![【マウントをとる人の対処法】これを意識すれば受け流せます!](https://life3.fun/wp-content/uploads/2022/01/5.png)
もし、あなたがこのような悩みがあるなら、この記事を参考にしてください。
- 職場にマウントをとる人がいてムカつくけど、言い返して職場の雰囲気を悪くしたくない
- 自分からは話しかけないけれど、相手から話しかけきていちいちマウントをとる
- 「マウントをとる人と距離を置きましょう」ではなく、それ以外の対処法が知りたい
「相手がマウンティングしてきたら自分はどう対処すべきか?」
この考え方から卒業しないと、あなたの行動はマウントをとる人によって決められてしまいます。
とはいえ、我慢することもオススメしません。
ただ我慢するだけだと、いつか限界がきてストレスが爆発してしまいます。
我慢するのでもなく言い返すのでもない別の方法を考える必要があります。
結論を言いますと、「どうすればマウントをとられても気にならなくなるのか?」を考えたほうがいいです。
そして、今よりも自分に価値を感じることができれば、マウントをとる人の性格も言葉も気にならなくなります。
- マウントをとる人の心理
- マウントをとる人から受けるストレスを根本的に解決する対処法
- マウントをとる人に対してやってはいけない行動や効果が期待できないこと
自分に価値を感じることができれば、たとえマウントをとる人がいても我慢とは別の感覚を持つことができます。
我慢とは別の感覚とは、
- ある意味で愉快な人だなと思える感覚
- 言わせておけばいいと思える感覚
- 「マウントをとる人はこのレベルなんだよね」と思える感覚
このような感覚です。
マウントをとる人の特徴と心理
マウントをとる人に自分の意見をハッキリ伝えても効果はありません。
周囲の人に相談しても改善する可能性が低いです。
「やめてください」と言ってやめてくれるなら、最初からマウントをとらないですからね。
人は誰でもエネルギーを必要としています。
生きていくためには身体のエネルギーだけでなく、心のエネルギーも必要です。
マウントをとる人は見下す態度や上から目線の発言でエネルギーをチャージしているわけです。
だからマウントをとる人の言動を変えることはできません。
ここでは「マウントをとる人にはこういう特徴があるから、この行動に効果がない」ということを解説します
- マウントをとる男女の比較
- 上から目線で発言する理由とは?
- 自分より下だと考えないと安心できない
マウントをとる男女の比較
男女の行動の特徴には多少の違いがありますが、根本の心理は同じです。
マウントをとる人は男性でも女性でも劣等感や満たされない何かを抱えています。
男性は仕事の能力、収入、学歴などでマウントをとることが多いです。
女性は仕事のことでもマウントをることがありますが、プライベートに関することでもマウントをとることが多いです。
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僕は初対面の男性に「お前は◯◯高校か。じゃああんまり頭よくないんだな」と言われたことがあります。
女性同士のマウンティングの定番としてよく聞くのは彼氏や旦那さんの自慢ですよね。
男性は力を自慢して女性は恵まれているとアピールします。
男性は自己顕示欲が強く、女性は承認欲求が強いと言っていいでしょう。
男女で自慢する内容は違っていても、「自分のほうが上」とアピールしたいことは共通しています。
上から目線で発言する理由とは?
マウントをとる人はなぜ上から目線なのでしょうか?
それは相手より優位に立ちたいからです。
優越感がほしいという欲求を満たすために上から目線の発言をするわけです。
優越感がほしいという欲求がなくなることはないので、マウンティングをやめさせる方法はないと考えてください。
あなたの職場で
- 上司ではないのに上司になったような振る舞いをする
- やたらと仕切りたがる人
こういう人を見たことがありますか?
今まさに困っているかもしれませんね。
あなたの職場にいるマウントをとる人は、上から目線の三流のリーダーシップをやめると思いますか?
おそらく相手の性格は変わらないと思います。
ですから、マウントをとる人に上から目線をやめてもらうことを期待するのをやめましょう。
自分より下だと考えないと安心できない
マウントをとる人は優越感がほしいと考えています。
では、なぜ優越感がほしいと考えるのでしょうか?なぜ相手より優位に立ちたいと思うのでしょうか?
答えは自分より下だと考えないと安心できないからです。
「自分のほうが上だ」と考えることで自信をキープしています。
ただの雑談をしていただけなのに、途中から相手の自慢話になった経験はありますか?
あるいはあなたが自分の体験を話しただけなのに、なぜか否定されたことはありますか?
マウントを取る人は「自分のほうが上だ」と証明するためにコミュニケーションをとっているようなものです。
仕事の現場であっても同じことが言えます。
ミスと呼ぶほどのことでもない小さなことなのにすごい勢いで怒られたことはありますか?
ミスと呼ぶほどのことではない小さなことでも指摘すれば優越感が持てますよね。
自慢するのも見下すのも「相手は自分より下だ」と考えるためなのです。
マウントをとる人の対処法
職場にマウントをとる人がいる場合はどう対処すればいいでしょうか?
相手にマウントをとるのをやめさせる方法ではなく、自分が成長する方法を考えることが根本の解決方法です。
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マウントをとる発言を聞き流す方法は、自分が能力的にも精神的にも成長することだと考えてください。
自分が成長すれば、マウントをとられても受け流せるようになります。
やはりマウントをとる人の性格も言動も変えられません。
マウントをとる本人でさえも性格を変えられないです。
だから自分が成長することだけを考えましょう。
たとえば、イチローさんが小学生の野球少年から「野球が下手だね」と言われても気にしないでしょう。
おそらく苦笑いをしながら「やんちゃな小学生だな」と考えるのではないでしょうか。
能力的な成長は時間がかかるので、少しずつステップアップしていきましょう。
そして、能力の成長だけでなく、精神的な成長にも目を向けてほしいいと思います。
精神的な成長も時間はかかりますが、考え方1つで情報の受け取り方が変わります。
では、精神的な成長とは何でしょうか?
精神的な成長とはマインドセットです。
ここではマウントをとられても聞き流せるようになるためのマインドセットを3つ解説します。
- マウントをとる人をギャグのような存在だと考える
- マウントをとる人を別の世界の住人だと考える
- 今よりも自信が持てるようになることを考える
マウントをとる人をギャグのような存在だと考える
マウントをとる人の発言をギャグだと捉えましょう。
マウントをとられたら「そんなにこの人は劣等感が強いか!」と考えください。
「そこまでしてマウントをとりたいのか!」と考えることも有効です。
ちなみに僕は「ヤバイ!コイツ面白いな」と考えることが多いです。
この考え方を持つことによって、愉快な人だなと思える感覚を持つことができます。
少し視点を変えると、マウントをとる人は実際に愉快な存在だと思えます。
ドラゴンボールに出てくる戦闘力5のおじさんがフリーザに対して上から目線だったら、もはやギャグ以外の言葉で言い表せないです。
ワンピースに出てくる脇役の海兵Aが海軍大将にマウントをとろうとしていたら愉快な存在だと思えますよね。
マウントをとる人は精神的に幼いので、ドラゴンボールの戦闘力5のおじさんやワンピースの海兵Aのようなものです。
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マウントをとる人をギャグのような存在だと考えることで、不愉快な気持ちよりもむしろ愉快な気持ちになれますよ!
マウントをとる人を別の世界の住人だと考える
マウントをとる人はあなたと違う人種です。
あなたとマウントをとる人とでは、そもそも言語や必要な情報が違います。
ですから、マウントをとる人を別の世界の住人だと考えるようにしてください。
同じ世界の住人だと考えないようにしましょう。
「わかってほしい」とか「もっと自分は評価されるべきだ」という考え方があなたを苦しめます。
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違う世界の住人だと考えることによって、言わせておけばいいと思える感覚を持つことができます。
- 相手がこう言ってきたらこう言い返す
- 相手がこういう行動をとったら自分はこうリアクションする
このように相手の言動によって自分はどうするかを考えると、マウントをとる人に振り回されるだけです。
相手が何を言ってきても「自分はどうありたいのか?」を考えましょう。
そして、「そっちの世界の人はこういうことを考えているのか」と眺めるように話を聞いてください。
ちなみに相手が自慢しているつもりがなくてもマウントをとられたと感じるなら、あなたの心が満たされていない可能性が高いです。
「相手は本当に自分の見下しているのか?」と冷静に考えることも必要です。
そして、「自分がもっと満たされるにはどうすればいいか?」を考えましょう。
今よりも自信が持てるようになることを考える
マウントをとる人に対する対処法よりもっと大事なのは自尊心を育てることです。
人間関係の悩みも仕事の悩みも自分が成長することであらゆる問題が解決します。
マウントをとる人をギャグだと考えるのも別の世界の住人だと考えるのも自尊心を傷つけないためです。
そして、自尊心を傷つけない考え方に加えて自尊心を育てる考え方も必要です。
今よりも自信が持てれば「マウントをとる人はこのレベルなんだよね」と思える感覚を持つことができます。
「自分に自信が持てないわけではないけどマウントをとる人がムカつく」と思うなら、もっと上の自信があると考えてください。
では、どうすれば今より自信が持てるでしょか?
マウントをとる人よりも能力を高めることも1つの対処法ですが、もっと大事な視点があります。
絶対的な価値と相対的な価値の2つの視点で自信を捉えてください。
絶対的な価値は誰かと比べて上か下かではなく、「自分はそれができているいか?」で考える視点です。
他人、環境、状況などに関係なく絶対的に揺るがない自分の価値が絶対的な価値です。
では、相対的な価値は何でしょうか?
相対的な価値は何かと比較して優劣を考える視点です。
たとえばあなたがテストで92点をとったとしましょう。
テストで92点をとっても他の人が100点、98点、95点だったら、あなたは最下位になります。
でも、あなたが40点で他の人が32点、27点、25点だったらあなたがナンバーワンになります。
最下位という比較の価値で自信を失うのではなく、92点をとったという事実にフォーカスすることで自分を信じることができます。
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絶対的な価値にフォーカスすることに加えて別の世界の住人だと考えることで、マウントをとる人の発言を受け流せるようになりますよ。
他者との比較でしか自分の価値を感じられなくなっている人がマウントをとるわけです。
あなたがマウントをとる人と別の世界の住人になることで、マウンティング発言を受け流せるようになります。
もちろん比較して「どちらが優れているか?」という考えもあっていいです。
ただ相対的な価値でしか判断できないと、マウンティング発言にストレスを感じます。
あなたが今まで努力をして獲得したことは何でしょうか?
あなたのスキル、経験、人間関係はたとえマウントをとられても奪われることはないはずです。
絶対的な価値の1つに性格があります。
優しい、好奇心が旺盛、社交的などが性格です。
仮に優しい人がマウンティングにムカついて、その結果として優しさを手放したらもったいないですよね?
むしろ絶対的な価値はマウンティング発言で揺らいではいけないものです。
マウントをとる人にやってはいけない3つのこと
マウントをとる人に「やめてください」と言っても、相手はマウンティング発言をやめません。
「あなたは間違っている」と言うと、今よりもターゲットにされるリスクがあります。
逆に「すごいですね」と相手をほめても効果がないです。
マウントをとる人は心のエネルギーが常に不足しています。
マウントをとることでエネルギーをチャージしているから、マウンティング発言に終わりはないのです。
一時的な優越感で満足してもエネルギーがなくなったら、マウントをとる人はまたエネルギーをチャージしたくなります。
ここではマウントをとる人にやってはいけないことや効果がないことを3つ解説します。
加えて「じゃあどうすればいいか?」も解説します。
- ハッキリとイヤだと言っても変わらない
- 自分のほうが正しいと主張するのは逆効果
- 相手を持ち上げても調子にのるだけ
ハッキリとイヤだと言っても変わらない
くり返しになりますが、「やめてください」と言っても何も変わらないです。
「コイツは生意気だ」と捉える人もいます。
マウントをとる人はどんな相手に対しても弱点や欠点を見つけたいと考えています。
たとえ相手が自分より優れていても、上から目線の発言をすることも少なくありません。
相手を選んでマウンティングしていても関係性を今から変えるのは難しいです。
あなたがどんなに成長しても「あいつに負けているはずがない!」と相手は考えるはずです。
スポーツや音楽を見るときに上から目線の人をイメージしてください。
野球やサッカーを見ながら「コイツのこのプレーはダメだ」と言う人っていますよね。
評論家っぽいタイプの人だと言うのがしっくりくるでしょうか。
でも、その人がダメ出ししている相手はプロの選手ですよ。
野球が好きなただの一般人がプロ野球の選手に上から目線っておかしいですよね。
「あのバンドのこの曲はダメだ」とジャッジする人もいます。
だけどダメ出ししている相手はプロのミュージシャンです。
有名なアーティストを育てたプロデューサーが言うならわかりますよ。
でも、上から目線で発言する評論家タイプの人は一般人です。
仕事でも同じで「あいつは実力がないのに出世した」と言う人は必ずいます。
どんなに恋人とうまくいっていても「私の彼氏のほうが高収入だ」と考える人はいます。
どんなにあなたが努力しても成長してもマウントをとる人が評価することはないでしょう。
ですからマウンティング発言を受け流せるようになってください。
受け流すためには、マウントをとられても変わることがない絶対的な価値を意識することが大切です。
あなたの絶対的な価値に目を向ければ「マウントをとる人は比較しないと安心できないんだよね」と考えることができるようになります。
自分のほうが正しいと主張するのは逆効果
見下されているからちゃんと主張したほうがいいと考えることもあるでしょう。
ですが、自分のほうが正しいと主張しても効果がないどころか逆効果です。
マウントをとる人は自分より下だと考えないと安心できない心理を抱えています。
くり返しになりますが、あなたが何を言っても上から目線の発言をやめることはないです。
では、どういうリアクションをすればいいのでしょうか?
否定も肯定もしないで中立的に考えるようにしてください。
マウントをとる人の言葉を意見の1つとして考えましょう。
マウントをとられたら「そうですか」と言って、心の中では「言わせておけばいい」と思うことで心の平和をキープできます。
相手を持ち上げても調子にのるだけ
ネットでときどき見かける情報に「相手を持ち上げる」というのがありますが、これも効果が期待できないです。
仮にマウントをとる人が喜んだとしても、「おおコイツわかってるじゃないか!」と考えるでしょう。
相手をときどきほめるのはアリですが、やりすぎると相手が調子にのるだけです。
そして、相手が調子にのると「コイツは自分の下でいるのが当然」という考えが強化されます。
「言うことを聞いて当たり前」になることもあるでしょう。
ですから否定も肯定もしないで中立的に考えるようにしてください。
マウントをとる人を別の世界の住人だと考えて、そのうえで否定も肯定もしない中立的な考えを持ちましょう。
マウントをとる人の対処法まとめ
マウントをとる人は「相手は自分より下だ」と考えないと安心できないから、上から目線をやめることはないです。
ですから、マウントをとる人をギャグだと考えて、別の世界の住人だと考えるようにしてください。
そして、もっと自分に自信が持てるようになるために絶対的な価値に目を向けましょう。
- マウントをとる人は見下す態度や上から目線の発言でエネルギーをチャージしている
- 男性は能力など力を自慢して女性は幸せアピールが多いが、マウントをとる人の根本心理は同じ
- マウントをとる人に対する最大の対処法は自分が成長すること
- マウントをとる人をギャグのような存在だと考えると、ある意味で愉快な存在だと思えてくる
- 「わかってほしい」と考えずにマウントをとる人を別の世界の住人だと考える
- マウントをとられても変わることがない自分の絶対的な価値に目を向ける
- マウンティング発言に対して否定も肯定もせず中立的に捉える
この記事の中で絶対的な価値と相対的な価値の2つの視点で捉えるという話をしました。
マウントをとる人がいても絶対的な価値が奪われることはありません。
あなたが持っている絶対的な価値にあなた自身が価値を感じることができれば、マウンティング発言に反応しなくなるでしょう。
そこで最後にあなたの絶対的な価値について考えほしいと思います。
絶対的な価値の1つが長所や性格の強みだとお伝えしました。
長所や性格の強みは「◯◯さ」「◯◯心」「◯◯性」「◯◯的」という言葉で表現できることが多いです。
具体的には優しさ、誠実さ、好奇心、親切心、向上心、楽観性、社交的などが性格の強みや長所です。
Qあなたの長所や性格の強みは何だと思いますか?その長所や性格の強みを「◯◯さ」「◯◯心」「◯◯性」「◯◯的」などの言葉に置き換えてみましょう。
絶対的な価値を考えても満足感が得られないこともあるかもしれません。
ですから、自分の満足度が高くないなら能力を少しずつ上げることも必要です。
絶対的な価値に目を向けながら今よりも能力を向上していくことを考えていきましょう。
さて、この記事では受け流すための考え方をいくつか解説しました。
受け流せるようになるためには
- 心を整える
- 自尊心を育てる
- 境界線を引く
この3つが必要です。
この記事で解説したことは以下のように対応しています。
- 心を整える→マウントをとる人をギャグのような存在だと考える
- 自尊心を育てる→今よりも自信が持てるようになることを考える
- 境界線を引く→マウントをとる人を別の世界の住人だと考える
この3つの要素について「スルースキルを上げる方法!受け流すために必要な3つの要素とは?」というページで解説しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。