僕は新卒で入社して1年ぐらいが経過した頃に限界を感じて辞めたくなったことがあります。
上司にネチネチと説教されるのは当たり前でビンタされたこともありました。
当時の上司は「お前は他の会社では通用しないから辞めるな」と言ってきて、僕は辞められずに苦しみながら仕事を続けました。
ですが、今あなたが精神的に限界を感じているなら辞めることも視野に入れましょう。
- 精神的に限界だけど会社を辞められない
- 辞めたいことを話すと上司が説教するので、ダラダラと仕事を続けてしまっている
- 職場の人間関係が最悪でメンタルが不調
心が弱っているときは無理をしないで、退職代行を利用して早く仕事を辞めましょう。
仕事を辞めるか継続するかの判断基準で重要なのはメンタルの状態です。
職場にイヤな人がいてイライラするだけなら頑張って続けてください。
ですが、完全に心が折られているなら続けることによって心がボロボロになります。
心が弱っているときは通常よりもネガティブな評価に敏感になっているはずです。
自分に悪いジャッジばかりする人から離れないと、自分の存在価値まで疑うようになってしまいます。
この記事はどんな基準で退職代行の業者を選んだらいいかを解説します。
辞めたいと思うほどのストレスはないなら、こちらの記事をチェックしてください。
【参考記事】人間関係と仕事のストレスを解消する3つの心のスキル
★オススメの退職代行サービス★
退職代行ってどんなサービス?
退職代行とは本人の代わりに退職の手続きをしてくれるサービスです。
サービス内容や相場の価格は退職代行のタイプによっても変わります。
業者によっては電話で依頼したその日に退職が完了することもあります。
- 弁護士が対応する退職代行
- 労働組合の退職代行
- 民間企業の退職代行
- 格安業者の退職代行
退職代行のサービスの流れは
- LINE・メール・電話で無料相談
- 申し込み・入金
- 退職代行サービス開始
- 退職が完了
どこの業者を選んでもほぼこの流れです。
まず退職代行はどんなサービスかを解説します。
そのあとに業者を選ぶ基準をお伝えします。
- 弁護士が対応する退職代行
- 労働組合の退職代行
- 民間企業の退職代行
- 格安業者の退職代行
- 退職代行のメリット
- 退職代行のデメリット
- 退職代行を選ぶ基準
弁護士が対応する退職代行
弁護士が対応する退職代行サービスは、弁護士が会社と直接交渉するのが特徴です。
未払い給料、未払いの残業代、ハラスメントに対する慰謝料の請求など金銭の交渉を弁護士が会社と交渉してくれます。
退職代行サービスの中でも最も対応できる範囲が広いです。
他の退職代行だと弁護士が対応する範囲よりも狭くなります。
他のタイプの退職代行ではできない金銭の交渉が可能なので、未払いの残業代や給料がある人にはオススメです。
ハラスメントがあり慰謝料の請求などもしたい人にもオススメです。
ですが、退職代行の中でも対応できる範囲が広いため料金が高いことがデメリットだと言えます。
弁護士が対応する退職代行の相場は5~6万で、できるだけ出費を抑えたい人にはオススメできません。
-
-
- 相場50,000~60,000円
- 退職の意思を伝える◯
- 金銭以外の会社との交渉◯
- 金銭を含めた会社との交渉◯
- 退職代行以外のサポート×
- 金銭の交渉が必要な人や会社とのトラブルの可能性が高い人にオススメ
- 退職代行以外のサービスも受けたい人や費用を抑えたい人にはオススメできない
-
労働組合法人の退職代行
労働組合の退職代行は有給休暇の消化や退職時期などの調整を会社に交渉してもらえます。
業者によっては交渉不可のところもあるので、ホームページをチェックしましょう。
このタイプの退職代行は弁護士が対応する退職代行にはないサービスがあるのが特徴です。
転職サポートや引っ越しサポートがある業者もあります。
転職サポートがあれば次の仕事を探しやすいですよね。
引っ越しサポートがある業者を選べば「会社の人が家に来たらどうしよう?」という不安もありません。
労働組合の退職代行は弁護士が対応する退職代行より安いことがメリットだと言えます。
業者にもよりますが、有給休暇の消化を会社と交渉してくれます。
有給休暇をちゃんと消化して辞めたいと思っている人にはオススメです。
※会社との交渉が不可のところもあるので、ホームページを確認しましょう。
弁護士事務の退職代行にはないサポートがあるのが魅力ですが、弁護士が対応する退職代行よりも対応できる範囲が狭いというデメリットがあります。
弁護士が対応する退職代行は未払いの残業代のなど金銭の交渉ができます。
ですが、労働組合の退職代行は法律の縛りがあるため金銭の交渉ができません。
それから退職代行は業者にすべて丸投げで辞められるサービスではありません。
退職代行を利用しても退職届は自分で書く必要があります。
ただ退職に必要な書類のテンプレートが受け取れる業者も多いです。
テンプレートがあれば、「退職届の書き方がわからない」という問題も解消しますよね。
労働組合の退職代行には「弁護士監修」とホームページに書いてあることが多いです。
「弁護士監修」は弁護士の指導で運営されているサービスで、弁護士が会社と交渉するわけではありません。
弁護士の指示や指導を受けて弁護士ではない人が会社に連絡します。
「弁護士監修」は未払いの残業代など金銭以外の交渉のみ可能です。
それに対して「弁護士対応」は金銭の交渉を含めたあらゆる交渉が可能です。
「弁護士監修」と「弁護士対応」は違うということを覚えておいてください。
-
-
- 相場25,000~30,000円
- 退職の意思を伝える◯
- 金銭以外の会社との交渉◯ ※業者によっては不可
- 金銭を含めた会社との交渉×
- 退職代行以外のサポート◯
- 金銭の交渉が不要で退職代行以外のサービスも受けたい人にオススメ
- 金銭の交渉が必要でトラブルの可能性が高い人にはオススメできない
-
民間企業の退職代行
民間企業の退職代行のサービス内容は労働組合の退職代行にかなり近いです。
価格は労働組合と同じか少し安い傾向があります。
転職サポート、引っ越しサポート、退職届のテンプレート支給などがあるのが弁護士事務所の退職代行にはない強みです。
できるだけ出費を安くして退職代行以外のサポートも受けたい人にオススメです。
ですが、民間の退職代行は弁護士対応と労働組合の退職代行に比べると対応できる範囲が狭いことがデメリットだと言えます。
トラブルの仲裁やサポート、金銭の交渉、有給休暇を消化する交渉ができません。
比較的サービス料金が安いため基本的には会社との交渉はできないことを覚えておいてください。
そのためトラブルのサポートや金銭の交渉が必要な人にはオススメできません。
とはいえ、悪徳業者を選ばない限り退職できなかったというケースは基本的にないです。
民間企業の退職代行でも弁護士監修の業者もあるので、ホームページに「弁護士監修」と書かれていたら検討しみるのもいいと思います。
「入社して1年未満でとにかく辞めたいだけ」という人は問題ないです。
-
-
- 相場20,000~25,000円
- 退職の意思を伝える◯
- 金銭以外の会社との交渉×
- 金銭を含めた会社との交渉×
- 退職代行以外のサポート◯
- 金銭の交渉が不要で退職代行以外のサービスも受けたい人にオススメ
- 確実に有給休暇を消化したい人にはオススメできない
-
格安業者の退職代行
安価な業者の注意が必要です。
格安業者の退職代行はオススメできません。
特に1万円以下の安すぎる業者は注意してください。
ホームページに「すぐ辞めます」と書いてあっても退職できない場合があります。
価格としては2万円以上の業者を選んだほうがいいです。
あまりにも安い金額の業者は選ばないでください。
「このルイヴィトンのカバンなんと300円です!」と言われたら、あなたはどう思いますか?
「このロレックスの時計はたったの100円です!」と言われたら疑いたくなりますよね?
退職代行の相場は2~3万なので、なるべくこの価格の業者を選ぶようにしてください。
- 相場1万円以下
- 退職の意思を伝える△
- 金銭以外の会社との交渉×
- 金銭を含めた会社との交渉×
※格安の退職代行はオススメできません
退職代行のメリット
メンタルが不調になる前に退職できることが退職代行を利用するメリットだと言えます。
もうすでにメンタルが不調になっているなら、すぐに心を休めることができますよね。
上司に説教されないこともメリットです。
僕が20代のときは退職代行サービスがなかったので、自分で退職の意思を伝えました。
内容証明で退職届を本社に送ったのですが上司に怒られました。
最後の出勤の日は上司の機嫌が悪くて怒鳴られたのを今でも覚えています。
退職する人は裏切り者として認識する上司がある一定数います。
海外だと退職に対して考え方が違うので、日本の会社の古い文化とも言えるのではないでしょうか。
考えが古い上司の場合は辞める人に対して「こらから頑張れよ」と言ってくれません。
それどころか「お前の人生は終わった」のような言葉を言う人もいます。
強引な引き止めがあっても辞められるのが退職代行のメリットです。
怒られるのがイヤな人や強引な引き止めで辞められない人は退職代行を利用しましょう。
- 自分で会社に退職の意思を伝えなくていい
- 辞めたいことを伝えて気まずくならない
- 上司に説教されない
- 強引に引き止められても辞められる
- 辞めたいと思ったらすぐに辞められる
退職代行のデメリット
退職代行を利用しなければ費用がかからないですが、利用するとお金が必要になります。
ですから、辞める意思を自分で伝えられそうなら、以下のことを試してください。
- まず退職の意思を自分で伝える
- 退職願ではなく「退職届」として書類を提出
- 本社と違うところが勤務地なら内容証明で退職届を本社に送る
会社が退職を受け付けてくれたらお金がかかりません。
いくつかの手段を試してもダメなら退職代行を利用しましょう。
「そもそも伝える勇気がない」と思っている人も利用しましょう。
ただし、退職できなかったときに気まずくなることがリスクです。
退職代行を使ったのに辞めることができなかったら、かなり気まずいですよね。
ですが、悪徳な業者を選ばなければ問題なく退職できるので安心してください。
お金が必要になることや退職できなかったときのリスクだけでなく、退職グセが付く可能性があるというのもデメリットです。
電話、メール、LINEで退職代行に連絡すれば簡単に辞められます。
簡単に辞められることはメリットでもありますが、デメリットでもあると言えますよね。
退職代行を利用する人の中にある一定数「自分はメンタルが弱い」と思っている人がいます。
メンタルが弱いと思っている人は入社しては退職して、退職しては入社するというのをくり返してしまう人もいますよね。
退職代行サービスの認知度が上がってきた現代では退職のハードルが下がっています。
強靭なメンタルまでは不要ですが、どんな仕事をするうえでもある程度はメンタルの強さが必要だと考えてください。
とはいえ、あなたの目先の課題としてはメンタルのケアが必要です。
元気を取り戻したタイミングで少しずつメンタルを強化していくことも考えてくださいね。
- お金がかかる
- 退職代行を利用しても辞められなかったときに気まずくなる
- 簡単に辞められるので、辞めグセが付く可能性がある
退職代行を選ぶ基準
退職代行のサービス内容やメリットとデメリットを理解したうえで、「それでも今の仕事を辞めたい」と考えているのであれば退職代行を利用しましょう。
見るべきポイントは3つです。
- 価格は適正か?
- 有給休暇の消化などの金銭以外の交渉はできるか?
- 未払いの残業代や給料、慰謝料の請求など金銭の交渉はできるか?
安すぎてもダメなので、格安業者を選んではいけません。
- 弁護士が対応する退職代行なら5~6万が適切
- 民間企業と労働組合なら2~3万が適切
適切な業者は人にも状況によっても変わります。
未払いの残業代やハラスメントの慰謝料の請求など金銭の交渉が必要なら弁護士対応がオススメです。
トラブルの可能性が高そうな場合も弁護士が対応する退職代行を選びましょう。
金銭の交渉が不要なら労働組合か民間企業の業者を選びましょう。
特に事情がない限り2~3万で選ぶのがオススメです。
社歴がそれなりに長く有給休暇の消化を確実にしたい人は労働組合の退職代行を選んでください。
入社して1年未満で有給休暇がほとんどない場合は民間を選ぶのもいいと思います。
退職の意思を伝えて辞めるだけなら民間の退職代行でも大丈夫です。
価格 | 退職の意思を伝える | 金銭以外の交渉 | 金銭を含む交渉 | |
弁護士 | 50,000~60,000円 | ◯可 | ◯可 | ◯可 |
労働組合 | 25,000~30,000円 | ◯可 | ◯可 | ×不可 |
民間企業 | 20,000~25,000円 | ◯可 | ×不可 | ×不可 |
格安業者 | 10,000円 | ?不明 | ×不可 | ×不可 |
- 給料や残業代の未払いや慰謝料の請求など金銭の交渉が必要なら弁護士対応
- 金銭の交渉が不要で有給休暇を消化したいなら労働組合の退職代行
- 有給休暇の交渉すら不要なら民間企業の退職代行
- 格安業者の退職代行はダメ!
オススメの退職代行
退職代行サービスで見るべきポイント3つだとお伝えしました。
- 価格は適正か?
- 有給休暇の消化などの金銭以外の交渉はできるか?
- 未払いの残業代や給料、慰謝料の請求など金銭の交渉はできるか?
この3つに加えて転職サポートもある業者であるとベターです。
個人的にはメンタル面のサポートもある業者が望ましいと考えています。
仕事を辞めたら次の仕事が探せたほうがいいですよね。
それからメンタルも重要だと考えてください。
職場の人間関係がストレスなら心にダメージを受けたはずです。
「この仕事は自分に向いていないかも」という理由で辞めたくなったら自信を失っていると思います。
だからメンタルのサポートが受けられることが望ましいです。
オススメの退職代行は
- 価格が適正
- 労働組合の退職代行
- 転職サポートあり
- 可能ならメンタルのサポートもあったほうがいい
この内容が僕の考えるオススメです。
一番のオススメは「ネルサポ」という退職代行です。
ここではネルサポのサービス内容を紹介します。
- ネルサポのサービス内容
- ネルサポのメリットとデメリット
- ネルサポの口コミ・評判
- ネルサポ利用の流れ
ネルサポのサービス内容
ネルサポは労働組合の退職代行サービスで、料金は24,000円で適正価格です。
弁護士対応ではないですが、弁護士が監修しています。
-
-
- リピーター限定で20,000円
- 労働組合のため会社との交渉が可能
- 心理カウンセラーがいるのでメンタル面のサポートもできる
- 退職後も回数無制限で無料相談が可能
- 24時間即日スピード対応
- 全額返金保証
- 有給消化サポートあり
- 転職サポートあり
-
ネルサポのメリット
ネルサポは労働組合による交渉が可能です。
「有給休暇が消化できるように伝えてほしい」という要望にも対応してもらえます。
他の労働組合による退職代行と同じメリットもあります。
無料の転職サポートあります。
次の仕事を探すサポートも受けられるのは安心ですよね。
これはホームページなどであまりアピールしていませんが、心理カウンセラー在籍しているのは強みです。
個人的には「心理カウンセラー在籍」という部分を強くプッシュしたいと思います。
気持ちの整理ができれば思考も整理されます。
- やりたいことがわからない
- 次にどんな仕事を選べばいいかわからない
- 今の自分に何ができるかがわからない
思考が整理はこうした悩みの解消につながる可能性があります。
ぜひ心の整理をして思考の整理もしてください。
カウンセラーは何でもサポートできるわけではありませんが、メンタルのサポートが受けられるのは大きなメリットだと言えます。
- 有給休暇の交渉をしてほしい
- 転職サポートも受けたい
- メンタルのサポートも受けたい
ネルサポのデメリット
ネルサポは知名度が低く他の業者に比べると実績が少ないです。
労働組合なので弁護士対応の退職代行ではありません。
- 退職の意思を伝える◯
- 金銭以外の会社との交渉◯
- 金銭を含めた会社との交渉×
- 退職代行以外のサポート◯
一般的な労働組合による退職代行とデメリットは同じです。
有給休暇を消化することに関しての交渉はしてもらえます。
ですが、弁護士対応とは違ってトラブルの仲裁や金銭を含む交渉はできません。
ハラスメントに対する慰謝料の請求などはできません。
弁護士に対応してもらう必要があるなら、このあとに紹介する「みやび」がオススメです。
ですが、退職成功率100%の実績がある人事のプロが円満退職をサポートしています。
有給休暇の消化、退職時期などの調整を会社に交渉してもらえる点に関しては安心だと思います。
- 未払いの給料や残業代など金銭の交渉も必要な方
- 弁護士に対応してもらう必要がある方
ネルサポの口コミ・評判
弁護士が対応する退職代行ではないため未払いの給料や残業代など会社と金銭の交渉はできなません。
しかしながら、良い口コミはあっても悪い口コミがないです。
Yahoo知恵袋でネルサポに関する口コミを見つけました。
Q退職代行のネルサポに依頼しようと思っているのですが評判はどうですか?
A弁護士法違反の心配はないので依頼するなら労働組合の退職代行が安全です。その点ネルサポさんは大丈夫そうですね。
■質問者からのコメントお礼コメント
色々調べて有給消化出来そうなので労働組合のネルサポに依頼しました。実感ないですがもう退職完了しているとのことでした。
■質問者からのコメント
どなたも貴重なご意見ありがとうございます。すでにLINEでネルサポさん相談を進めており明日退職の予定をしております。同僚の事など気にせず思い切って辞めてみます。
この口コミがすべての利用者の声ではないですが参考にしてください。
ネルサポ利用の流れ
ネルサポの利用の流れは他の退職代行とほぼ同じです。
- 電話・LINE・メールでの無料相談
- 申し込み・支払い
- 退職代行サービス開始
- 退職完了
ネルサポに限らず多くの退職代行がこの流れです。
ネルサポは2部体制で運営しています。
夜間でも相談できるので、精神的に限界だなと思ったら時間を気にせず連絡しましょう。
なぜメンタルが大事なのか?
これはネルサポのサービス内容に関することではないですが、大事なことなのでお伝えさせてください。
辞めるにしても今の仕事を継続するにしても、ある程度は心の強さがあったほうがいいです。
どんな仕事をするにしても乗り越える力が必要ですよね。
次の職場で今より人間関係がマシになっても、いい人しかいない会社はないでしょう。
メンタルは車だとエンジンのようなものです。
どんなに運転技術が高くてもエンジンが故障したら車は動きませんよね。
どんなに高性能な機械もバッテリーが壊れたら動かなくなりますよね。
何をやるにしても自分がどこに向かうにしても、エンジンが元気であることが大切です。
最短最速のルートを知っていても、エンジンの調子が悪かったらゴールにたどり着けません。
今のあなたに必要なのはエネルギーのチャージでありエンジンである心のメンテナンスです。
どんな退職代行を選ぶかはあなたですが、僕はカウンセラーが在籍しているネルサポをプッシュしたいと思います。
ネルサポ以外の退職代行
ネルサポを紹介しましたが、ここからは他の業者も紹介します。
退職代行には
- 弁護士が対応するタイプ
- 労働組合
- 民間企業
- 格安業者
このようなタイプがあるとお伝えしました。
くり返しになりますが、格安の退職代行は利用しないでくださいね。
ネルサポは労働組合の退職代行です。
弁護士が対応するタイプの退職代行と民間企業の退職代行にもメリットがあるので参考にしてください。
弁護士法人みやび
未払いの給料や残業代など金銭の交渉が必要な場合は、弁護士が対応するタイプの退職代行を選んだほうがいいです。
弁護士にも得意な分野とそうでない分野があり、弁護士法人みやびは退職代行を得意としています。
一般的な退職代行は公務員や自衛隊などの退職には対応できません。
ですが、弁護士法人みやびは公務員や自衛隊などの難しい退職代行も対応可能です。
- 価格55,000円
- 弁護士が会社と直接交渉
- グループに社労士がいるので、労災申請などにも対応OK
- 退職の意思を伝える◯
- 有休消化の交渉◯
- 金銭を含む交渉◯
- 損害賠償請求交渉◯
- 残業代請求交渉◯
- 退職金請求交渉◯
- 退職代行以外のサポート×
弁護士が対応するので、給料や残業代の未払いなど金銭の交渉が可能なのがメリットです。
また連絡や対応が早いという口コミもあります。
- かなりの長時間サービス残業をしたので残業代がほしい
- 不当に金銭の支払いを要求されて取り戻したい
- 労災やハラスメントに対する慰謝料も請求したい
労働組合や民間企業のタイプに比べて料金が高いのがデメリットです。
また現金払いのみに対応しているのもデメリットだと言えます。
弁護士が対応するタイプなので、転職サポートなど退職代行サービス以外のサポートもありません。
ですが、弁護士が対応する退職代行は一番確実に退職できます。
「金銭の交渉も会社としてほしい」という人は弁護士法人みやびを検討してみましょう。
- 金銭の交渉が不要で出費をなるべく抑えたい
- 転職サポートなど退職代行サービス以外のサポートも必要
サービスの流れは他の退職代行と同じです。
- LINEかメールでの無料相談
- 申し込み・入金
- 退職代行サービス開始
- 退職完了
J-NEXT
民間企業の退職代行は弁護士対応や労働組合に比べると対応できる範囲が狭くなってしまうのがデメリットです。
ですが、民間企業の退職代行にもメリットがあります。
その中でもJ-NEXTがオススメです。
- 価格20,000円
- 民間企業の退職代行サービス
- 名前を書いてポストに入れるだけの退職届テンプレート支給
- 引っ越し紹介の割引サービス
- 退職の意思を伝える◯
- 金銭以外の会社との交渉×
- 金銭を含めた会社との交渉×
- 退職代行以外のサポート◯
J-NEXTはお金に余裕がない人でも利用できるような価格設定にしています。
支払いの種類が多く、カード支払い、銀行振り込み、コンビニ決済など、幅広い支払方法に対応しているのもメリットです。
これは民間企業の退職代行の強みだと言えます。
もちろん安くても他の退職代行と同じように退職に必要な書類一式のテンプレートが受け取れます。
依頼者が納得するなら退職代行を利用しなくていいと考えています。
そのため強引に退職をさせて支払いをさせることはないです。
「やっぱり今の仕事を続けたい」と思ったら、退職代行を利用しないことも遠慮なく言えますよね。
「他の退職代行を利用したい」と思ったら、他の退職代行を利用することもできます。
J-NEXTはコンサルティング事業や人材サービスもやっています。
退職代行だけで利益を上げていないので、「安いからダメなのでは?」という心配がありません。
人材派遣や人材紹介などのサービスもあるので、希望すれば転職サポートも受けられます。
さらに引っ越しセンターと提携しているので、引っ越しのサポートもあります。
引っ越しのサポートがあると「会社の人が家に来たらどうしよう」という心配をしなくていいですよね。
- 入社して社歴が浅く有給休暇の消化がそこまで気にならない
- できるだけ出費を抑えたい
- 転職サポートなど退職代行サービス以外のサポートも必要
デメリットはやはり弁護士が対応する退職代行ではないので、トラブルの仲裁やサポートができないことです。
労働組合でもないので、金銭の交渉や有給休暇の消化の交渉もできません。
個人的に必要だと思っているメンタルのサポートもないです。
とはいえ、カウンセラーが在籍していてメンタルのサポートも受けられる退職代行がかなり特殊だと言えます。
J-NEXTはそれ以外のサポートが充実しています。
退職の実績が確実にあるので「お金を払ったのに辞められなかった」という心配も不要です。
「入社して社歴が浅いから有給休暇が気にならない」という人はJ-NEXTを検討してみてください。
- 働いている年数が長く退職金や有給休暇が多い可能性がある
- 確実に有給休暇の消化がしたい
- 会社と金銭の交渉をしてもらう必要がある
J-NEXTの利用の流れは他の退職代行とほぼ同じです。
- LINE・メール・電話などで無料相談
- 退職までの打ち合わせ
- 申し込み・支払い
- 退職代行サービス開始
- 退職完了
ネルサポと他社との比較
個人的にはネルサポが一番オススメです。
- 価格が適正
- 労働組合なので金銭以外の交渉であれば可能
- 転職サポートがある
- メンタルのサポートもある
ネルサポをプッシュするのはこういった理由があります。
とはいえ、人によってベストな選択は違うので、比較して検討する必要がありますよね。
この表を参考に検討してみてください。
ネルサポ | みやび | J-NEXT | |
退職代行のタイプ | 労働組合 | 弁護士 | 民間企業 |
価格 | 24,000円 | 55,000円 | 20,000円 |
退職の意思を 会社に伝える | ◯可 | ◯可 | ◯可 |
金銭以外の交渉 | ◯可 | ◯可 | ×不可 |
金銭を含む交渉 | ×不可 | ◯可 | ×不可 |
退職代行以外の サポート | ◯あり | ×なし | ◯あり |
ネルサポをメインに3社の退職代行を紹介しましたが、比較して検討するために以下のサービスも参考にしてください。
比較する数が多すぎると悩みすぎてしまうので、比較は5社までにしてその中から自分にとってベストなものを選びましょう。
- 退職110番
【タイプ】弁護士法人 【価格】43,800円 - 退職代行ガーディアン
【タイプ】労働組合 【価格】29,800円 - 男の退職代行
【タイプ】労働組合 【価格】26,800円 - 女性の退職代行【わたしNEXT】
【タイプ】労働組合 【価格】29,800円 - 退職代行モームリ
【タイプ】労働組合 【価格】22,000円 - 辞めるんです
【タイプ】民間企業 【価格】27,000円 - ジョブセル
【タイプ】労働組合 【価格】25,000円 - ニコイチ
【タイプ】民間企業 【価格】27,000円 - 退職代行SARABA
【タイプ】労働組合 【価格】24,000円
オススメできない退職代行
本当は固有名詞を出して批判したくないのですが、オススメできない退職代行も紹介させてください。
あなたにイヤな気持ちになってほしくないので、「これはちょっとヒドイ」という退職代行の名前を出します。
オススメできない退職代行は「退職代行jobs」という業者です。
理由は利用者の多くが不愉快な気持ちにさせられているからです。
「キツイ口調で言われる」とか「お金を支払った後に担当者の態度が変わる」といった口コミがあります。
それも1人や2人ではなく、複数の人が同じような意見を言っています。
■jobsのリアルな口コミ①
退職代行jobsを使って退職したものです。個人的にはあまりお勧めしません。理由としては退職の代行連絡をする前と後の対応に差があり、する前は親切で懇切丁寧な言葉遣いの対応ですが、した後は人が変わったように対応が雑で時折キツイ言葉や対応で返答されることがあるからです。
引用元
「Yahoo知恵袋jobsの口コミ」
■jobsのリアルな口コミ②
お金を支払った後に態度が豹変しました。書類の事で分からないことがありLINEで質問したのですが、高圧的な言葉遣いで煽り口調で大変不愉快でした。
引用元
「退職代行口コミ評判ランキング」
この2つの口コミに共通することは、やはり「態度がよくない」という点です。
またjobsのTwitterでこんなツイートがありました。
「退職代行はリラクゼーションとは違います」というツイートをしていますね。
これを個人のアカウントではなく、企業アカウントでツイートしていることが疑問です。
さらに疑問を感じることは、ホームページに「退職後もサポート!!退職代行利用者への無料カウンセリング特典」と書かれていることです。
退職代行を利用する人の中にはある一定数ハラスメントをされた人もいます。
その人はメンタルにダメージを受けているはずです。
にもかかわらず「退職代行はリラクゼーションではない」とツイートすることや担当者が利用者にキツイ口調で言うことは疑問ですよね。
本当は具体的な名前を出すのは個人的に残念だと思っています。
でも、これを読んでくれているあなたに不愉快な想いをしてほしくないので具体的な名前を出しました。
退職代行jobsの利用をしないことをオススメします。
メンタルのサポートが必要であれば、ぜひネルサポを利用してください。
オススメの退職代行まとめ
今の仕事を辞めるかどうかの判断基準で仕事の適正なども考えたほうがいいです。
でも重要なのは心の状態が元気か?それとも完全に心が折れているか?
この部分は軽視されがちですが大事です。
メンタルは最重要だと考えてください。
精神的に限界であれば退職代行を利用して辞めることをオススメします。
- 会社を辞められるだけでOKなら民間企業の退職代行
- 有給休暇の消化などの交渉も必要なら労働組合の退職代行
- 「残業代や未払いの給料を回収したい」「ハラスメントを法的に解決してほしい」と思うなら、弁護士事務所の退職代行
オススメの退職代行は
- 気持ちに寄り添うカウンセラーが在籍している
- 転職サポートがある
- 有給休暇の消化の交渉も可能
こういった理由でネルサポが一番オススメです。