の人間関係で悩んでいるなら、学校の勉強とは別にこのページでお伝えするスキルを学んでみてください。

 

【オススメの人】

  • 上から目線で見下す人がいるのでムカついてしまう
  • 怒りっぽい人や機嫌の悪い人にビクビクする
  • 苦手な人と付き合いたくないけれど、同じ職場にいるから距離を置くことができない
  • 怒られても気持ちを切り替えられるようになりたい
  • 上手にスルーする方法を知りたい

 

ストレスを感じる毎日を変えたくていろんなことを学び始めたのですが、きっかけは1時間おきに気持ちがアップダウンしていたことに気づいたことでした。

 

1時間おきに気持ちがアップダウンしていたというのは、「自分はやれるはずだ」と思っていた1時間後に「やっぱり自分はダメ人間だ」と考えていたということです。

 

人は多かれ少なかれ気持ちの浮き沈みはあります。

 

「今日はなんか気分が上がらないな」とか「今日はスッキリした気分だ」というのは誰でもありますよね。

僕の場合はそれが1時間おきにあったのです。

 

自分の心の状態が異常だと感じていろんなことを学び始めたのですが、このページでは「これは重要だ」と思ったスキルをシェアします。

 

【もくじ】

人間関係のストレス3つの原因

  • ①不快な感情を解消できていないから
  • 不快な感情の強さと長さを振り返る
  • ②自分は価値が低いと思っているから
  • 今の自分に対する満足度を上げる
  • ③自尊心が傷つく距離感で付き合っているから
  • どれぐらい自尊心が傷ついているかを考える

 

人間関係のストレスを解消する3つの要素

  • ①心を整える
  • ポジティブ感情を脳でつくる
  • ②自尊心を育てる
  • 自分の長所や強みを考える
  • ③境界線を引く
  • すべての感情の責任は本人にある

 

スルーできるようになるための3つのステップ

  • Step1心を整えるスキルを磨く
  • Step2自尊心を育てる
  • Step3境界線を意識する

 

 

人間関係のストレス3つの原因

人間関係のストレスとは心の問題と距離感の問題の2つに分けることができます。

さらに心の問題には心の状態と自尊心の問題の2つに分けることができます。

 

自尊心とは「ありのままの自己を尊重して受け入れること」という意味があります。

簡単に言うと「自分には価値がある」と思える自信のことです。

 

悪口を言われて傷つくのは「自分の価値が下がった」と感じるからです。

 

「評価を下げたくない」とか「嫌われたくない」と思う気持ちは、「自分の価値を下げたくない」という気持ちだと言い換えることができます。

 

ここでは人間関係のストレスの原因を

  1. 不快な感情を解消できない
  2. 自分は価値が低いと思っている
  3. 自尊心が傷つく距離感で付き合っている

この3つに分けてお伝えします。

 

 

①不快な感情を解消できていないから

人間関係ストレスの原因の1つ目は心の回復に時間がかかっていることです。

ストレスを感じているときは、不快な感情は強さと長さの2つの視点で考えてみましょう。

 

イヤな出来事があったら10段階で感情の強さを評価してみてください。

  • 1~3が少しだけ不快
  • 4~7まあまあ不快
  • 8~10すごく不快

直感でいいので、このように感じてみましょう。

 

あなたはどんな出来事でどの程度の不快さを感じるでしょうか?

 

次に長さについて考えてみましょう。

感情の長さとは「その不快な感情はどれぐらい続くのか?」ということです。

 

短い時間で回復するなら気持ちの切り替えが上手だと言えます。

 

職場で萎縮してしまう人は心の回復に時間がかかっています。

「上司はまだ怒っているのだろうか?」と気にすると、気持ちの切り替えが難しくなりますよね。

 

心の回復に時間がかかる原因の1つに反芻というものがあります。

※反芻(はんすう)と読みます。

 

反芻の言葉の意味は単純にくり返すことですが、この場合の反芻はくり返し思考してその感情を味わうことです。

 

  • 怒られたこと、キツイ口調で責められたことがずっと頭に残り、言われた言葉が頭を離れない
  • 仕事でミスをしてしまい、長時間そのミスを反省し続けて罪悪感を持ち続けてしまう

この状態がまさに反芻です。

 

不快な感情の強さと長さを振り返る

まずは不快な感情の強さと長さを振り返りましょう。

 

  • 1~3の不快な感情にどれぐらい回復に時間がかかるのか?
  • 4~7の不快な感情にどれぐらい回復に時間がかかるのか?
  • 8~10の不快な感情にどれぐらい回復に時間がかかるのか?

といったことを振り返ってみてください。

 

加えて反芻をしているかも考えてみましょう。

 

Q1今いる環境ではどれぐらいの強さの不快な感情を感じていますか?その感情は何時間ぐらい続きますか?

 

②自分は価値が低いと思っているから

人間関係のストレスの原因は「自分は価値の低い人間だ」と思っていることが多いです。

 

仕事でミスをして萎縮するのは「ミスをする自分=価値がない」という考えがあるからだといえます。

  • ミスをしたから相手が怒っている
  • 相手を怒らせてしまったから評価が下がった
  • 相手の評価が下がったから居場所がない
  • 居場所がないなら存在価値がない

萎縮してしまうのはこういう考え方があるからです。

萎縮したり落ち込んだりする時間が長いのは「あなたの言うように私は価値がありません」と思っているという味方もできます。

 

では、相手にムカついてしまう場合はどうでしょうか?

たとえば見下すような言い方をする人がいたとしましょう。

見下す言い方をされるとムカつくのは当たり前の感覚です。

 

怒られて萎縮する人より怒られたときにムカついてしまう人のほうが自分に自信を持っています。

確かに他人から悪く言われて落ち込む人よりムカついてしまう人のほうがセルフイメージは高いです。

 

「自分は価値が低くないのに上から目線がムカつく」という考えがあるはずですからね。

ですが、本当に「自分には価値がある」と思えていれば、相手にムカつくことはありません。

 

「たとえバカにされても自分の価値は下がらない」と思えるからです。

穏やかな気持ちではなくムカついてしまうなら、もう1段階上の自信があると言えます。

 

穏やかな心の状態ではないなら「自分のことを価値があると自分で感じることができているか?」と考えてみましょう。

 

今の自分に対する満足度を考える

人間関係のストレスのほとんどは自尊心が傷つくことが原因だとお伝えしました。

 

自尊心が100の状態で20のダメージを受けたとしましょう。

ダメージを受けたあとは自尊心が80になります。

 

 

ですが、自尊心が10の状態で20のダメージを受けたら自尊心が-10になります。

この状態が落ち込むとか心が折れるという状態です。

 

「自尊心を育てることができたら人間関係のストレスはラクになる」というのはイメージできましたか?

 

そこで今のあなたの自尊心がどれぐらいかを考えてほしいと思います。

自尊心を育てることは自分の満足度を上げることです。

 

仕事、人間関係、勉強・自己投資、恋愛、趣味などひっくるめて満足度を考えてみましょう。

 

今の自分に対する満足度は100点満点だと何点ですか?

70点以上であれば問題ありませんが、低くても悲観的に考える必要はありません。

 

自分の満足度が30点であっても落ち込まず、成長の伸びしろがあると考えてみてください。

 

Q2あなたの現状の自分に対する満足度は100点満点だと何点ですか?

 

③自尊心が傷つく距離感で付き合っているから

3つ目は自尊心が傷つく距離感で付き合っているからという理由です。

付き合う距離感を間違えると、相手の怒りが何らかの原因で爆発したときに自分が傷つくことになります。

 

職場や学校にできれば付き合いたくない人がいるのなら、自分の心を守ることができる適切な距離感を見つけましょう。

 

人間関係には2つの距離感があり、1つは物理的な距離感で2つ目が心理的な距離感です。

 

物理的な距離感は会う回数や一緒にいる時間の長さです。

同じ職場にいると物理的な距離感をつくることは難しいですよね。

 

ですから物理的な距離感は自分でコントロールが難しいです。

 

そこで覚えておいてほしいことが心理的な距離感という考え方です。

心理的な距離感は文字どおり心の距離のことです。

 

寂しいと感じるなら距離が遠いということが言えます。

寂しいと感じるなら今よりも自己開示や相手とのキャッチボールが必要ということになりますよね。

 

逆に不愉快であれば相手との距離が近すぎるということです。

相手にムカつくことが多かったり、職場で萎縮していたりと不快な感情を持つなら相手との心の距離が近すぎます。

 

相手との適切な心理的距離は自分が穏やかな気持ちで過ごせる距離です。

その距離感をどうやってつくるのかは後で解説するので、まずは現状を知りましょう。

 

どれぐらい自尊心が傷ついているのかを考える

嫌いな相手にどれぐらいムカついているのか?苦手な相手にどれぐらい萎縮しているのか?

まずは相手と一緒にいるときの不快な気持ちの強さを考えてみましょう。

 

自分にとっての適切な心理的距離は穏やかな気持ちで過ごせることです。

  • 嫌いな人がいるときにムカついている感情の強さは?
  • 苦手な人がいるときに萎縮している感情の強さは?

こうした問いを自分にしてください。

 

ムカつく気持ちが7になることが多いなら相手との心理的距離が近すぎるかもしれません。

萎縮してしまう気持ちが6なら、もう少し自分を大切にしてもいいというサインかもしれません。

 

不快な感情の強さが3ぐらいまでになる距離感が苦手な人との適切な心理的距離です。

 

不快な感情を0にしたいところですが、すべて自分の思ったとおりにはなりませんよね。

それに相手が自分を攻撃したり高圧的な態度をとったりするなら、ダメージ0というわけにはいきません。

 

どうしても好きになれない相手の場合は、不快な感情が3以下になることが適切な心理的距離の目安だと考えてください。

 

Q3苦手な人や嫌いな人がいるときの不快な感情は10段階だとどれぐらいの強さですか?

 

 

人間関係のストレスを解消する3つの要素

これまでに人間関係のストレスの原因を3つ解説して、3つあなたに質問をしました。

3つの質問はあなたの現状を知ることでもあります。

 

人間関係のストレスは

  1. 不快な感情を解消できないから
  2. 自分は価値が低いと思っているから
  3. 自尊心が傷つく距離感で付き合っているから

この3つが原因でしたね。

 

この3つの原因に対して、

  1. 不快な感情の強さと長さを振り返る
  2. 今の自分の満足度を知る
  3. 苦手な人や嫌いな人がいるときの不快な感情を10段階で評価する

この3つが現状を知ることです。

 

【現状を知る3つの質問】

  • Q1今いる環境ではどれぐらいの強さの不快な感情を感じていますか?その感情は何時間ぐらい続きますか?
  • Q2あなたの現状の自分に対する満足度は100点満点だと何点ですか?
  • Q3苦手な人や嫌いな人がいるときの不快な感情は10段階だとどれぐらいの強さですか?

 

この3つの質問の答えを考えてみましょう。

これまでにお伝えした3つの原因を踏まえて、これから人間関係のストレスを解消する3つの要素をお伝えします。

 

 

①心を整える

人間関係のストレスの原因の1つ目は不快な感情を解消できていないからという理由でした。

不快な感情を解消するために心を整えることが必要です。

 

心を整えるうえで僕がオススメしているのはレジリエンスとアンガーマネジメントです。

 

レジリエンスとは「心の回復力」とか「立ち直る力」という意味があります。

レジリエンスのトレーニングをすると、心が折れたときに回復が早くなります。

仕事でミスをしたり上司から怒られたりしたときに、気持ちの切り替えが早くなるということです。

 

心の状態が回復しないときに別のネガティブな出来事が起きたら、もっと心が折れてしまいますよね。

 

午前中に上司から怒られて、午後に先輩から文句を言われたとしましょう。

この状態ってストレス大きいですよね。

 

ですから心の回復は早いほうがいいのです。

 

この図は①平常心、②うれしい状態、③落ち込んでいる状態、④回復した状態です。

③の落ち込んでいる状態のことを「底打ち」と言います。

 

底打ちの状態では

  • ネガティブ感情から抜け出す
  • 思い込みを解消する

こういったことが必要になります。

 

ネガティブ感情を打ち消すにはポジティブ感情が必要です。

 

思い込みの解消は視点を変えると可能になります。

柔軟性が必要だと言ってもいいでしょう。

 

視点を変える方法はいくつかありますが、その1つがリフレーミングです。

リフレーミングとは枠組みという意味のフレームに「re」が付いている言葉で、枠を外して別の枠を付けるという意味です

 

別の角度から出来事を見ることや別の視点を持つことがリフレーミングだと考えてください。

リフレーミングが自然にできれば「そうか!そういうふうに考えると気持ちがラクだな」ということが起こりやすくなります。

 

落ち込んでいる状態である「底打ち」から回復するまでを「立ち直り」と言います。

 

立ち直りの段階では

  • 物事を楽観的に見る楽観性
  • 「やればできる」という自己効力感
  • 心の支えとなる人間関係

こういったものが必要になると言われています。

 

③の状態から④に回復させる力のことをレジリエンスと呼びます。

 

またアンガーマネジメントというスキルも人間関係のストレスに有効です。

 

アンガーマネジメントとは怒りの感情と上手に付き合うスキルです。

怒りのまま行動しないためにようにイライラを解消させるスキルだと思ってください。

 

レジリエンスとアンガーマネジメントを学ぶことによって、人間関係のストレスはかなりラクになります。

 

レジリエンスとアンガーマネジメントはそれぞれ違う分野ですが、非常によく似ていて本質的な部分は同じだと言えます。

 

次の要素はレジリエンスもアンガーマネジメントも必要です。

  • 自尊心
  • ポジティブ感情
  • 楽観性
  • 柔軟性
  • 心の支えとなる人間関係

身体に筋肉があるように心にも筋肉があるというイメージを持ってください。

これらの要素は心の筋肉(メンタルマッスル)です。

 

ポジティブ感情を脳でつくる

本来レジリエンスやアンガーマネジメントは長期的にトレーニングする必要がありますが、ここではすぐに実行できる方法をシェアします。

 

今までレジリエンスやアンガーマネジメントのトレーニングをしたことがない人でも、すぐに実践できる方法を2つのステップにしました。

 

①反芻(はんすう)に気づいて、②気分がよくなることを考える2つのステップです。

 

Step1は「反芻に気づく」です。

反芻はくり返し思考してその感情を味わうことでしたね。

 

たとえば「なんであの人はあんなことを言ったのだろう?」と考えていたとしましょう。

その思考が反芻です。

 

反芻に気づかないとネガティブな言葉を頭の中で何でもリピートしてします。

ですから、普段から自分の思考や感情に意識を向けて気づけるようにしてください。

 

反芻に気づいて反芻をやめることがStep1です。

 

Step2は「気分がよくなることを考える」です。

心を回復させる要素の1つがポジティブ感情だとお伝えしました。

 

感情は自分の行動と思考でつくることができますが、ここでは思考でポジティブ感情をつくることを解説しますね。

 

思考でポジティブ感情をつくるとは、脳でポジティブ感情をつくることです。

 

5秒間ネコをイメージしてください。

犬が好きなら犬でもいいですし、子供が好きなら子供でもOKです。

 

イメージしてくださいね。

 

イメージできましたか?

「カワイイな」と感じたのではないでしょうか。

 

今あなたは癒しの感情を思考で生み出したことになります。

楽しかった思い出を思い出してもいいですし、楽しそうなイメージしてもOKです。

 

たとえ良い出来事が起きなくても、思考でポジティブな感情をつくることができるということを覚えておいてください。

 

ポジティブ感情を脳でつくるという方法は、落ち込んだ気持ちを回復させるのにも怒りをクールダウンさせるのにも有効です。

 

②自尊心を育てる

人間関係のストレスを解消する3つの要素の2つ目は自尊心です。

自尊心とは、ありのままの自己を尊重して受け入れる感覚です。

 

「自己肯定感と自尊心は何が違うの?」と思われたかもしれませんね。

自己肯定感はありのままの自分を肯定して好意的に受け止める感覚です。

 

自尊心は英語で「esteem」と言います。

自己肯定感は「self-esteem」と言います。

 

英語だと同じ「esteem」という単語なので、イコールで考えても問題ありません。

 

これは1つの解釈なのですが、自己肯定感にはいくつかの要素があります。

自尊心、自己受容感、自己信頼感、自己決定感という自信で成り立つのが自己肯定感です。

 

その中でも自尊心と自己受容感は自己肯定感のコアになる自信です。

いくつかの自信の要素が自己肯定感にあって、コアになるものが自尊心だと考えてください。

 

話を人間関係のストレスに戻しましょう。

 

なぜ自尊心が必要なのかと言うと、人間関係のストレスの原因に「自分は価値が低いと思っているから」という理由がありましたね。

 

心に受けるダメージよりも高い自尊心の状態ならストレスを乗り越えられるということです。

 

つまり、心の底から「自分には価値がある」と思えれば傷つかないのです。

では、その自尊心はどうやって高めればいいでしょうか?

 

自分の長所や強み考える

自己肯定感を高める定番とも言える方法は長所や強みを考えることです。

まず長所についてお伝えしますね。

 

長所や強みを見つける方法の1つとしてリフレーミングが紹介されることが多いです。

 

たとえば次のようなものがリフレーミングの例です。

  • 口下手:言葉を慎重に選ぶ
  • 優柔不断:じっくり考える
  • 目立たない:他人を尊重できる
  • 浮き沈みが激しい:感情豊かな

このようにネガティブなフレームを一度はずして別の角度から自分を見ることがリフレーミングです。

 

ただリフレーミングは万能ではないので注意が必要です。

長所も使い方によっては短所になります。

 

長所ばかりに目を向けるのはむしろ自尊心が満たされていない人がやることだと言えます。

「長所も短所も含めて自分には価値がある」と思えることが本当の自尊心だと考えてください。

 

次に強みについてですが、強みを見つけるにはwebのテストを受けるのが1つの方法です。

 

有名なのはストレングス・ファインダーですね。

聞いたことがあるけれど受けたことがないなら、有料ですが受けてみてください。

 

※「ストレングス・ファインダー」と検索してみてください。

 

ストレングス・ファインダーはwebのテストを受けます。

webのテストを受けると34の資質のうち「あなたの強みはこの5つですよ」という結果がわかるものです。

ちなみに僕は最上志向、学習欲、未来志向、着想、内省の5つが強みだということがわかりました。

 

ストレングス・ファインダー以外のものでもいいのですが、自分の強みを知ったら「それをどう活用するか?」と「自分の価値とは何か?」を考えましょう。

 

たとえば僕はこの3つについて考えてみました。

  • 学習欲:学習する意欲のこと
  • 内省:自分の内側に意識を向けて自分と向き合うこと
  • 着想:アイデアをひらめく資質

この3つから僕が考えたことは、「学習したことと内省したことの中からアイデアを出す」ということです。

 

このことから「学んで考えてアイデアを出すことが自分の価値だ」ということを考えました。

 

ストレングス・ファインダー以外の無料のものでもいいので、自分の強みを知って活用方法を考えてみましょう。

 

自分の長所や強みは不思議と愛着が持てるようになります。

強みや長所を知ると「自分には価値がない」という思い込みから抜け出すきっかけにもなります。

 

自分の長所や強みに愛着を持ち自分の価値について考えて、自分に対する満足度を上げましょう。

 

③境界線を引く

 

人間関係のストレスを解消する要素の3つ目は境界線を引くことです。

人間関係には自分と他人を分ける境界線がありますが、その境界線をバウンダリーと呼びます。

 

境界線を引くことには「それは誰の責任か?」という考え方があります。

責任という言葉を「課題」という言葉に置き換えて考えることもあります。

このように「これは自分の課題」「これは相手の課題」と分けます。

相手の課題は相手の領域のことだから自分の責任の範囲外であると考えることが境界線を引くことです。

 

また「心の庭に誰をどこまで入れるのか?」というのもバウンダリーの考え方の1つです。

 

Aさんにはもっと近づきたいと思うけれど、Bさんにはこれ以上近づいてほしくないということってありますよね。

この場合はAさんに対するバウンダリーはゆるく、Bさんに対するバウンダリーは強くしていいのです。

 

ただし、壁をつくって孤立するのではなく、あくまで境界線を引くイメージを持ってください。

 

人間関係ストレスの原因の3つ目は「自尊心が傷つく距離感で付き合っているから」でした。

境界線を引くイメージを持つことが心理的な距離感をつくることになります。

 

「この人はどうしても好きになれないんだよな」という人は一緒にいて居心地がよくないはずです。

ですから不快な感情の強さが3ぐらいまでが苦手な人との適切な心理的距離という話をしました。

 

不快な感情が3ぐらいまでなら心の回復もしやすいですよね。

 

相手と一緒にいると不快な感情が7になるのであれば、それは適切な距離感ではないということです。

では、どうやって心理的な距離感をつくればいいのでしょうか?

 

すべての感情の責任は本人にある

「私は私」「相手は相手」をどれだけ強く意識するかがバウンダリーの強さです。

 

バウンダリーは自分の責任や問題と相手の責任や問題を分けて考えることであり、「どこまでが自分の責任なのか?」を考えることです。

 

「私は私」「相手は相手」と分けて考える必要があることの1つに感情があります。

これは「相手が怒るのは自分の責任ではなく相手の責任だ」と考えることです。

 

開き直るのではなく、「その怒りの感情は本人がつくった」という考え方です。

 

同じ出来事を経験しても怒る人もいれば怒らない人もいます。

実はすべての出来事に良い悪いはありません。

 

もちろん自分に非があるときは謝りましょう。

でも、相手の怒りはあなたの行動が原因ではなく、相手の解釈や価値観が怒りをつくっているのです。

 

職場で萎縮するのは上司の機嫌の悪さは自分の責任だと思っているからです。

 

上司の機嫌の悪さはあなたの責任ではなく、上司が自分で責任を持つべきことです。

なぜなら上司の感情はあなたのものではなく上司のものだからです。

これが「私は私」「相手は相手」と分けることですが、イメージできましたか?

 

「相手の機嫌の悪さは自分の責任ではない」と聞くと、人間関係をドライに考えると感じてしまいますよね。

バウンダリーは固定させるものではなく、柔軟性があっていいものです。

 

「その人の気持ちにどこまで共感を示すか?」は自分で決めましょう。

「その人の気持ちにどこまで共感を示すか?」が心理的な距離感です。

 

大切な人に対して強固な境界線を引いていたら寂しいですよね。

でも、職場のあまり気が合わない人なら仕方ないです。

 

これが「心の庭に誰をどこまで入れるのか?」という考え方です。

つまり「Aさんの気持ちはできるだけ共感を示したい」とか「でもBさんにはそこまで共感を示さなくてもいいかな」ということがあってOKなのです。

 

苦手な人や嫌いな人に対しては

  • 「あなたが怒っている理由は理解しました」
  • 「でも、あなたの怒りの感情は私の責任ではありません」
  • 「申し訳ありませんが、あなたの怒りに共感はできないです」

こういうスタンスでOKです。

 

だけど、これだけだと自己中心的に思えるかもしれません。

ですから「自分はどんな貢献ができるだろうか?」とか「何をしてあげると相手は助かるのか?」といったことを常に考えるようにしましょう。

 

そのうえで「すべての感情の責任は本人にある」と考えてみてください。

 

 

スルーできるようになるための3つのステップ

人間関係で不必要にストレスをためないうえで受け流すことが重要です。

受け流すスキルのことをスルースキルと呼んだりもしますが、「スルースキル」の解釈は人によって違います。

 

ネガティブな感情にならないように鈍感になることができるスキルがスルースキルだと解釈している人もいるでしょう。

確かに鈍感になることができれば不快な感情にならないかもしれません。

 

ですが、それはネガティブな感情を見て見ぬふりで、むしろ危険だと言えます。

不快な感情がそこにあるけれど、なかったことにするのが鈍感になることです。

 

気にしないようにするよりも

  • こういう批判に対して傷ついた
  • なぜなら◯◯だから
  • では、その◯◯を解決するために何をすべきか?

このように自分の感情と向き合ったほうがいいのです。

 

自分のことを観察することを内省といいますが、内省しないと同じことで傷つき続けます。

 

内省して自分自身を成長させることが結果として受け流すことにつながると考えてください。

成長するからこそ過去に言われて傷ついたことが今では傷つかなくなったという状態になるのです。

 

スルースキルは鈍感になって気にしないようにすることではありません。

スルースキルとはどうでもいいことに反応しない自己コントロール力だと考えてください。

 

その自己コントロール力を高めるためには心の筋肉であるメンタルマッスルを鍛える必要があります。

 

心の筋肉は

  • 自尊心
  • ポジティブ感情
  • 楽観性
  • 柔軟性
  • 心の支えとなる人間関係

こういった要素でしたね。

 

では、「今では傷つかなくなった」という状態になるまでに何をすればいいでしょうか?

3つのステップで解説したいと思います。

 

 

Step1心を整えるスキルを磨く

スルーできるようになるまでには傷つくことは避けられません。

そのために心の回復力であるレジリエンスが必要になります。

 

怒りを感じて相手に言い返したくなることもあるでしょう。

怒りの感情を暴走させないで自分をコントロールするためにアンガーマネジメントが必要になります。

 

まずステップ1として

  • 落ち込んだまま行動しない
  • 怒りのまま行動しない

こうした練習が必要です。

 

何をやるにしても心が整った状態のほうが上達しやすいので、まず心を整えるスキルを磨きましょう。

 

Step2自尊心を育てる

心を回復させることや怒りをクールダウンさせることは対処法のようなものだと考えてください。

それに対してステップ2の自尊心を育てることは解決方法のようなものです。

 

まず萎縮してしまう気持ちやイライラしてしまう状態に対して対処することが必要です。

しかしながら対処法だけ実践すると、ずっと対処法を続けなければいけません。

 

では、なぜ自尊心を育てることが解決方法になるのでしょうか?

イライラ、落ち込む、萎縮する、嫉妬するなどの感情は自尊心と関係しています。

 

たとえば上から目線の人に見下されたとしましょう。

見下されたと感じたら怒りを感じますよね。

 

見下されてムカついてしまうのは自分の価値が低いと思っているからです。

 

理不尽なことで怒られて落ち込むことがあるのなら、「あなたの言うとおり私は価値が低いです」と認めているようなものです。

 

自尊心を育てることができれば、「自分には価値がある」と思えるようになります。

 

自分自身に価値を感じることができれば、

  • この人に否定されても自分の価値は下がらない
  • だから腹を立てる必要もないし落ち込む必要もない

こういう解釈が生まれます。

 

心の筋肉の要素の1つに心の支えとなる人間関係がありましたが、人間関係の要素も自尊心を育てるのに重要です。

 

あなたのことを攻撃する人がいても心の支えとなる人間関係があれば乗り越えられます。

 

「この人から嫌われても自分を大切にしてくれる人は他にいる」と思えるからです。

これは自尊心が満たされているからこそ持てる考え方ですよね。

 

人間関係のストレスに対して

  • 心が折れないように強くなること
  • 攻撃する人から自分を守ること

この2つが必要です。

 

心を整えるスキルを磨くことや自尊心を育てることは、心が折れないように強くなることです。

 

また自尊心を育てることでレジリエンスやアンガーマネジメントのスキルも上がります。

 

Step3境界線を意識する

本来の境界線は自分と相手を対等な立場であると考えて、自分も相手も尊重する考え方です。

ですが、自分を攻撃する人に対しては心を守るバリアのような役割だと考えてください。

 

そして境界線(バウンダリー)を意識することがステップ3にしたのには理由があります。

 

心の筋肉(メンタルマッスル)をトレーニングすることで、バウンダリーが扱いやすくなるからです。

心が整っていないとバウンダリーを上手に扱えないとも言えます。

 

たとえば「すべての感情の責任は本人にある」という考え方がありましたね。

この考え方を理屈で理解していても自分に自信が持てなかったら、いざ怒っている人が目の前にいると「自分が相手を怒らせてしまった」と考えてしまいます。

 

また「私は違う考えですが、あなたはそう考えるのですね」という考え方も境界線を引くことです。

 

「お前は本当に仕事ができないヤツだな」と言われたときに「あなたはそう考えるのですね」とバウンダリーを意識してもムカついてしまいますよね。

 

人間関係で不必要にストレスをためないうえでバウンダリーが必要です。

そのバウンダリーを上手に扱うためには、自尊心を含めて心の筋肉が必要になります。

 

いろんな考え方がありますが、

  • Step1心を整えるスキルを磨く
  • Step2自尊心を育てる
  • Step3境界線を意識する

この3つのステップが受け流せるようになるために僕がオススメしている方法です。

 

またメルマガではここでお伝えした3つの要素をさらに詳しく解説しています。

 

「受け流す力を磨く3つのレッスン」という無料メール講座では、このページでお伝えしきれなかったことを解説しています。

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