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自己肯定感は以前よりも一般の人にかなり認知度が上がった言葉になりましたね。

自己肯定感とは、自分を評価できる感情や自分に価値を感じることができる感情です。

 

自己肯定感について調べると、

  • 自分にできることや自分の良いところに目を向けましょう
  • 自分をほめましょう

こういったことがよく言われます。

 

ですが、自分のどういうところに目を向けたら自分のできることや長所を見つけることができるでしょうか?

「自分をほめよう」と言われても、ほめるところが見つからないと思うときってあると思います。

 

自分の長所を見つけるためには自分自身の観察が必要です。

自分自身の観察とは自分の行動や感情を振り返ることです。

 

このページでは

  • 自己肯定感が低い人の特徴
  • 自己肯定感が高い人の特徴
  • 自己肯定感が低くなる原因
  • 自己肯定感を高めるオススメの本

こういったことをお伝えします。

 

これらに加えて自己肯定感を高める具体的な方法を7つ解説しています。

 

  • 自分をほめるがしっくりこない
  • 自分を認めるってどういうこと?

こういう疑問がある方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

「自分を評価するってこういうことなんだ」と理解することができるはずです。

 

自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感が低いと、どういう考え方になるでしょうか?

自己肯定感が低いと自分も物事もネガティブに捉えてしまいます。

 

自己肯定感が低いと仕事や勉強、人間関係にどんな影響を与えるかを見ていきましょう。

 

ちなみに「自己肯定感は高すぎないほうがいい」という意見を言う方がいますが、自己肯定感は高いほうがいいです。

 

もちろん低いからダメということはありませんが、自己肯定感は高いほうが望ましいです。

 

自己肯定感が低いことでの仕事や勉強への影響

自己肯定感は自分を動かすエネルギーです。

「自己肯定感が高いと自分に満足してしまうのでは?」という意見もありますが、むしろ逆です。

 

自己肯定感は自分のポジティブな部分だけを見ることではありません。

 

自己肯定感が高ければ「今の自分には◯◯が足りないな」と認めることができます。

足りないものがある今の自分を肯定的に見ることができるからこそ、「よし!◯◯をやろう!」と思えるわけです。

 

自分を肯定的に見ることと「もういいや」とあきらめることは違います。

今の自分に足りない何かがあることを素直に認められないから意欲が低下するのです。

 

劣等感が強いと自分のネガティブな部分や足りないものを見ることができません。

 

自己肯定感が低くなると、

  • やる気がなくなる
  • あきらめが早くなる

こういったことが起きます。

 

仕事であれば、

意欲が低下→ミスする→自己肯定感が下がる→意欲が低下

こういう悪循環に陥ってしまう人もいるでしょう。

 

  • 仕事のミスを気にしすぎてしまう
  • 気持ちの切り替えができず、イヤな気持ちを引きずってしまう
  • 罪悪感を引きずってしまう

こういう悩みがあるなら、ぜひ自己肯定感を高めてください。

 

自己肯定感が低いことでの人間関係への影響

自己肯定感が低い人は自分で自分のことを評価できない人です。

 

人に評価してもらわないと不安なのは、自分で自分を認められないからです。

他人の評価に振り回されるということですね。

 

言葉を変えると「他人の評価が自分の価値だと思う」ということです。

 

自分で自分を認められないからこそ、

  • キツイ口調で言われると心が折れる
  • 他人の言葉を気にしすぎてしまう
  • 他人の言葉を深読みしすぎてしまう

こういったことが起きてしまいます。

 

他人の言葉にイラっとくるのは、もしかしたら自己肯定感がまだまだ伸びるかもしれません。

 

自分で自分を評価できるなら「あんたに何がわかるんだよ!?」みたいな怒りを感じても、冷静に受け止められるはずです。

 

他人の言葉に心が折れてしまったりキレてしまう人は、自己肯定感をまだ上げられると考えてもいいかもしれませんね。

 

参考:自己肯定感は人間関係にどう関係するの?低いとどうなるの?

 

自己肯定感を高める7つの方法

「自己肯定感が高いほうがいいのは理解できたけど、具体的にどう行動すればいいの?」と疑問に思いますよね?

  • 自分をほめる
  • 自分を認める
  • 自分を評価する
  • 自分に価値を感じる

こういった表現をされることがありますが、「で?具体的には?」と思う人も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、自己肯定感を高める方法を具体的に7つ紹介します。

7つの項目にワークとして質問があるので、ぜひ考えてくださいね♪

 

①自信の柱を複数持つ

自信の柱を何本か持つイメージを持ってください。

自分の自己肯定感を上げるものは仕事、恋愛、勉強、人間関係、お金、いろんなものがあります。

 

  • 仕事の自分
  • 勉強している自分
  • 恋愛での自分
  • 趣味を楽しむ自分

これらがすべて自分の価値だと考えてください。

 

仕事は重要なものですが、人生は仕事がすべてではありません。

仕事だけしかないと思い込んでしまうと、仕事がうまくいかない状態は自信喪失状態になりますよね。

 

自信の柱が1本しかないと、気持ちが安定しません。

こういうイメージです。

 

このページの後半の「自己肯定感を高めるオススメの本」で「できたことノート」という書籍と「できたこと手帳」という手帳を紹介します。

 

できたこと手帳のコラムに「彼氏にハンバーグを作ったら喜んでくれた」というエピソードがあります。

このエピソードで紹介されている方は、仕事がうまくいっていない看護師の女性です。

 

紹介されているステキなエピソードに

  • 仕事がうまくいかず自己肯定感が下がっていた
  • でも彼氏にハンバーグを作ってあげたら喜んでくれた
  • 私は人に喜んでもらえることが好きだと気づいた

ということが書いてありました。

 

きっと彼女は恋人にハンバーグを作ってあげて喜ばれたのをきっかけに自己肯定感を取り戻したのだろうと思います。

 

仕事以外で自己肯定感を高めると、職場で「何かいいことあった?」「明るくなったね」と言われるようになるでしょう。

 

そうなったら仕事での自信も持てるようになります。

職場の人間関係や上司からの評価もかわるかもしれません。

 

仕事以外で作った自信が仕事でもプラスになります。

仕事のスキルを上げることには直結しませんが、メンタル面は強化されるはずです。

 

メンタル面が強化されれば仕事でも自信が持てるようになり、結果としてスキルが上がるでしょう。

 

仕事以外で何をやるかですが、興味を持てるものをやればいいと思います。

英語の勉強でも筋トレでも副業でも資格の勉強でも何でもOKです。

 

今の仕事を始めたばかりであれば、まずは仕事に慣れることが大切ですが、仕事が慣れてきたらぜひ何かやってみてください。

 

「上達してきている」とか「前よりも知識が増えた」という感覚があなたの自己肯定感を上げてくれます。

 

Q自信の柱を新しく1本つくるとしたら何でつくりたいですか?

 

  • 社会人であれば本業以外の何か
  • 主婦であれば家事や育児以外の何か
  • 学生であれば学校の勉強以外の何か

このように自分がメインでやっている以外の何かです。

 

自分で自分を評価できることが一番大事ですが、自己肯定感を高めるうえで自分を認めてくれる人をつくるのも同じく重要です。

 

今の職場の人間関係に認めてくれる人がいないなら、職場以外で人間関係をつくるのも1つの方法として考えておきましょう。

新しい出会いには新しい興味がセットで現れます。

 

参考:職場以外で人間関係をつくる方法

 

②ポジティブな感情に注目する

自己肯定感に関する書籍をいろいろ読んでみると勉強になることも多々あります。

ですが、意外とポジティブな感情について書かれている本が少ないように思えます。

 

ポジティブな感情のすべてが自己肯定感を上げてくれるわけではないですが、自己肯定感は“うれしい”とか“楽しい”の中にあります。

 

ポジティブな感情を意識することで、自分の中にある“楽しい”を見つけることができます。

ポジティブな感情に気づくことは好きなものを見つけることでもあります。

 

感情のピークは6秒なので、ポジティブな感情を感じた瞬間を意識しないと忘れてしまうのです。

 

言い方を変えると、仕事やプライベートなどのポジティブな要素はたくさんあるのに見逃していることが多いとも言えます。

 

もし、あなたが「最近は面白いことがないな」と思っているなら、好奇心が鈍っているかもしれません。

自己肯定感が低くなると、好奇心も落ちていきます。

 

仕事やプライベートなど、あらゆる時間で「あっ!今ポジティブな感情が自分の中にある!」という瞬間を見逃さずに言語化してみてくださいね。

 

Qどんなときにポジティブな感情になりますか?ポジティブな感情になった出来事や状況を10ピックアップしましょう。

 

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③好きなものをリストアップ

自己肯定感を高めるうえで自分は何を大切にしたいかを知ることが重要です。

大切にしたいものは自分の好きな何かとも言えます。

 

ポジティブな感情に注目すると、「これ好きかも」と思えるものがストックされていきます。

ちょっとでもポジティブな感情を感じたら、それをリストにしてストックしましょう。

 

具体的にはこういうものです。

  • 自分の好きなもの
  • 好きな場所はどこか?
  • 何をしているときが楽しいか?

これらをリストアップしましょう。

 

仕事であれば、「仕事の全部が好きではないけれど、この作業は好き」というものを見つけましょう。

 

Q勉強、趣味、場所など、あなたの好きなもの何ですか?

 

④上達したいものを見つける

自分の好きなものをリストにしたら、次はその中から上達したいものをピックアップしましょう。

 

ストックされた好きなものの中にお気に入りの場所や好きな音楽があるでしょう。

あるいは「この人に会うと元気になれる」という人もいるでしょう。

 

好きなものに触れている時間は確かに気分がいいのですが、全部が自分の自己肯定感を上げてくれるものではありません。

ですから、その中から「これに関してはレベルアップしたい」というものを見つけましょう。

 

つまり何か打ち込むものを持ちましょうということです。

 

でも1つ注意点があります。

気をつけなければいけないのは「自分が心からやりたいと思っているかどうか?」ということです。

 

「自分に自信を持つためには筋トレがいいよ」という意見もありますが、これは人によります。

もちろん筋トレを否定するつもりはありませんよ。

 

でも考えてみてください。

美しくありたいと思っている女性がベンチプレスを100キロ持ちあげられるようになって、筋肉ムキムキになったとしましょう。

 

その女性は「わーやったー!!」と喜べるでしょうか?

もちろん美容のためにトレーニングする女性もいますから、トレーニングそのものはいいものだと思います。

 

簡単に言うと自分が望んでいないことに時間と労力を使う必要はないということです。

 

「みんながやっているから」とか「オススメされたから」ではなく、「自分がそのことに興味があるか?」ということが大事です。

英語に興味がないのに英語の勉強をしなくてもいいですよということです。

 

「やってみたい」という気持ちは、いつでも自分の内側にしかないのです。

「みんながやっているから」とか「オススメされたから」とか「流行っているから」という動機は内側ではなく、外側の動機です。

 

仕事であれば「上司が言ったから」とか「こうしないと怒られるから」で考えるのはやめましょう。

 

ぜひ自分の心の声を聞いて考えてくださいね。

 

Q「これをもっとレベルアップさせたいな」と思えるものは何ですか?

 

参考:やりたいことを見つける方法を具体的に教えてください!

 

⑤プロセスを評価する

「どうすれば自分をほめることができるか?」と考える人が少なくありません。

自己評価のやり方がわからないということですね。

 

「自信を持って言える成功体験もないし・・・」という人は結果だけでなく、これから成長していく自分を見ましょう。

 

その結果に至るまでに

  • どんな工夫をしたのか?
  • 何を考え実行したのか?

こういう部分を深く考えましょう。

「ほめられないと自信が持てない」とか「成功体験がないから自信が持てない」と悩むなら、プロセスや自分の成長を意識してください。

 

もちろん結果を求めるなとか目標は達成できなくていいということではありませんよ。

 

「できて当たり前のことができても自分を認めることができない」と悩むなら、

  • どんな工夫をこれからしていくのか?
  • これから何を考え実行していくのか?

これらをより深く考えましょう。

自分の行動や思考を深く観察するのです。

自己肯定感の高さは思考の深さに比例すると言ってもいいかもしれません。

 

「できて当たり前のことができても自分を認めることができない」という悩みは、「あなたが思考の浅い未熟者ですよ」という意味ではありません。

 

これからもっと成長できるチャンスがあるのです。

まだまだ深く考えられる余地があるということは、あなたには成長の伸びしろがあるとも言えます。

 

  • 結果に至るまでに自分がどう成長したか?
  • 行動や考え方にどんな変化をもたらしか?

あとで振り返ったときに、こういう質問に答えられるように行動しましょう。

 

人と比べて自信をなくしてしまうのは、意識が他人に向かっています。

 

  • どんな工夫をこれからしていくのか?
  • これから何を考え実行していくのか?

こういったことを考えることに意識を集中させると、人と比べることが少なくなりますよ。

 

Q仕事や勉強など、今取り組んでいることで自分なりに工夫していることは何ですか?

 

⑥足し算のイメージを持つ

人はネガティブなことに注目しやすいです。

自分自身であれば自分のできなかったことばかり気にしてしまい、人間関係であれば他人にしてもらえなかったことばかり気にしてしまいます。

 

そうではなくて、加点方式で見るようにしましょう。

自分のことであれば、できたことに注目することです。

他人であれば、してもらったことに注目することです。

 

足し算していくイメージを持つようにしてくださいね。

人と比べて劣っているということではなく、

  • 今までこういうことをやってきた→過去から現在
  • これからはこうしていきたい→現在から未来

この2つを考えましょう。

 

自分をほめるときのポイントは自分の行動をなるべく点で見ないことです。

 

できなかった“過去”という点や、できていない“今”という点で見ると、自己肯定感は下がります。

 

過去から現在を線として考えると、少しずつ積み上がってきているイメージが持てます。

現在から未来を線として考えると、これからできるようになるイメージが持てます。

 

人間関係であれば、「こうしてほしい」と思っていることを相手がしてくれないこともあるでしょう。

 

しくれなかった“今”だけを見るのではなく、過去から現在までの線で捉えてください。

そうすると「昨日は◯◯してくれた」と気づくことができます。

 

Q直近1ヶ月のできたことは何ですか?人からしてもらったことは何ですか?

 

⑦短所を長所に「リフレーミング」

リフレーミングとは同じものを違う角度で見ることを言います。

 

  • こういう考え方もできるんじゃないか?
  • こういう見方もできる

こういったことを考えてみましょう。

 

リフレーミングは、できなかったことを無理やりできたことにすることではないです。

無理のあるポジティブ思考でもないです。

 

ただリフレーミングが自然にできるようになると、自分自身や物事のポジティブな側面に気づきやすくなります。

 

例をいつくか挙げますね。

  • 意見が言えない:人と争わない、協調性がある
  • 落ち込みやすい:一生懸命やった、深く考えている
  • 小さなことで悩む:細部まで考えられる、共感性が高い
  • 人付き合いが苦手:1人の時間を大切にできる
  • マイペース:自分らしく生きている

 

人の性格や性質をリフレーミングすると、こういうものが見えてきます。

また人の性格や性質だけでなく、出来事にも当てはめることができます。

たとえば、今あなたが仕事や勉強、人間関係で問題を抱えているとしましょう。

 

できない今の自分を責めるのではなく、「今◯◯ができていない=成長の伸びしろが自分にはある」と考えてみましょう。

 

「特に強みとか特技とか人に誇れるものがない」と悩む人は少なくありません。

 

強みがない今を「何も持っていない自分」と解釈することもできますが、見方を変えると「これから強みが見つかる」とも言えます。

 

「強みがないのではなく、見つかってないだけ」と考えましょう。

あるいは「自分の強みが言語化されていないだけ」と言ってもいいかもしれませんね。

 

Qあなたが短所だと思っているものやできなかったことの表現を変えると、どんな表現に変わりますか?

ネガティブだと思っているものをポジティブな言葉に置き換えると、どんな言葉になりますか?

 

自己肯定感が高い人の特徴

自己肯定感が高くなると自分自身を肯定できるだけでなく、物事のポジティブな側面を見ることができます。

他人に対しても肯定的な見方ができるようになります。

 

だからこそ、他人を上から目線でジャッジしませんし、人の意見を聞くことができるようになります。

 

自己肯定感が低く劣等感が強いと、どうしても「自分は正しいんだ!」と必死にアピールしたくなるものです。

だから職場や学校でマウントをとりたくなったり攻撃したくなるわけです。

 

自己肯定感が高い人は他人を攻撃することはありません。

また他者からのネガティブな意見も冷静に聞けるようにもなります。

「ネガティブな評価たった1つで自分の価値が下がるわけではない」と本気で思えるからです。

 

ここでは自己肯定感が高い人は

  • 承認欲求が弱いということ
  • ネガティブなこともちゃんと受け入れられるということ

この2つについてお話したいと思います。

 

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承認欲求が弱い

自己肯定感と承認欲求は反比例します。

「人からの評価なんてどうでもいい」という考え方ではなく、他人からの評価に振り回されないということです。

 

「他人からどう思われてもいい」というのは健全なメンタルとは言えません。

「どうせ自分なんて大切にされないし、嫌われる運命にある」という考えが見えてきますよね。

 

良好な人間関係をあきらめていると言ってもいいかもしれません。

承認欲求が弱くなるというのは「自分のことは自分で評価するから、他者評価はおまけで考えよう」ということです。

 

「他人からどう思われてもいいんだ」という人に限って自己肯定感が低く、承認欲求が強かったりします。

 

「どうせ何やっても文句言われるんだよ」と言いつつも、心の中では「お願いだから認めてよ!」と思っているのです。

つまり、ほめられないと不安なのです。

 

自己肯定感が高くなると「ほめられないと不安」から卒業できます。

 

「他人からほめられなくても平気」というのは

  • 他人の言葉に揺さぶられることがなくなる
  • 他人の評価に一喜一憂しなくなる

ということです。

 

それでいて「ほめられなくても頑張ろう」と思える人が自己肯定感が高い人です。

 

ネガティブなことも受け入れられる

本当の自己肯定感はポジティブ至上主義ではありません。

できないことを「できている」と勘違いすることではないのです。

 

自己肯定感が高い人はできないことも足りないものも素直に受け止めることができます。

できないことを「できない」と言えるのは自己肯定感が高いからです。

 

うまくいっていないのに「いや!ある意味では成功だ!」と無理やりポジティブ思考することではありません。

できなかったことや欠けている部分を認識しても「それを含めて自分なんだ」と考えられることが本当の自己肯定感です。

 

ありのままの自分を好きになるということですね。

 

これは自分を甘やかすことではありません。

ネガティブなことを素直に受け取れるからこそ「次は◯◯しよう」という意欲が生まれるのです。

 

自己肯定感が低くなる原因

人は15~16歳ぐらいまでに「自分はこういう人間だ」というセルフイメージをつくります。

良くも悪くもセルフイメージに大きな影響を与えるのが親・兄弟との人間関係と過去の体験です。

 

人から言われて言葉で「自分はこういう人間だ」と思い込むこともあります。

 

今あなたが持っている価値観は完全なオリジナルではなく、他人からの刷り込みという見方もできます。

自分の価値観や考え方は過去の経験でつくられるのです。

 

たとえば、信じていた人から裏切られた経験があるなら「傷つくぐらいなら人を信用しない」という価値観を持ってしまうのです。

 

価値観はルールという言葉に置き換えることもできるので、「傷つくぐらいなら人を信用しない」という価値観は「人を信用してはいけなない」というルールとも言えます。

「~してはいけない」というネガティブなルールのことをリミティング・ビリーフ(制限をつくりだす思い込み)と呼びます。

 

このルールは子供の頃に親、兄弟、先生との間に起きたショックな出来事でつくられてしまう

 

リミティング・ビリーフは自分の行動を制限したり、心にブレーキをかけてしまうルールです。

結果としてスキルの向上や自分の成長に影響を与えてしまいます。

 

自己肯定感や心理学の本、ブログ、メールマガジンなどで「~してはいけない」という表現が出てきたら、リミティング・ビリーフだと思って大丈夫です。

 

また「~してはいけない」と「~すべき」はイコールになります。

 

たとえば、子供の頃に先生から勉強や運動ができることほめられたとしましょう。

先生からほめられたときに同級生からジェラシー感情を持たれて、ターゲットにされたら「目立ってはいけない」というルールができます。

 

「目立ってはいけない」というルールはイコール「みんなと同じ行動をとるべき」とか「みんなと同じ成果を出すべき」になります。

「みんなと同じ行動をとるべき」という価値観を持っていると、アピールすることが苦手になってしまいますよね。

仕事であれば、「注目されるような成果を出してはいけない」という考えを持つようになってしまいます。

 

自分の成長にブレーキをかけてしまう考え方は自己肯定感に大きく影響を与えます。

 

リミティング・ビリーフが自己肯定感にどのような影響を与えるかを親や兄弟からの影響と過去の体験から見ていきましょう。

 

親や兄弟からの影響

苦手科目のテストの点数について怒られるなど、親から怒られることは子供の自己肯定感に大きく影響を与えると言われています。

 

子供の頃って親が感情的になって怒りだすと、かなり不安になりますよね。

 

妹や弟ができて親が下の兄弟・姉妹ばかり可愛がっているように思えると「自分は愛されていない」と思ってしまう子供もいます。

 

その結果として「ありのままの自分であってはいけない」というリミティング・ビリーフができる

 

もし、あなたが子供のときに家の中で疎外感を感じていたら「ありのままの自分であってはいけない」と考えている可能性が高いです。

 

苦手科目について怒られたから「勉強を頑張らないと親に愛されない」と思い込んでしまうことになります。

本来は学校の成績が良くても悪くても親は子供を愛してくれるはずですよね?

ところが一度でも思い込むと「テストの点数が悪いと親から見捨てられる」と考えてしまうわけです。

 

「~しないと嫌われる」と考えてしまうことが多い人は「ありのままの自分であってはいけない」というリミティング・ビリーフを持っている可能性があります。

 

「勉強できないと親から嫌われてしまう」という思い込みがあると、「勉強しないと大変だ」と必死になりますよね。

 

このような愛情を条件付きの愛とも表現されることがあります。

条件がないとダメ=「ありのままの自分であってはいけない」が成り立ちます。

 

「何かしないと愛してもらえない」という思い込みです。

大人になると「~すれば好かれる」と考えすぎてしまい、嫌われないように必死になります。

 

嫌われないように必死になりすぎると、

  • 出世するために職場の上司からの評価を気にしすぎてしまう
  • 恋人がほしいから異性に媚びる

という行為につながります。

 

過去の体験

過去の失敗体験や親・兄弟以外の人間関係も自己肯定感に影響します。

たとえば、苦手な科目でたまたま点数が悪かったときに同級生からバカにされたら「自分は勉強ができない」と思い込んでしまいます。

 

そういう思い込みがなければ、本来はもっと勉強ができたかもしれない人ってたくさんいると思いませんか?

過去のバカにされた体験でネガティブな思い込みはつくられ、それによって大人になってからも行動にブレーキがかかることはあります。

 

男性であれば本当はカッコよくなりたいのに「自分はいじられキャラだから」という理由でカッコよくなる努力をためらってしまう人がいます。

 

女性であれば、クラスの男子に「女のくせに」とバカにされたら無意識に「女は損をする」という価値観を持ってしまいます。

「女は男より損する」という価値観を持っていると、女性らしく振る舞うことに抵抗を感じるようになります。

 

男性がより男らしくなるのに、女性がより女らしくなる行動にブレーキをかけるのが「自分の性別であってはいけない」というリミティング・ビリーフです。

 

  • 異性に近づくことをためらってしまう
  • 「男」や「女」という言葉に対して異常に反応してしまう
  • 容姿に自信がなくなったり、外見を磨くことをあきらめてしまう

こういうことに心当たりがある人は「自分の性別であってはいけない」というルールを持っている可能性が高いです。

 

このリミティング・ビリーフを別の表現で言うなら、

  • 男性であれば自分が男であることに価値を感じない
  • 女性であれば自分が女であることに価値を感じない

という言葉に置き換えることができます。

 

本来は自分の容姿に自信がなくて「カッコよくなりたい」とか「キレイになりたい」と思っているなら、そのための行動がとれるはずです。

 

自分が男として、あるいは女として「自分には価値がある」と思っているから「太ってきたからダイエットしよう」と思えますよね。

ところが、「自分の性別であってはいけない」というルールがあると、自分の性別に対して「どうせ自分なんか」という考え方になってしまいます。

 

自己肯定感を高めるオススメの本

自己肯定感に関する書籍はかなり増えた気がします。

書店に行くと数多くの本が並んでいるので、迷うのではないでしょうか。

 

ここでは

  • 行動変容の専門家である永谷研一さんの「できたことノート」
  • 自己肯定感のスペシャリストの工藤紀子さんの「職場の人間関係は自己肯定感が9割」
  • この2冊を紹介したいと思います。

 

できたことノート

「自分をほめよう」とよく言われていますよね。

でも、「自分の何をほめたらいいかわからない」という人も少なくありません。

 

どういうところに目を向ければ自分の長所を見つけられるか?が重要になります。

自分をほめるための視点を持つということです。

 

この視点が増えれば自分をほめることができます。

 

自分をほめる視点をわかりやすく解説してくれているのが永谷研一さんの「できたことノート」です。

 

視点はメガネのようなイメージを持ってください。

バラ色のメガネで世界を見れば、その世界はバラ色に見えます。

黒いメガネで世界を見れば、その世界は黒く見えます。

その人が持つ経験や価値観によってメガネの色は変わりますが、捉え方という言葉にも置き換えることができます。

同じものを見ても視点が違えば、物事や出来事に対する反応は変わります。

 

では、どういうメガネを持てば自己肯定感が上がるでしょうか?

 

できたことを見つける視点にHappyメガネという視点があります。

このHappyメガネという視点には「スッキリ」「ワクワク」「ハツラツ」の3種類があります。

 

このHappyメガネは感情の話で、それをやったことで、「スッキリした」「ワクワクした」という感情になることです。

「元気ハツラツ!オロナミンC!」的な気分になれたなどの視点です。

 

例を挙げると、

  • 机の上をキレイに片づけた
  • クレームを解決した

このようなものはスッキリになります。

 

  • 電話の応対が上手にできた
  • レポートがうまく書けた

このようにいつもより上手にできたと思えることや頑張ったと思えることはワクワクになります。

 

  • 駅でエスカレーターではなく階段を使った
  • いつもより野菜を多く食べた

このような「元気ハツラツ!オロナミンC!」的な気分になるものはハツラツになります。

 

メンタルヘルスに関わることでもいいらしいので、ゆっくり休めた、子供を見て癒された、ホッとしたでもいいと思います。

 

できたことノートは

  • Happyメガネ(スッキリ・ワクワク・ハツラツ)
  • Numberメガネ(時間・数値・習慣化)
  • Personメガネ(感謝・表情・行動)

という3つの視点を解説しています。

 

3つの視点がそれぞれ3種類あり、全部で9つの視点で自分を見ましょうということが「できたことノート」に書かれています。

 

できたことノートを読むことで「どういう視点を持つと自分をほめるポイントを見つけられるか?」がわかります。

 

  • 自分のことをどう評価していいかがわからない
  • 自己肯定感が低い原因よりも自己肯定感を上げる行動が知りたい

こういう人にオススメしたい本です。

 

また自分のできたことを記録する「できたこと手帳」という手帳もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね♪

僕はこの本に出会う前に「反省することに意味はない」と考えていました。

この本の中に「反省するとあなたの成長は止まる」と書いてあり、「自分と同じことを考えている人だ」と親近感が持てました。

 

反省させたがる人って多いじゃないですか。

でも反省してもしなくても起きた出来事や過去の結果は変わりません。

 

「どうせ私が悪いんでしょ?どうもすいませんでしたねぇ~ヽ(`Д´)ノ」と心の中では思っていることがありますよね。

反省するというより反省させられていると言ったほうが正しいのかもしれません。

 

著者の永谷さんは

「まずできたことを見つけて自己肯定感を高める。

その後にできなかったことや改善点、もっと良くならないかを考えましょう。

先にできなかったことを見るから心が折れるんです。」

と言っています。

 

たとえば上司は「お前は◯◯ができてない」とか「◯◯がダメ」とか人の感情を無視してズケズケ言ってくるじゃないですか。

 

でもそれは変えようがないんですよ。

だから自分の自己肯定感は自分でつくりましょう。

 

 

職場の人間関係は自己肯定感が9割

次に紹介する本は自己肯定感を高めるスペシャリストである工藤紀子さんの「職場の人間関係は自己肯定感が9割」です。

 

自信にはいくつか種類がありますが、大きく分けて2つの自信があります。

1つが土台になる自信で、2つ目が結果や成果、他者評価でつくられる自信です。

 

このようなピラミッドをイメージしてください。

 

この2つの自信をバランスよく高めていく必要があるわけです。

 

他者評価、結果、成果の自信は外的要因で、その自信はなくなるリスクがあります。

 

外的要因だけで自信をつくることは「自分自身への条件付き愛」とも言えます。

「◯◯ができる自分には価値があるけれど、ありのままの自分には価値がない」という考え方になってしまいます。

 

だからこそ、先に土台となる自信をつくることが大切です。

 

この本では土台となる自信を「絶対的自己肯定感」と呼んでいます。

この自信は「ありのままの自分を愛することができる自信」や「自己評価でつくられる自信」です。

 

もう1つの自信をこの本では「社会的自己肯定感」と呼んでいます。

他者評価、結果、成果、実績などが社会的自己肯定感に入ります。

 

この本の社会的自己肯定感は外的要因です。

 

この本では自己肯定感を高める5つのステップを解説しています。

  • Step1ありのままの自分を認める
  • Step2ありのままの自分を受け入れる
  • Step3ありのままの自分を大切にする
  • Step4自分の価値を感じる
  • Step5自分を信頼する

 

Step1~3をくり返すと自分に価値を感じることができて、絶対的自己肯定感の土台がつくられるという解説がありました。

 

この本を読むことで、自己肯定感が上がるイメージが持てると思います。

「この5つのステップで自分が成長できそう」というイメージです。

 

また、この記事では「ありのままの自分であってはいけない」というリミティング・ビリーフの話をしました。

 

自己肯定感を高めていくために何が必要かがわかりやすく書かれています。

 

「ありのままの自分であってはいけない」というリミティング・ビリーフを持っている人は、この本をぜひ読んでみてください。

 

そして、この本のオススメ理由はもう1つあります。

この本は職場の人間関係をタイプ別で対処法を解説しています。

 

  • グチや不平不満をまき散らす人
  • 押しが強く主張が強い人
  • 人の陰口を平気で言う人etc

こういう人が職場にいたら自己肯定感を下げる可能性があるわけです。

 

そういう人にどう対処したらいいかも書いてあります。

 

 

自己肯定感を高めるポイント&まとめ

◆自信の柱を複数持つ

 

◆自分のポジティブな感情に注目する

 

◆ポジティブなことを感じられるようになったら、好きなものをリストアップする

 

◆好きなものの中から上達したいものを見つける

 

◆上達したいものを見つけたら継続する

 

◆取り組んでいることのプロセスを評価する

 

◆「どんな工夫をするか?」を深く考える

 

◆足し算していくイメージを持ち、減点方式ではなく加点方式で考える

 

◆リフレーミングでネガティブな側面だけでなく、ポジティブな側面を見る

 

◆自分をほめる視点を持つことによって、自分をほめるポイントを見つけることができる

 

◆評価、結果、成果の自信だけでなく、土台となる自己肯定感を先につくる

 

◆土台となる自己肯定感と評価、結果、成果の自信の2つをバランスよく高めていく